2012年11月1日木曜日

国際こども絵画交流展2012

2005年、カラカルパクスタンのヌクスという町に住んでた。

その町で日本語を教えていた繋がりで、帰国後、カラカルパクスタンからの"国際こども絵画交流展"への初の出展をお手伝いをすることに。

その時の印象的だった絵がこれ。
アイヌラちゃん(Sapekeeva Aynura 当時13歳)の描いた「花嫁」。
集合写真でまんなかのピンクのタンクトップを着ている女の子。





今は何をしているのだろう、こんな素敵な絵を描く才能を持って・・・。
こんな素敵な絵を描く才能を活かすことができているかなぁ。

数年前に里帰りした時、絵画展に参加した子供達と、絵を集めてくれた"子供図書館"の館長Zulfiya-apaとパチリ。






ヌクスの家族とパチリ。







月日は流れ流れて、先日10月27日展覧会初日、久しぶりに成田山新勝寺を訪れました。
カラカルパクスタンの子供達の絵を見るために。
今年は家族で!!

       



今年のテーマは"祭"とのこと。

カラカルパクスタンからの出展は8点。
New year、Universal children's day、Cristmasなど。

カラカルパクスタンの子供達らしいタッチがほほえましい。
紙全体に色を使わないしとやかさというか遠慮がちなところも。


うち1点がフレンドシップ賞という賞を受賞。
9歳のAzizくんが描いた"Navruz"(春祭)。
民族衣装に身を包んだ少女が、ユルタのある春の草原で踊っています!!






展覧会を通してちょっと残念に思ったこと。
・ウズベキスタンからの応募が少なかったこと
・全体的に絵画展への出展作品が減っていたこと

カラカルパクスタンを有するウズベキスタン、他の町からの出展がなかったのは残念。
タシケントやサマルカンド、どうした??

そしてスタッフの方に話を伺ってみたら、以前は1000点を超す出展を、今年は600点ほどにしようと見直しをされたとのこと。理由はきかなかったけど、もしかしたら、世界各地への募集、作品集め、展示、参加賞などの配布などなどのご苦労がたたったのではないだろうか。大変なことかと思うのだが、楽しみにしている一鑑賞者としてはちょっと物足りさを感じてしまう、ごめんなさい。



それはさておき、純粋に子供達の絵というものは元気をくれます。

ブルガリアの子供達のコーナーの一部。
色鮮やかでヨーロッパの匂いが漂います。
ほっぺをピンクにするんだ、かわいい♪



ミャンマーのコーナーの一部。
やっぱり色鮮やか。
東南アジアは幻想的とは逆にとてもリアルな細かな作業をするのが印象的。




ところでGoed、初の絵画鑑賞ということで、ちょっとインテリな格好をさせましたがいかが?!






Zulfiya-apa、出展お疲れ様でした。その陰で動かれた、日本ウズベキスタン協会さんやそのまた陰で動かれた関係者の方々にも、お疲れ様でした。継続すること、それはとてもエネルギーがいることであり、小さくとも継続しているならそれはもう、天晴です。

「海外でボクの絵、私の絵が飾られたんだよぉ~」と、心にちっちゃな自信を持てるならどんなに素敵なことだろう。おうちで家族に自慢気に話すちっちゃな画家さん達を想像すると、心があったかくなります。


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