旅先では、職人だなぁって思える人々にも出会います。
自分は職人ではないので、自分の腕で人を幸せにできもせず貢献もできず、ただただ羨ましく思うばっかり・・・。
ならば、その職人さん達の編み出すものに幸せを感じ貢献してもらう側に徹しちゃうとするか。
だって、職人さん達は、相手がなくては銭コを得ることはできないんだ。
って、開き直ってもいいでしょうか。
■風花(塩山 藤木)
甲府盆地を見下ろせる小高い場所に鎮座する、
ログハウスの生パスタ屋さん。
隠れ家的な立地が嬉しいじゃないですか♪
私の食べたミートソースはとーっても美味しかった。
ブラックペッパーがいい塩梅に利いていたのもよかったんだな。
オーナーさんは、叔父と同じ、この地域の歴史探究や活性化研究をする松里研究会の会員だというし、風花の真ん前には、三富村と塩山駅をトロッコが走っていた三塩軌道、この跡があるんですよね~。 もしかして近い将来、フットパスのルートになるのかなぁ♪
話が逸れましたが、オーナーさんの料理の腕、立派なログハウスと素敵な立地のチョイス。
職人さんであります。
■三養醸造(牧丘 窪平)
花かげの湯の近く、なんだか気になる酒屋さんを発見。
しょっちゅう通ってた道なんだけど、
今回は何かに気づいてしまった。
そしてここのご主人とゆっくりお話しすることができた。
「どうやって死にたいかと言えば、ワインを作って死にたいなって
思うんです」
若いのに、今やりたいことと将来のやりたいことをきちんと考えていらっ
しゃる。どうやって生きたいか、と考えるよりも、逆算したその言い方は、
何か説得力がある。
飾り気なくワイン造りのスタンスを語ってくれて誠実な素直な方だなと思って話を聞いていたけど、もらった名刺は、コレコレ。
いやー、いいねぇ、やまだもん。
次回はティスティングや工場見学させてもらいまーす。
楽しい職人魂感じました。
■養老酒造(山梨市)
ちょうど蔵開きだった。
元々この酒蔵の古民家カフェの"櫂"、大好きな場所。
たったの500円で蔵見学とお土産ボトルまでもらえちゃう。
その話、乗った!!
いつものカフェは、待合室兼酒盛り場。
ここで順番を待つ。
いよいよ私達の番。
蔵ではご主人が、これまた飾ることなく、でも、熱く熱く酒造りの情熱、自分の蔵への愛情、日本酒とは、語ってくれる。
搾ったばかりの酒を、セルフで飲ませてくれつつ。
こんなに日本酒と蔵を愛している人が作る酒が、叔父の家のそばにあること、自分の中で誇れちゃうな。
経験と天性の勘がないと、その道の職人さんにはなれないことはわかっているからこそ、自分はこの先職人さんになれるか、そもそもなりたいか、なりたいならその度胸はあるのか、自分に聞いてみたくなりました。自称でもいいでよぉ。
「よぉ、akko?」
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