夏休みの旅行、1泊で宿場町旅行なんてプラン案も出ていたけれど、まとまったお盆休みが取れたからと、随分と思い切ったことをSatocchiが急に言い出してきた。
鹿児島の叔母に電話すると即、快い返答、「来なさい、泊まりなさい、BBQしよー!!」
我が家の車、軽自動車でございますが。
鹿児島、距離にして片道1500kmでございますが。
行っちゃいます。
8月12日、朝6時45分、車へ荷物を積み終えて、いよいよ出発。節約のため、行けるところまでは下道で行こうと走っていると、気付いたらあらあら、豊川、愛知県。
5日間の旅になるので冷蔵庫の中を空っぽにすべく、最後に残った焼きそばと卵はお弁当に。
Goedはどこを走っていても、ローソンスタンプラリーを忘れはしない。
SAにローソンがあるかもしれないってことも知っている。美合PA下り店、速攻発見してました。
Satocchiと運転を交代しながら走る。
標識に、非日常的な町の名前が出てくるのが楽しい。Goedは、食べるか寝るかしゃべるか、ウルトラマンのソフビで遊ぶか絵を描くか、退屈はしないみたい。
関西を抜け、岡山→広島→山口、いよいよ本州とおさらば、関門海峡を渡ります。
初めて渡る関門橋、壇ノ浦PAに寄って感慨にふけるのは、あたしだけ?!
さぁ、九州へ渡るぞと、その関門橋の夜景を独り見る。
へっ?! 橋、短かっ?! 門司はすぐそこ、全長1068mだって?!
九州をぐんぐん南下、いよいよ目的地に到着、6時半。
目的地とは、早朝入れる鹿児島市内の銭湯、"一本桜温泉センター"。
ここで夜通し車の中にいた疲れと、汚れを落とします。
さっぱりしたところで、朝マック。
そして、従兄のうち、叔母のうちとハシゴして、親戚達と再会。歓迎してくれて感謝です。
Goedが、思いの外時間をかけずにみんなと仲良くなってゆく姿が頼もしい。
ここ鹿児島市は薩摩半島であり、本日の宿泊地である私の叔母のうちは肝付町という大隅半島に、ある。
フェリーを使って向かいましょう。子供の頃に母が、フェリーに乗ったらうどんを食べるものよと言った。
だからGoedが食べたいと言ったのは、正解。
鹿児島のガイドブックにはほとんど観光地が載らない大隅半島だけど、私には宝の宝庫。
今回の旅で、どんな発見があるかな。
叔父は町長をしているのでとても忙しいし、叔母も、叔父と同じかそれ以上に縁の下の力持ちとして忙しい、にも関わらず、大歓迎してくれてとっても有り難いです。叔父と叔母の結婚式に参列したのは私が小学2年生だったかな。
ピアノを弾いたのよね。
叔母が準備してくれたBBQ。規模がデカい?!
そして、鶏さしの旨さったら!!
そしてそして、ビールの後の芋焼酎!!従弟親子も合流してくれて、夜は更けてゆく。
サッカー少年の中学生と、早く鹿児島を出たいというお洒落な小学女子。
とにかく明るいYちゃんと、芋焼酎と鶏さしをこよなく愛する従弟のK。楽しい夜をありがとうね。
Goedの夜は終わらない、おばちゃんを巻き込んでジェンガ大会が終わらない…。
