「さんにんがしままいようにって、ようちえんのおともだちもせんせいも、みんなみんな、しままないようにってかみさまにおねがいしたよ」
私の実家の目と鼻の先の御嶽神社で毎年春に行われる"百八灯"。
神社の神様にお参りした後、Goedがそう言った。
最近、また、死にたくないと毎日のように泣く日々。
神社での願い事は、ウルトラマンのおもちゃがもらえますように、じゃなくて、自分もみんなも死なないようにとのこと。
さぞかし神様お困りのことでしょう。
だって、動物は必ず死ぬもんね。
御嶽神社への参道を歩く。
甥っ子達ふたりと、お友達と、旦那と息子を連れて。
ここは私が子供の頃の遊び場。
不思議だなぁ。
実家を離れて生活していると、こんな、当たり前だったことも、すごく異文化に感じてしまう。
何も変わらない百八灯のお祭り。
屋台もふたつだけ。
近所のおばさんおじさん、遊んでもらったお兄ちゃん、いろんな人が、「akkoちゃん」「久しぶり」って声をかけてくれる。
いいね、こういうの。
ちっちゃい頃に仲良かった友達はみんな余所に嫁いだりと出て行った人ばかりだけど、私なんかのこと、覚えていてくれている人達も、いるのよね。
そこに居続けているとわからず離れるとわかることって、あるものだね。
あ、そうそう。
今日は、この甥っ子の入学お祝いにやってきたんだった。
Goedのふたつ上の従兄。
やんちゃ坊主の8くん、君の、他の人が持っていないピカリと光る得体の知れない才能を、あっちゅはなぜか、信じているよ。
今は、ここの家の3人の甥っ子達が、この町を庭のように駆けずり回っているんだね。
当たり前のようで、なんだか不思議。
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