500円玉チョキーン

GW3日目の5月4日。
この日は、OFF。

Goedは、opa en omaのおうちに一人お泊り。
朝行っちゃった。

残されたSatocchiと私は、撮り溜めた録画を怒涛の如く観る。
アメリカンドラマの"HOMELAND"と、今更ながらの"軍師官兵衛"。
そして本日のメインイベントは、"鳥貴族"!!

私は行ったことないし、つい最近「ガイアの夜明け」でフォーカスされてるのを観たし、昨日大山の帰りに寄ったらば、満席で入れず。
今日こそは入ったると、奮起。
オープン10分前に行ったら、既に並んでたっす。
でも、入れた。

全品280円なんだよね。
もも貴族焼き、ジャンボで食べ応えあったわ。
ごちそうさまでした。

家に帰ると、私達にはやることが、あるのです。
それは…。


いよいよ500円玉貯金の缶を開けるコト!!

2011年4月15日から始めたこの貯金、4年が経ちました。
ほとんどSatocchiの努力です、はい。

満タンになると、20万円になるそうだ。

満タンになったので、あけますよ。

じゃらじゃらら～ん。

20万円には及ばなかったけど、ほぼ近い金額入ってました。
さぁさぁ、これを何に充てましょか。

当初は、海外旅行の足しになんて話では、ございましたよね。
海外旅行は、Goedの記憶に残る時期からにしよう話していたが、そろそろと考えても、よろしいのでしょうか。

貯金箱を満タンにしたことなんて、人生で一度もない私。
貯金していること、忘れちゃうのよね。
Sattocchiのお陰で、何もせずとも、達成感を味わえちゃった。


後日、偶然こんな絵本を読むことに。

『かあさんのいす』
ベラ B.ウィリアムズ 作
佐野 洋子 訳

主人公の少女は母親と祖母の３人暮らし。火事ですべてを失うという苦境の中、明るく前向きに日々を送る３人が世界一の椅子を買おうと、家族みんなが助け合いながら奮闘する物語。

鮮やかな水彩画。
私のド壺なタッチ。
そして、各ページに枠がついていて、そこからも作者の思い入れを感じる。









毎日お母さんは仕事でクタクタ。
なのに、癒してくれるようなソファーがない。

だから、ちょっとずつ貯金して買ってあげたいのだ。


ある昼のこと。
いつものお昼。
うちが火事になるまでは…。

全てを失ったわけじゃない。
命は助かった。


お金を貯めて、やっぱりお母さんにソファーを買ってあげたい。



いつしかボトルがコインで一杯になった。











銀行で両替してもらい、
家具屋さんに行き、
あのソファー、買った。









お母さんが癒されたなら、家族の癒しに繋がるんだね。

母親想いの娘、毎日クタクタだけど前向きな母、二人を見守る祖母。



母を喜ばせたい娘がいて、素直に喜ぶ母がいて、暖かく見守る祖母がいる。
苦境の中だが、この3人なら大丈夫。


我が家の貯金箱、我が家も家族が喜ぶことに、使おう。
使い切っても、もったいないなんて思わないことに、使おう。