GWのお楽しみ、"Raiくんちに行く旅"の始まり!!
Raiくんちは秋田県は大曲。
まだRaiくんもGoedもお腹にいなかった頃、オランダで母達は大の仲良しだったんだ。
そして家族ぐるみでお付き合いをするようになって。
日本に帰ってきてからも、お互いを行き来してるんだ。
といっても、うちがお邪魔してばかりだけど。
5月1日、Goed幼稚園から帰る→母運転で江東区で仕事帰りのパパをピックアップ→そしたらひたすら行けるところまで下道を走る!!
目指すは早朝の山寺、山形県は山形市。
この日を楽しみにしていたGoedは、何週間も前から「あとなんかいねたらRaiくんち?」の質問攻撃。
あまりのしつこさと覚えの悪さにイライラしてしまい。
日めくりカレンダーを作り、自己管理させました。
いよいよ当日。
Satocchiを乗せ、浅草を抜け草加を抜け4号線を走る。
どこかでいい加減高速に乗ったり、運転を交代したり。
爆睡の私を助手席に乗せてSatocchi、がんばる、気付いたら既に、福島県の安達太良SA。
Goedは大好きなウルトラマンティガを見れて大興奮、しかもこんな真夜中、非日常的な雰囲気が興奮度UP。
運転交代、交通費節約一般道走行、コンビニでカフェイン注入をくしていたら、早朝5時には、山形県の山寺に到着。
まだまださすがに誰もいない。
それでも山門は開いていて、拝観料を入れる箱が置いてある。
ひとけのない山中を3人で、登る、1000段ちょっと。
閑けさ、感じます。
夏になったらさぞ蝉の声が賑やかだろう。
そうです、ここ山寺は、かの松尾芭蕉さんが『奥の細道』で、あの有名な俳句を詠んだ場所、1689年のこと。
"閑さや 岩にしみ入る 蝉の声"
賑やかな蝉の声は自然の一部であり、どんなにけたましくても、それさえもこの山寺の山中では、静かで必然に感じるよってことなのかな。
仁王門を抜ければ、程なく奥の院。
一番奥までやってきました。
こんな山の上に寺院を建設するために、どれだけの木材をどれだけの人達が運び上げたのか、在りし日の御苦労に感謝。
奥の院を下りて、道をそれると、山寺と言えばの風景に出会える。
行くぞ、五大堂!!
岩壁に出っ張る様にそそり立つ五大堂。
そこからの眺めは、これまた在りし日を妄想する。
里の家々のかまどや囲炉裏の、ゆらゆら浮かぶ煙…。
きっと、さほど代わり映えしていないだろうと思われるこの風景、いつまでもこのままでいてほしい。
私達家族も、こんな風に元気でモリモリ笑顔でいられますように。
帰りはサクサク山道を下る。
さよなら、ひっそり咲くお花達、無数の石仏達、さよなら、山寺、さよなら、山形の桜、山形の春。
さくらんぼの花が満開の山形から、秋田県は湯沢市をめざして、車は走る。
Goedは車中でお絵かきに没頭。
滅多に絵なんて描かない人が、珍しくクレヨンを持って来てた。
私とお花だって♪
さて、湯沢には何があるのでしょうか。
はい、答えは"稲庭うどん"。
秋田に入ったことが私にはわかります、なんででしょうか。
はい、答えは"鹿島様"。
以前、大館に遊びに行った時に、村の出入り口に鹿島様を祀って、伝染病が入ってこないように願う秋田県独特の風習があるって、Kenちゃんから聞いてたもんね。
湯沢市稲庭町にある"佐藤養助総本店"。
秋田の友達からは佐藤養助商店の稲庭うどんをよく頂くので、本当の盛り付け方、味や食べ方を、是非本場で食べてみたく思ってね。
しっかりと冷やして、ねじって盛って、つやつやな見た目を楽しめるようにするわけね。
工場見学もできて、稲庭うどんにうーんと親近感UP。
さぁ、どんどん秋田を楽しむよ。
次に目指すは横手市にある"かまくら館"。
見渡す限りのりんご畑。
アメリカでリンゴ生産量1位の町、シアトルのウェナチーを思い出させる風景。
向こうに見えるは鳥海山。
Goedが、「ふじさん?」と聞く。
鳥海山の裏は日本海だから、明日の夕方にはお山の反対側を見ることになるね。
横手と言えば、横手やきそばよね。
稲庭うどんの後の横手焼きそば計画は、私達の胃が拒否。
あぁ、なんでもっと消化が早くないんだ、胃…。
かまくら、数年前横浜に大雪が降った時に作ったね。
あちこちの公園に、ポコポコとかまくらが建設されたっけ。
あぁ、でも本場のかまくらは、こんなにも大きくてこんなにも快適な居住空間なのね。
一年中体験できるように、室内は-10℃に設定されていて、久しぶりの寒さに、こりゃたまらんっ!!。
これでも私、-15℃の町に住んでたんですけどー。
入る時には寒かろうと、ちゃんちゃんこを貸してくれるのがありがたや。
出るとメガネはこうなります。
さぁ、いよいよ大曲のRaiくんちを目指すとしよう!!
もうすぐだよ、Raiくん、待っててね。
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