2016年2月4日木曜日

なごやか名古屋旅行初日 はじまりはじまり

(2月に入ってようやくUP、2016年初投稿。去年の下書きそのまんまでUPしまーす。)

Satocchiの大学の部活の同窓会に便乗して、今年もまたまた名古屋へ行って参りました。
12月19日から2泊。

6時前の東海道線で小田原へ。
いざ、新幹線ひかりで名古屋へ。
席に落ち着くと、早速Satocchiが握ってくれた鮭のおにぎりで軽く朝ごはん、軽くね。





軽くするのは、名古屋でモーニングをおいしく食べるため。

今回のモーニングは、"ハセ珈琲店"。
女の子のトレードマーク、もしかしたら奥様かなってSatocchiと話してたんだけど、真相はいかに?!

あんこたっぷり、ゆで卵がやたらと旨い、バナナ入りのヨーグルトがうれしい。
Goedはバナナシェイク。


朝ごはんの後は、あおなみ線に乗って、"リニア鉄道博物館"。







二年前の名古屋は年末過ぎて、年内営業終了していた。
今回はバッチリOPEN。
リベンジを果たして参りました。




館内はクリスマスムード。
青い海を見ながらのあおなみ線、青いラインがかっこいいリニアのある鉄道館には青のクリスマスツリー。
青尽くし。




入口からして、ロマンをかきたてられる。
鉄道の歴史は社会を変え、人々の人生を変えたのだよと、壁のアートがメッセージを伝えてくる。

車両の形は蒸気機関車から今やリニアへと姿を変えた。

移動や運搬方法は、陸海空を様々な形で、人力から超電導までへと文明を発展させたんだなぁ。



トイレだってテンション盛り上げる。
まるで特急電車のようですわ。





昔の電車はかわいいです。
姿がまるっこかったり、ボディカラーがシックだったり、車内インテリアが木製だったり、レトロでノスタルジック。

灰皿なんて、確かにあったね。
車内が禁煙じゃなかった時代、私、知ってる…。


東京-新大阪間を3~4時間の乗車時間で運行していた当時の新幹線には食堂車が付いていたそうだ。
食堂車両は2000年に、惜しまれながら姿を消した。

でもね、今は、カシオペアやななつ星in九州なんて、ゴージャスな食堂車が人気だったりするから、やっぱり日本人、食堂車に引き寄せられる傾向にあるのかしらん。

そして東海道、やっぱりイメージカラーはこれよね。
Goedもちっちゃい頃からこのサウンドトレインに本当にお世話になったもんね、思い入れ、あります。



ジャーン、圧巻の1階車両展示フロア。
もっと奥があるけどカメラに入り切れない。
 
ジャジャーン。
0系、100系、300系、700系、リニアのラインナップ。



















ジャジャーン。
700系新幹線の運転台で記念撮影パシャ。
0系新幹線のまるい鼻先で記念撮影パシャ。

日本最大級のジオラマは、JR東海の全景。
ここに載せた写真達のご紹介。

新橋のSL広場の空を飛ぶサンタ、箱根駅伝と新幹線、名古屋ロックフェスティバル、長良川の鵜飼い、甲子園球場、京都大文字焼き。





そして所々に遊び心がちりばめられてる。
そんな所が、大好きです。

あやうくジオラマ公式ガイド、買っちゃうところでした。
だって、知りたいじゃん、このジオラマに隠されている秘密。

赤ずきんちゃんだけじゃないんですよ。
三保の松原には天女がいるし、海中には乙姫様と竜宮城もあった、なぜか三匹のこぶたも家作りしてるし、どこかでね。


映像シアターでは、新幹線の開発に関するドキュメンタリーを観たよ。
親子三代に渡って新幹線開発技術者である、島隆さんのインタビューが気になる。
最近下町ロケットにはまっている私は、"技術者"って言葉にも敏感気味。
こういう技術者と呼ばれる人達はどんな本をよんでいるのだろうかと、本棚を見てた。

目を疑った。

"Maurice Sendak Outside Over There"
(モーリス・センダック:まどのそとのそのまたむこう)

"Maurice Sendak Where the Wild Things Are"
(モーリス・センダック:かいじゅうたちのいるところ)

"Jane Randall When Toys Could Talk"
 (和訳出版はないけど、英語の古い絵本)

絵本が多い…。
技術者っていうイメージに程遠い。
でも、それが人間なのかな。
私もモーリス・センダック、読まなくちゃ。
バルブシステムやコアハート以上の開発ができるかもしれないぞ。
今、ひとつの疑問が…。
この書斎は、島隆さんの書斎という認識で、いいんですよ、ねぇ。

