2018年2月23日金曜日

自分のアイデアで!!

先日、幼稚園最後の展覧会がありました。
年長さん恒例の"カルタ"がとっても楽しみな私。
ひらがな1文字をくじ引きして、担当になったひらがなを頭に使って読み札を作り、その文章にちなんだ絵を描くというもの。

ここの幼稚園はひらがなや算数などの学習は一切しないので、ひらがなは形として書けてればOK、そんなことよりもどんなアイデアが浮かぶかが、うでの見せどころ★
さてさて、Goedはどんな作品を作るのかワクワク。
聞いても内緒だといい、教えてくれなかったからね。

Goedが担当したひらがなは「む」だった。
読み札は「むしかごに むしが いなくなった」。
ふむふむ、さほど虫に興味はなくても、「む=むし」、「むしがいた」じゃなくて「いなくなった」だなんて、なかなかおもしろいではないか!!





帰り道、どうしてあの文章が浮かんだのかを聞いたらば、なんと、なんと…。
「Kちゃんが考えてくれた」
悪びれることない返答がやってきた。
耳を疑ったわ。
信じたくなかったわ。

言ってやったね、あたしゃ。
「絵なんてどうでもいいんだよ、与えられたひらがなでどんな文章を考えるのかが面白味なんじゃん、そこ、お友達のアイデア使っちゃうわけ? なんで聞いちゃったの? 自分で考えなくちゃ意味ないじゃんっ!!!」

わかってますよ、もちろんお友達は悪気はなかったし悪くもない。
きっと風人がアイデア浮かばず時間掛かって困ってたから、アイデアを出してくれたんだと思う。
それをすんなりと、まんまもらっちゃうGoedが悪い!!

翌日もそんな小言を繰り返してしまった。

するとGoed、私が見てないところで一枚の絵を描き始めたのであった。
出来上がった作品が、コチラ。

「むりだ てしとが」

「む」から始まる文章は、テストなんかやったことないのに小学生になることを意識してか、本当は「むりだ テストが」と書きたかったんでしょう「むりだ てしとが」。
左手に全部バッテン喰らったテストを持った、小学校の黄色の帽子をかぶった女の子が泣いている絵。

色鉛筆で描いたからわかりにくいけど、このリベンジ、嬉しかったよ。
自分のアイデアを信じて、自分のアイデアを楽しめる男になってほしいだ。
この絵は永久保存版にしよっと。

ちなみにですね。
一昨年の展覧会のアルバムを見ていたら、年長さんのカルタ絵がたくさん出てきた。
Goedが年少さんの時の作品展でインパクトが強かったんだなぁ、私。

なまくりーむなめた    

ちんぱんじーがころんででた

へぇいとらーめんやさんいつもいう

ややこしいやまのむこうはこびとたちがすんでいる

おおふなえきだけかいそうれっしゃがおおい


2018年2月8日木曜日

近くのスーパーの改装閉店に寄せて

イオンに変わっても、私の中ではずっとダイエーでした。
ダイエーさん、1月31日21時にに閉店しました。

来年の秋に生まれ変わってオープンするとはいえ、ボロいだなんだって言っていたとはいえ、やっぱり行き慣れたそのお店がなくなるのは、やっぱり寂しかったみたい。
「みたい」、ってのは、1月31日の夜、フードコートのうどん屋さんの前を通りかかるまではそんな気持ち、微塵もなかったから。

うどん屋さん。
はすい亭っていうのかな、私達(多分私だけじゃないから)の中ではうどん屋さんの名前は意識してなかった、ごめんなさい。

Goedが離乳食が食べれるようになって、友達と外食すると言えばうどん屋さんが多かったので、はすい亭さんにも大変お世話になったのでした。
ぶっかけうどんに牛飯というセットでよく注文したものです。

ふいに、はすい亭のいつものおじさんに挨拶したくなり、Satocchiからの後押しもあり、営業を既に終えていたはすい亭さんに声をかけた。
「あの、いつもいらっしゃる方、いらっしゃいますか?」
「店長、店長、お客さんで~す」
だよね、店長さんだったんだよね、何も知らずいつも元気一杯うどんを作ってもらってました。

「店長さんにしたら大勢のお客さんの中のひとりではありますが、私、子供が離乳食を食べれるようになって外食と言えばこちらによくお世話になって。今までありがとうございました」

