戸塚からだと乗り換えが大変な気がして、存在は知ってはいたけどスルーしてた。
が、yseの一声で、仲間が動く。
いやいや、行けるもんだね。
特に我が家はベビーカーの時代は終わったしね。
新宿での丸ノ内線乗り換えがJRから離れていたり、ベビーカーだとエレベーターがなくて厄介ではあるけれど。
四谷3丁目駅からは徒歩5分ほど。
2007年に閉校となった"新宿区立四谷第四小学校"をそのまま受け継いでいるのだね。
おもちゃの美術館だもん、入ってすぐに、「あっ、ここ小学校?!」ってわかる佇まい、すごくシックリ来た。
子供達はすぐに各々、興味あるものへと導かれる。
目移りも早いです、仲間が遊んでいるおもちゃにも、すぐに吸い寄せられる。
ボーネルンドにありそうなおもちゃから、日本的な玩具まで、様々なおもちゃに、触れる、遊ぶ。
学芸員の方々に、未知のおもちゃの遊び方を伝授してもらうことも多々あり、子供達の興味は広がってゆく。
ピョンピョン蛙をバケツにジャンプさせたり。
動物の絵の神経衰弱なんかも、盛り上がったよ。
一歳のY5も、身を乗り出し、駆けずり回って、夢中になってる。
大人のyseがえらく喰い付いているのが、独楽回し。
コツを掴み、童心に戻っております。
学芸員の方々も、優しく指導してくれるの。
私も、なんとかはるか彼方の昔を思い出し、巻き付けと投げ方、掴んできました。
掴み切れない方がひとり…。
自分で巻くよ。
自分で投げても一緒に投げても、上手く独楽が回りません。
悔しいよね。!
何度も何度もトライするけど、できないんだもん。
みんな他の遊び場にどんどん移動してゆく。
Goedは、諦めたくないのと、悔しさと、歯痒さで、最後は大泣き。
数人の学芸員さん達が、代わる代わる慰めてくれたり、気を紛らわそうとしてくれたりしても、どなたにも笑顔を見せれず、地団太を踏み大きな声で喚きます。
この根性と負けん気と表裏一体の癇癪、時に人に迷惑を掛けるのがよくないのであって、迷惑さえかけなければ、大事にしたいとも思えるんだけどねぇ。
まだまだ気持ちが自分に負けてるよ、Goedくん。
いや、それを言うなら、私の方こそ、自分の気持ちに負けてるよね。
もっとGoedの癇癪を上手にやりくりしてあげないといけないんだよね。
なんとかその場を離れ、次のお部屋に行って、Goedの好きそうなおもちゃで気分を直そうとするのだけど、機嫌が戻ってきたのは、一つ下の階に下りてからのことでした。
そこは元音楽室で、走り回れるし、秘密小屋のようなものが気分を集中させるみたい。
木のぬくもりにも癒されたんじゃないかな。
そして、仲間にもね。
最後はミュージアムショップを見て、おもちゃ美術館を後にした。
ショップで一番目に焼き付いたのは、しろくまの後ろに鎮座する鳥彦。
沖縄の豊永盛人さんが作る琉球張り子。
今度お会いしたら、我が家にお連れしたいな。
この後は、新宿御苑へレッツゴー。
子供が多いと、レストランなどでは、「静かにしなさい、座りなさい」を連発する、コワコワ母ちゃんにならなくちゃいけないから、天気さえよければ、公園でごはん食べよってプランだった。
しかーし。
なんとも美味しそうな看板に魅かれ、立ち止まっていると、「お子さん連れでも大丈夫ですよ~」とお店の中から声がかかった。
「そ~ですか~」
これも何かのご縁だと、みんなでぞろぞろ入店。
ダッチペイビーのお店で、"四八珈琲"。
キッズメニューもあって、子供に優しいお店だった。
ところで、ダッチベイビーって、ドイツ風パンケーキのことなのね。
オランダのパンケーキと同じように薄いけど、膨らんだ感じが特徴的。
コーヒーカップがイッタラのタイカシリーズだったのも、よかったですな。
新宿御苑は、もうすぐそこだ。
私の前を歩いているeさんやyさんが、「昔、よくデートに来た~」って言い合ってる~。
何人前の彼氏となんだかね…。
私は新宿御苑は初めて。
まさに、都会のオアシス、だね。
いろんな種類の桜が植わっていて、まだまだ堅い蕾もあれば、もう満開の桜もあって、私達は、満開の桜の下の芝生に、シートを広げたよ。
新宿御苑、広いのなんのって。
私達、大木戸門から新宿門に抜けるようにして楽しんだだけ。
まだまだこの広大な敷地には、見所がたくさん。
写真を撮ろうとしても、こんなにちっちゃくなっちゃうよ。
Goed撮影の集合写真も、遠近感わからずこのザマよ。
途中でyseに留守番を頼んでジュースとお菓子を買いに行ったらば事件が2つ発生、yseから報告が?!
其の一、カラスがAicoのシートの上にウ●チした
其の二、そのカラスが、私がyseからもらった熱川土産をくわえて飛んでった
トンビとカラスには勝てません…。
そんな悲しみとは裏腹に、子供達は、大地と仲間と戯れる、遊べやあそべ!!
いい光景ですな。
これだけ広ければ、大声OK、走り回るのOK、親の方も、安心して話に花を咲かせることができるのだ。
somaからもらった輪っかひとつが、唯一の遊び道具。
子供はそれで、楽しやタノシ!!
みんなでお菓子、おいしいね。
耳を澄ますと、閉園のアナウンス。
さぁ、帰りますか。
ラッシュにぶつかるのも嫌ですし、丁度良いお開きタイム。
戸塚チームは新宿から座れてね、座ってすぐに、夢の世界。
戸塚までゆっくりおやすみ。
どんな想い出できたかな。
幼稚園始まったら、いつでも一緒に遊べるわけじゃ、ないのよね…。
emnkが言ってた。
この芝生もいいけれど、緑の絨毯はもっといいよって。
みんなでまた来ようね。