歴史展示室では、"東海道線の誕生"と題した展示がされていた。

「江戸時代の東海道の旅は、徒歩で、ときには馬、カゴ、船に乗り、宮(熱田)から江戸へは8.9日、京・大阪へは5.6日かかった。明治になって蒸気船が登場すると、順調なら横浜~四日市間は1日、横浜~神戸間は2日の航海であった。その後、東海道鉄道が全通したとき、名古屋から東京(新橋)へは、約12時間半、大阪へは7時間半の旅となり、船に乗る人は激変した。」

展示室は、そんな説明でスタートだ。


リニア鉄道館で、Goedが一番楽しみにしていたのが、100円でできる"在来線シミュレーター"。

抽選で、車掌もできれば、新幹線シミュレーションもできるんだけど、我が家、ハズしてしもうたため、在来線の運転のみ。

でも、それで満足です。

211系の電車を指示書を、見ながら運転だ。
「見習い編」「練習編」「達人編」と3コースあるので、Goedは見習い編をやってみよう。
時間帯や天気も選べちゃう。

出発して加速、トンネルをくぐったりしているうちに、次の駅が近づく。
減速してブレーキをかけて、停止線でストップさせないと、やり直し、そしてまた出発。


すっごく真剣に取り組むGoed、これから電車に乗る時は、運転手さんの運転技術をリスペクトだね。

もちろん両親だって、やっちゃうよ。

みんな悔しい思いをしながら終了。




しかしここでSatocchiのお情けが。

一番名残惜しんでいるGoedにワンモアチャンスのプレゼント!!

よかったね、Goed。



最後は、"超電導リニアシアター"だ。
実物大の客室で時速500kmの世界を類似体験。

一番前を陣取って発車。
いやー、あまりにもスムーズで、500kmがなんなのかわかりませんでした。

ただ、新幹線のスピードまで減速した時に「ノロイ」と思ったことが、超電導リニアを体験したということになったのかな。


気が付けば15時、お腹もすくわけだ。
名古屋駅へ戻って、駅で名古屋飯だ。
きしめんだ。

そしてコインロッカーで荷物を取り出し、ホテルへGo。
夕方からは親子別行動。
Satocchiは、剣道部の同窓会。
母と子は、久屋大通のクリスマスマーケット。

ではまたね。

大きなクリスマスツリー、様々なブースと色とりどりのイルミネーション、そしてみんなの顔にスマイル。

クリスマスのオブジェもあちこちにあって、かわいいの。



ステージではゴスペルが。
先日広瀬香美のコンサートに行ってハーモニーに魅了されていた私、立ち止まって聞き入ってしまった。
みんなの顔が生き生きしているのも、よかったな。







本場ドイツのアンティークメリーゴランドはとてもちっちゃいのだけど、Goedも私も終始笑顔。
Goedはもう一度乗りたがったけど、ごめん、お金勿体無さが先に立っちゃう、1回でご勘弁を。

サンタクロースもやってきた。
やっぱり欧米人扮するサンタさんはリアリティがあるな。

たった1枚のコインチョコ。
サンタさんがくれた喜びでGoedもテンション上げてくれた。
さっきまで帰りたいって言ってた子が、すっかり上機嫌。

グリューワインを飲みたい私は、Goedがご機嫌になって一安心、まだいれる!!
寒いけど、これがあれば、大丈夫なんだよね。

ほんと、寒い夜でした。
ミートソースシュペッツレは美味しかったんだけど、すぐに冷めちゃう夜でした。

名古屋のクリスマスマーケット、程良い人混みだったね。
人出が少なくてもつまらないし、多過ぎても居心地悪いし。

テーブルの見つからない東京横浜とは違う良さがある。


久屋大通を我がモノ顔で闊歩するGoedです。
こんな広い場所、テレビ塔の御膝元、ほとんど人がいないという名古屋でございます。
歌い踊りまくっちゃうよね、そりゃ、二億四千万の瞳?!

パパと別れる時に、「akkoさんはアテにならないから、Goedがちゃんと部屋の番号覚えておいてね」と言われてたGoed。
「5と0と6」って、ちゃんと覚えてた。

コンビニで甘いもの買って部屋で食べよって誘っても、「うーん、Goedはだいじょうぶ、akkoさんほしいならかっていいよ」ってなんか兄貴気取り。

Goedと旅するの、なんだか、頼もしいやら楽しいやら。




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