言えた、なんかドッと気持ちが溢れ、言いながら泣きそうになっちゃって。

「こうやって挨拶していってくれるお客さんが結構いるんですよ、わざわざ言いに来てくれてありがとう!!」
そう言ってGoedにうまい棒をくれた。

店長さんも店長冥利に尽きるのかもしれないね。
どうやらはすい亭さんはチェーン店ではなかったようで、今後は職探しだって言ってた。
がんばってくださいね、できればまた私にしてくれたように、お客さんに粋にお料理を提供できる仕事に就いて下さったらなと思ってやみません。
生意気なコト言ってごめんなさい。
店長さん、はすい亭さん、そして46年間営業したダイエーさん、お疲れ様でした。

また来年の秋に。

目指せ上田城、善光寺、バットを取りに★★★

長野旅行3日目にしてメインイベントのある11月25日。
Goedにとっては本日いよいよ、アメリカからやって来たバットにご対面。
毎日のように、バットはまだかバットは今どこだと気にしていたからね、それはそれは嬉しい日なんです。
私とSatocchiにしたら、従弟夫婦に会えることが嬉しいんだけどね。

まずは、長野市と言えばの“善光寺”を参拝しなくちゃね。
今となってはお騒がせの善光寺(貫主が何かやらかしたみたい)、善光寺自体には罪はないからね。
それにお戒壇巡り、しなくっちゃ。

Goed、初お戒壇巡り。
真っ暗闇の中の地下回廊45mを壁伝いに、壁だけを頼りに進んでいくのだ。
最後に光が見えてホッとする時の感動と言ったら!!
ところがGoed、途中で遭難の事態に…。
「壁から手を離しちゃだめよ」
「あ、akkoさんっ、akkoさーんっ、どこーっ!!」
「えっ、は、離れちゃったの?? お母さんの声のする方に戻っておいでっ!!」
ちょっぴり焦りました、が、手を掴めた時、嬉しかったよ、確保ーっって感じ。

参道にもお目当て、あります。
七味唐辛子のお店、"八幡屋礒五郎"。
参道から1本道をずらして鯛焼きのお店、"藤田九衛門商店"。


唐辛子のお店は、いろんな缶、いろんなテイストがあって楽しかったし、鯛焼き屋さんは、私のツボに来る包装紙デザインが洒落てて、小ぶりの鯛焼きも許せてしまう。


さぁ、KazとKeiと待ち合わせの時間が近づいてきました。
ここからワイナリーレストラン・サンクゼールに向かいます。

KazとKeiが恋人同士の頃によくディナーをしたというレストラン。
Keiの実家の飯綱町にあるレストラン。
小高い丘にあるレストラン。

おかえり、KazとKei。
7年ものアメリカ駐在お疲れ様ね。
いい事も、もちろん嫌なこともあった7年だったと思う。
でも、もう全てが愛おしい想い出に変わるね。

スタッフのおねえさんがとても元気が良くて、私達の会話に花を添えてくれました。

食事の後、車で10分程のKeiの実家に寄らせて頂きました。
10年ぶりの御無沙汰をしてしまいましたが、旦那と息子を紹介できてよかった。

飯綱の人はりんごへの愛情が深いのか、お父さんもお母さんもKazもKeiも、みんなりんごの美味しさについて語る語る。
そう、ここに来るまでどこもかしこも、りんご、りんご、りんご、だった。
思えば青森もそうだったね。
思えばシアトルのウェナチーバレーもそうだったね。

実家の駐車場にて、バットの授与式。
この日を待ちわびてたGoedの嬉しそうなこと!!
今まで、従兄にもらったバット、チームの仲間から借りたバットだったのが、自分のバットってなるのも嬉しいみたい。

ありがとうね、Kaz&Kei、船便に積んでくれて。

たっぷりとKazとKeiに遊んでもらっていよいよお別れ。
Kaz、次の日筋肉痛にならなかったかな(笑)。


お父さんお母さん、りんごをたくさんありがとうございました。
当分りんごを買わないですみました!!
しかも帰りに、小布施の道の駅であまりの豪快なりんごの売り出し方に、調子に乗って買い足してしまったし…。

この日は丁度、畑で採れた野沢菜に塩を振った日でしたね。
向こうに見えるのは、昨日訪れた戸隠を含む北信五岳の峰々。
素敵な場所、素敵な暮らし。
でも冬は雪が多く、最高気温が氷点下の日が続くようで、決して楽ではない暮らし。
だから、冬を乗り越え春を待ち侘びる芯の強さが育つのかな。
りんごのように、野沢菜のように。

長野のお土産はローカールスーパーのツルヤさんでバッチリ決まりました。
オリジナル商品も多く、デザインも素敵で、
信州行くならツ・ル・ヤ♪って歌を口ずさんでしまいそうです。

お・し・ま・い♪