いつも眺めてばかりだった川向う。
川向こうにはきれいめのマンションがあったり公園があったり。
公園は保育園児達が遊んでいたり、春はお花見夏は花火やBBQの絶好の場。
近くて遠かったその場所へ。
行ってみよう!!
あっちからこっちを眺めてみよう。
まずはドア前でベビーカーをセットしGoedの乗車完了。
くまちゃん親子達、留守番よろしくね。
まずはすぐ脇の土手に上がる。
ここは桜並木で春はとてもきれい。
車は通らないからうれしいんだけど、
でも人と自転車が同じところを行くのって、
速度が違いすぎてやっぱり心落ち着かない。
オランダの、車・自転車・人がそれぞれ道が違うシステムは
とってもとっても心地良い環境だったね。
我が家から徒歩5分のダイエーくん。
Goedもちっちゃいし、一番の私の遠足先。
そして我が家の一番の冷蔵庫。
なんてことはない工場の屋根に風見鶏がいる。
この遊び心、すてきです。
いつもこれ見て、ちょっぴりうれしくなります。
橋を渡ります。
川を覗きこむと、
実は亀がいたり金や赤の鯉がいたり不自然な処ありだし、
決してきれいな川ではないんだけど、
鷺や他の鳥達(詳しくないので名前はわかりません…)がいたり、
川は川です、ありがたい。
やってきました、川向こうの未知の場所。
ここがうちからいつも見ていた未踏の地。
こうして"知らない"が"知ってる"に変わっていくのは喜ばしきコト。
遊具もなくただただ川沿いに作られた原っぱ。
たまにはこういうところでゴザひいてお弁当でもいいかもね。
東海道五十三次に登場する戸塚宿の吉田大橋。
ちょっと雑学…。
戸塚宿は日本橋から10里半(42km)で、日本橋と小田原宿のほぼ中間にあるそうだ。
日本橋を早朝出立すると、最初に泊まる所がこの戸塚宿であり、
当時の行程は一日10里(40km)が普通であったというから、
あの弥次さん喜多さんもここで最初の宿をとったというのもうなづける。
相模の国の最初の宿である戸塚宿は、東海道の客だけでなく、
大山や鎌倉方面の参詣客でも賑わっていた。
本陣2、脇本陣3、旅籠75もある大きな宿場だったんだって。
安藤広重さんにパパラッチされた○○さん。
行商?女一人旅?ただの近所の人?それとも鎌倉や大山詣での途中?
ここは鎌倉道と八王子道とも交わる交通の要衝でもあったという。
八王子かぁ。
私の故郷。
戸塚に住んでいるのも何か縁を感じるってもんだ。
確かに絵の中の灯篭脇の石柱に「左り かまくら道」と彫られてある。
この道標は、今でも近くの妙秀寺の保存されているんだって。
今度見に行ってみよ。
「こめや」の看板が目立つ茶屋は、米で作った餅菓子で有名な店。
軒下の木札には伊勢参りをする一団の名が記されている。
そうだったんだぁ。
他にも東海道五十三次の戸塚宿に関する絵が橋にかかっていて雰囲気出てます。
うんと長くなったけどこれにておしまい。
散歩はまだ続くんだけど。
頭に新しい知識が入ってきて古い知識がこぼれ落ちないように。
10月も終わりのあったかい秋の一日でした。
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