最大の変化は、Satocchiの6時半出勤。
つまりは、定時にあがれば、6時半の帰宅が可能。
新しい部署はSatocchiにとって、今までとは全く畑違いの部署。
おのずと刺激的な知識も増える。
それは家族にも伝播するわけで。
「アマモ」
こんな植物の名前を知るわけで。
「アマモ場再生活動」
こんな社会の動きを知るわけで。
「アマモ移植会」
こんなイベントに参加するわけで。
アマモの別名が、「リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ」だなんて、知ることとにもなったわけだ。
アマモ移植会の会場は、琵琶島という金沢八景駅そばの弁天様が祀られている小さな島。
その「金沢八景」という地名の由来も知ってしまった。
江戸時代に明からやって来た心越禅師が、この辺りの美しい風景を漢詩に詠んだことが始まりとか。
小泉夜雨(こずみ の やう) 称名晩鐘(しょうみょう の ばんしょう) 乙艫帰帆(おっとも の きはん)
洲崎晴嵐(すさき の せいらん) 瀬戸秋月(せと の しゅうげつ) 平潟落雁(ひらがた の らくがん)
野島夕照(のじま の せきしょう) 内川暮雪(うちかわ の ぼせつ)
この八つの風情は、安藤広重によって浮世絵にも描かれている。
タイムトラベルできるなら、見てみたいなぁ、この景色。
4月29日でした。
アマモの重要性や、アマモの移植の仕方の説明を受ける。
その間、Goedは、琵琶島の中をアッチに行ったりコッチに行ったり、木に腰かけてたり自由行動。
お陰でしっかりと耳を傾けることができた。
アマモとはナンゾヤ。
アマモの重要性はナンゾヤ。
アマモとは、海草(うみくさ)とも呼ばれ、ワカメや昆布とは違い花を咲かせて種子で増える。
全国各地の砂や泥の海岸に生えている。
アマモがたくさん生えている場所を"アマモ場"と呼ばれ、 潮流を和らげ、外敵からの隠れ場
ともなるため、魚類や頭足類の産卵場所、または幼稚魚や小型動物の生息場所となる。
また、富栄養化のもととなる窒素やリンを吸収し、水質浄化の面でも重要な役割を果たしている。
日本では昔、このアマモを焼いて塩を作る"藻塩焼き"という作業があり、藤原定家の
有名な和歌の中でも詠まれている。
来ぬ人を まつ帆の浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ
アマモ場は海岸の多くの生物にとって重要な生活環境だが、人間の経済活動による
沿岸域の埋め立て、護岸工事、水質汚濁等で減少している地域が少なくない。
アマモ場の減少は、海洋環境の悪化の結果であるとともに、その減少がさらなる環境悪化の
大きな一因ともなり、漁業資源の減少にもつながる可能性が指摘される。
そういうわけで、アマモ場の復元を目指す試験や運動が全国的に行われつつあるわけで、今回参加させて頂いたアマモの移植会もそのひとつ。
主催者は、"金沢八景-東京湾アマモ場再生会議"。
移植は、アマモに粘土を巻きつけて、ダイバーが海底に植えつける方法。
新芽が根を下ろすので、新芽に巻き付けないことに注意しながら。
Goedもたくさん、作ったね。
列に並び、アマモと粘土の1セットを受け取り、巻き終えたアマモを箱の中に入れる。
Goed、このシステムを理解すると、全部を自分独りでやりたくて、独自に行動。
はいはい、ご自由に。
巻きつけだけは、一緒にやろうね。
巻きつけ終わったアマモはダイバーさんが潜って、琵琶島周辺に植えつけられる。
Goed、自分ががんばったことで、日本の海にお魚が増えるかもしれないよ。
君の大好きな烏賊も、アマモ場に産卵するんだって!!
植えつけられたアマモが、海面をユラユラ泳いでる。
しっかり根付いて、アマモ場として育つといいね。
移植会に参加して終わり、ってことにならないように、ブログで備忘録、次回の移植会にも参加、数ヶ月後に、成果を見に行く、だね。
ここ金沢八景なら、アウトレットやコストコのついでに来れるしね。
ということで、この日早速、アウトレットとコストコに行く。
アウトレットでの本日のヒットは、Goedが欲しがっていた、パパとおんなじ麦わらの中折れ帽☺
ずっとかぶりっぱなし、お気に召したご様子。
でもやることはいつもとおんなじ、ウルトラマンポーズで着地。
最後はコストコでお買い物。
お買い物の〆はもちろん、ソフトクリームよね!!
今日は朝からよく動きました。
開店前のダイエー金沢八景店フードコートのテーブルを借りて、パンを買って朝食したことなんて、もううーんと遠い過去。
アマモのことだけは、過去にならないように!!
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