「東海道新幹線に乗ろう!!」という発想で、この週末10月12日、1泊で静岡に行ってきた。
チビには新幹線が、大人には静岡おでんが、お楽しみ♪
10月も半ばなのに各地で30度という、へんてこ天気。
でもとにかくピカピカの天気、ええじゃないかっ。
朝ご飯をしっかり食べてからの出発です。
Satocchi特製の、"夕べの残りの素麺入りスパニッシュオムレツ"。
「全部食べないと新幹線に乗れないんだよ~」
こんな脅しが効くようになりました。
食べてくれることが嬉しいんじゃなくて、
目標のためにがんばる姿勢が、うれしいじゃぁ、ないですか!!
8時、しゅっぱーつ。
新幹線は、小田原から乗るよ。
小田原のホームで、通過する新幹線の怖い程のスピードに、私ビックリ。
Goedは興奮!!
「はやいねぇ~!!」を連発。
"〇〇ねぇ~"。
お陰で上手に使えるようになりました。
今日はね、おでんの前に、静岡からちょいとバックして、清水へ行くよ。
"清水港まぐろまつり2013"
なのであーる。
清水駅の駅前広場には、
大漁旗がハタめき、
マグロがハタめき、
屋台のノボリがハタめき、
我々の心がトキめき、
そりゃもう、めきめきしております。
まずは"マグロの串焼"とやら、1本100円、行ってみますか。
続いてどんどん行きますよ。
マグロじゃないけど、この辺は、桜エビも有名っす。
"桜えびかきあげ"に"桜エビやきそば"。
"びんちょうマグロ丼"600円。
そこらにいるワサビスリスリ兄さんに、ワサビを摩り下ろしてもらいます。
全然マグロじゃないけど
"牛タンつくね"300円。
これは絶品。
いやー、どれもこれも美味しく頂きました。
とはいえ、Goed選手は一番初めのマグロの串焼きで力尽き、お昼寝タイムとなりました。
彼は後程回転寿司でリベンジです。
まぐろまつりは屋台の他、
ステージでは"利きマグロ"や"マグロ握り早食い大会"、
清水魚市場では"マグロの解体ショー"、
船溜まりでは"ドラゴンボートレース"なんかやってたり。
文化会館では"マグロを知ろう"展示会。
クロマグロ(本マグロ)の実物大カーぺット。
294cm、356kgだって・・・。
金太郎さん、担ぎ上げているマグロがクロマグロならば、そう、あなたは相当なツワモノです。
マグロの胃からよく出てくる食べ物。
カツオ、イワシ、イカ、カワハギ、ウナギの仲間、テングハギ。
疑似餌はイカさん。
大変勉強になりました。
あとからジワジワもっと見たかったのが、幼稚園児のぬりえ展。
幼稚園によって特色があるのだけど、この幼稚園、ピカイチでした。
白い紙を、マーブル染めしてるから、目立つ目立つ。
将来の夢という項目、この子は"バスケットボールせんしゅ"。
幼稚園でバスケットボールを知っている??
親御さんの影響かしら??
今の子供の将来の夢、もっともっと見て回りたかったわ~。
さて、今日は水上バスが無料開放。
"エスパルスドリームプラザ"というショッピングモールへ、船で行ってみよう。
富士山を駿河湾向こうに見ながら、船は行く。
静岡はいいもの持ってるよね、
"富士山"に"まぐろ"!!
ドリームプラザにはね、
"清水すし横丁"なるものが入ってる。
気になるねぇ。
新鮮だろうねぇ。
すっごい人だったぜぇ。
並んだぜぇ。
"のぶちゃん"という駿河湾の地物が食べれる回転寿司。
回転寿司だけど、あまりの混み様に板さんの人数が反比例。
回るお寿司はございません・・・。
お陰で普通にお寿司屋のカウンターとなりました。
新鮮新鮮♪
酒屋では、夜の一杯用の日本酒もお買いもの。
さっきは船で来たけど、清水駅までは1.3km。
歩こうぜぇ。
実は駅のロッカーが空いてなくて、ずっとコロコロと行動を共にしておりやす。
でも、Goedも押してくれたりして、苦楽を家族で共にするお勉強。
知らないところ歩くのって、発見がたくさん。
楽しいね。
さ、いよいよ静岡駅へ行くよ。
ホテルにチェックインして荷物を置こう。
車窓から、"Mark is"発見!!
えっ、静岡にもあるの知らなかったっ。
ホテルに荷物を置いて一息ついたら、いよいよおでんを食べに、行くぞぉ。
駄菓子屋系おでんと、居酒屋系おでん、ハシゴする予定。
ところでね、静岡の街ってすてきだなって、思ったのだよ。
縦横無尽に伸びる商店街は、どこも活気がある。
老舗もチェーン店も、混在してる。
特に呉服町通りはすてき。
よくよく見ると、どのお店も間口は狭くて、奥行きが深い。
電燈だって、この通り。
この通りにある2件のスタバも奥行きと中2階のある、なんだかとってもお洒落な造り。
静岡銀行本店は、どっしり重厚感。
1931年竣工ですって。
そんな静岡の繁華街を抜けて、一路、浅間通りへ。
目的は、駄菓子屋系静岡おでん"おがわ"。
静岡浅間神社へと続く門前通り。
そこに"おがわ"はありました。
今日は"日・タイ長政まつり"だったようです。
タイとの友好??
