この日にバシッと晴れた記憶、ないような気がします、七夕の雨降り、慣れたもんです。
でもね、今年は…。
昼間はどんだけ降っても構いません、どうか夜だけは、雨があがってほしいのです、どうかどうか!!
だってさ。
この日の夕方は、入谷の朝顔市に行くんだもんね。
願いは叶ったり。
あんなに降っていたから長靴と傘で出掛けたけれど、鶯谷に着いてからは、二度と傘をさすことはなかったね。
うれしいじゃぁ、ありませんか。
Satocchiの会社帰りに鶯谷で待ち合わせして、目指すは入谷の朝顔市。
種から育てるのも楽しいけど、こんな風流な祭で朝顔を買っちゃうのもいいんじゃないかと。
種蒔きなんかすることもなく、怠けた結果を、帳尻合わせる私です。
入谷の朝顔市は、毎年7月の6日、7日、8日の3日間と決まってる。
入谷鬼子母神を中心として言問通りに120軒の朝顔業者と100軒の露店(縁日)が並び、毎年40万人の人出で賑わう、という。
江戸末期から賑わった朝顔市は大正初期に廃止となるが、戦後昭和22年に復活。
朝は5時から夜は23時まで。
なんてったって朝顔ですからね、開花は朝でその後はしぼんでしまうのよ。
行くなら朝が、きれいだし涼しいのはわかっちゃいるが、都合がつかんね。
開花していれば、一目瞭然で好みの鉢植えを選べるし。
それでもこんなに立派に咲いているお花がありました。
なんてったって、こちらの白いの、夕顔と申します、夕方に咲くのでございます。
それでもテクニックがあるのでしょうか。
きれいに咲いている朝顔もチラホラリ。
この日のために予習をしましたからね、気になっていた朝顔はチェック。
←オーシャンブルー
海老茶色の団十郎→
それから予習して気になっていたのは青い朝顔のミックスね。
←これです、コレ。
咲いてる鉢はないので、パウチされた参考写真を見せてくれる。
全部の朝顔店を廻り、このお店のこの鉢に決めました!!
お姉さんに、蕾がたくさん付いているのを選んでもらっているところ。
こちらのお店は35番。
毎年同じ番号なんですって。
組合長のお店とのこと。
色々説明してくれたお姉さんと、我が家の仲間になってくれた朝顔の鉢と一緒に、パチリ。
また来年来るなら、番号覚えておきますね。
朝顔は、こんな所にもありますよ。
恐れ入谷の鬼子母神。
朝顔のお守りと、朝顔お守りの髪留め。
購入の際に、火打石を打ってくれる。
折角買ってもらったのだからすぐに髪に留めたし、翌日からも1週間は髪に挿した。
でもね、なんだか、おどろおどろしいのよね…。
私からは見えないから知らんふりして挿してたけど。
本日の我が家の夕飯は、朝顔市の縁日。
酒も飲めるし祭り気分も味わえるし、最高。
最近の縁日は、ありきたりじゃないから楽しいね。
Satocchiチョイス、よかったよ。
ただの焼きそばではない焼きそばと、餃子のような餃子でないシャーピンと、おっきな豚串。
それから、コンビニで買ってきてくれたのがアメリカンドッグ。
アメリカンドッグ好きなものでして、私が。
夕方から言問通りを閉鎖するわけですからね、DJポリスも出動するわけですな。
DJポリスの背後には、ガスっているけどスカイツリーがそびえ立つ。
この景色を最後に、朝顔市におわかれ。
葉っぱの斑(ふ)が、きれいなのだよ。
明日開きそうな蕾が付いている鉢を選んでもらったので、明日の朝が楽しみだ。
翌朝です。
いろんな朝顔が咲きました。
まだ我が家に来たばかりで本調子ではなさそうだ。
それでも目を楽しませてくれました。
これが数日経つと、また色合いが違ってくるから摩訶不思議。
実は前もって、Goedに朝顔の絵本を図書館で借りておいた。
朝顔に興味がワクワク湧きますように。
母の思惑通りにはならず、絵本で学んだ朝顔の成長とベランダの朝顔はリンクしないようです、彼にとっては。
芽が出てお空にぐんぐん伸びて行く様には心を掴まれたようだけど、あとのページは、ふーんって感じ。
それでも自分の朝顔は、毎日、花が咲いただしぼんだの、それから夕焼けが何色だの何色に変わったの、雲の形が何に見えるだの、風が気持ちいいだの、彼の特等席の窓側の座布団に座って、私に逐一報告をしてくれる。
そんなことが、うれしいです。
朝顔買ってよかったなって思うのです。
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