長政って誰??
調べました。
山田長政はここに生まれ、1600年前後に、タイにある日本人町の頭領としてアユタヤ王朝から信頼を得ていたものの、後に毒殺されたのだとか。
さぁ、おがわに入ります。
かき氷があったり、ソフトクリームがあったり、そしておでんがあったり、ビールもある。
東京方面にはないスタイルのお店。
あったらいいのになぁ~。
今の私なら、子供とも入りやすいし、毎日散歩ついでにちょっと腰かけて、子供にはおでんをおやつ、私はビールとおでんをつまみに、なーんてしてしまいそう。
こんにゃく、すじ、白焼き、卵、なると、黒はんぺん。
一番好きな糸こんがなくて、残念。
粉をかけて、いただきます!!
まっくろなだし汁に浸かったおでんだけど、
そんなに味が濃いというわけではない。
完全に汁を切ってお皿に乗せるので、冷めるし乾燥する感じは、子供には持って来いかも。
焼きそばも食べて、お勘定。
お勘定は、串の本数、そろばんで弾かれる。
どこまでもレトロで気軽な感じがうれしくなる!!
御馳走様でした。
向かいにある豆菓子屋さんで買ったお菓子が、ホテルに帰ってから食べたら美味しくって、翌日、また来ることになることを、私達はまだ知らない。
さて、次は居酒屋系おでんを目指すよ。
街はアートです。
大理石のような
重たい丸いオブジェに水がどんどん汲まれると・・・
ゴローン、ゴローン。
さぁ、"青葉おでん街"に到着です。
どのお店にしようかな~。
どのお店も10人入るか入らないかのカウンターだけのコジンマリ。
ベビーカー押してても、どのお店からも、「いらっしゃーい」とお声がかかる。
子連れで食べているお客さんもいて、ちょっと安心。
お花の飾りに辺りがピンク色。
なんか、遊郭ってこんな感じだったのかなって錯覚に陥るが、いえいえ、ここはおでん街。
なんとなく決め込んで入りました、"よろづ"。
焼酎の水割りを頼んだら、
「静岡は、焼酎はお茶割りよ~」って。
こういうローカルな突っ込みはうれしいよね~。
さっきのおがわさんよりも、もっと濃厚で具が大きいかな。
駄菓子的ではないね、さすがに。
おがわさんで売れ切れてた牛筋に糸こん、ここでありつけました。
おいしい~。
Goedは、枝豆のお代わり。
静岡の自転車事情、
静岡おでんの歴史、
おでん街の歴史、
女将さん、色々教えてくれて、ありがとうございました。
料金は、つまりは小料理屋のようなんだね。
焼酎を1杯ずつしか飲んでないのに二人で5800円もしたのは、牛筋を2本食べたことよりも、お通し代か、おでんの食べ過ぎか?!
もう1件行ってみようね。
すぐ近くに"青葉おでん横丁"ってのもある。
やっぱりこちらもカウンターだけの狭いお店が連なってます。
やっと選んで扉を開けたら、「うちはお子さんはちょっと・・・」ってお断り。
なるほど、そういうとこもあるんだね。
そりゃ、そうだ。
やっぱり気さくな、おでん街にもどろっと。
一番手前にあった、"みすず"に入る。
「お子さんも大丈夫ですよ~」って声がかかっていたからね。
冷酒を頼む。
やっぱりおでんには酒だ。
なんかさ、会社帰りの冬は、しょっちゅう屋台のおでん屋に通ってた会社員時代を思い出したよね。
田町は屋台が立ち退きくらったから、あのおでん屋さんも、ビルに入ったんだよね。
でも結局なくなっちゃった。
ここ静岡も、屋台がみんな、衛生上だったり再開発という理由で建物に入らされたのだと、よろづの女将さんが教えてくれたっけ。
ここで知った、"しのだ巻"の旨さ。
ちょっとやみつきになりそうだ。
Satocchiも牛筋をお代わり。
ほんとSatocchi、牛筋好きよねぇ。
今度は二人で4300円だった。
Satocchiは、「居心地良く雰囲気味わえたんだからいーの!!」って。
だね、ありがとね。
隣のおじさんとも、内容はともあれ語り合ったりして、なんか、カウンターならではの雰囲気、味わえました。
Goedは、何食べてたんだ?
タータン、隣のおじさんとしゃべってばかりで、キミをSatocchiに任せっぱなしにしてたんだねぇ。
ごめんよ~。
ホテルに帰ってきました。
お風呂上がり、買っておいた酒とジュースで家族で乾杯。
この時です。
浅間通りで偶然買った豆菓子の旨さに気付いたのは!!
酒が進みまする。
そうだ、明日も朝からおでんを食べよう!!
だって静岡に来たんだもん。
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