2016年10月3日月曜日

そうだ、餃子を食べにいこうの1日目

ふいにSatocchiが、代休を取れることに。
では1泊だけど、どこかに行こうということに。
そうだ、餃子を食べに行こう、ずっと宇都宮に行きたいねって、言ってたもんね。
8月28日日曜日、いざ宇都宮!!

記念すべきひとつめの餃子屋さんは、"正嗣"。
以後、私達の記憶にココ以上に美味しい餃子屋は出てこなかった。
天晴れな餃子だ!!
羽根が付いているからわかるように、外はカリカリ、具は旨みがあってジューシー。
ラー油は特製でかなり旨い。
水餃子だって、これまた旨い。
旨い旨いしか言えない自分のコメント力が情けないけど、完璧な理想の餃子だわ。


焼餃子と水餃子の他に、何があるかって聞きますか?
ないんです、お持ち帰り用の冷凍餃子ならあります、他にはごはんもビールも何もない、まさに、餃子専門店。
潔いよね、男前よね。

なのに、マークはかわいい。

そしてここは、鹿沼。
私達、まずは鹿沼に来たんです。
なぜかというと、宇都宮に行くなら隣町の鹿沼にある、ずっと行ってみたかった美術館があったからだ。
正嗣は全然混んでなくて、案外宇都宮を外して鹿沼、正解だったかも。



その美術館とは、"鹿沼市立川上澄生美術館"。
「木版画の詩人」と呼ばれる川上澄生。
私、木版画や型染めが、好き。
だからおのずと川上澄生さんのことも知ることになったのだろうね。

美術館はかわいい洋館。
玄関にはご自分がモデルという「へっぽこ先生」。

1895年、横浜に生まれる。
若い頃にカナダやアラスカで働き、帰国後は宇都宮の中学の英語の先生をしつつ野球部顧問。

そんな傍ら、木版画に精を出していたようだ。
館内は写真が撮れないので、隣接していた図書館の入口のポスターを拝借。

『栃木縣民藝地図』

宇都宮の民芸は、太鼓、かんぴょう、宮染であり、餃子文化が起こるのはまだまだ先のことのようだ。

ショップにあったクリアファイルは、もちろん購入。
かわいいトランプは、我慢、えらいぞ私。

さぁ、餃子屋巡り2件目、"みんみん"。
ファミリーレストランのようなスタイルだったけど、広い駐車場、お洒落な外観、かわいいロゴマーク、清潔な店内、 オリジナルの醤油皿、女子が好きそうなお店だ。


呼ばれるまで30分程待ったかな。
店内に入ると、餃子が出てくるまでは、男子は次の餃子屋をどこにするか作戦タイム。

焼き餃子、揚餃子、水餃子、全部頼んでみた。
焼き餃子、ここも外はパリパリでおししかったけど、旨みとかジューシーさは、1件目の"正嗣"の方が、上回っていたかな。
そこは1件目の強烈なイメージってやつかなぁ。








みんみんの後は、なぜか日光におりました。
なぜかじゃないね、理由は、私がナビの入力を間違ったから、です。

本当は、同じく鹿沼にある"日光珈琲朱雀"へ行って、天然氷のかき氷を食べるはずだった。
なのに車は鹿沼を抜けようとする。
ようやく気付いた、間違ってるって!!
荘厳な日光例幣使街道を通ってしまったし、こうなったら日光へ。
日光の有名なかき氷店"松月"に変更しちまえ!!

天然氷は平安時代からあるんですって。
一年中保管できる小屋を氷室って呼ぶのね。
冷凍庫のない時代に、氷を一年中保管する術を見つけた日本人って、すごい!!

先進国日本のこのご時世で、なんの装置も使わずにその伝統を受け継ごうとしていることも、すごいことだと思う。

保健衛生当局の許可を受けた天然氷生産者は、2015年9月の時点で、日光の『三ツ星氷室』『四代目徳次郎』『松月氷室』、秩父長瀞の『阿左美冷蔵』、軽井沢の『渡辺商会』、山梨北杜市の『八義(やつよし)』の6社なんですって(松月社長のブログより)。

天然氷、信じられないくらい気泡がない。

そうして頂いたかき氷がコチラ。
私は苺、Satocchiがぶどう、そしてGoedは彼の定番のレインボー。
それはそれはおいしかった。
1時間待った甲斐がありました。


Goedのお皿は、最後、父と母からのシロップや練乳が加わり、レインボーを超えて銀河系のようになりました。

完食。

ちなみに1時間待っている間は、近所に会ったたまり漬けの老舗、"上澤梅太郎商店"に行ってました。
暖簾がかわいいし、創業400年ですって。

試食、たくさんさせてもらいました。

あれやこれや買いました。
この文章を書くに当たり、改めてHPを拝読。
社長さんのブログ、おもしろいじゃないですか!!

日光からは、今宵のホテルのある宇都宮へとドライブ。
杉並木を通ったことで、杉並木のこと、もっと知りたくなって、ガンガン検索。
大谷石を使用した建物が多いことが栃木に来てずっと気になってるので、これまたガンガン検索。
顔を上げてキョロキョロ、スマホをジロジロ、顔を上げてキョロキョロ、スマホをジロジロ。
スマホの電池の切れ方には、Satocchiに呆れられます、毎回のドライブで。

夜ごはんも餃子、もちろんです。
宇都宮のまちなかにある餃子博物館的な"来らっせ"に行ってみることに。

バスだ。
バスは、旅行気分が高まる。

来らっせ、常設店舗が5店と日替わり店が20店ほどが集結する。
まずは日替わり店舗。
ひとり1店、メニューの餃子をフィーリングで指さし、オーダーを決める。

ド素人の父と母とちっちゃいド素人が、あーじゃないこーじゃないと生意気に品評するのが、愉快。

次は常設店舗に移動。
みんみんは既に食べているので、その他4店、香蘭、めんめん、龍門、さつきを食す。

確実にどの餃子も違いがあるんだけど、上手い表現ができない私。

ラー油もね、その店独自のラー油だからそれぞれのお店から持ってくる。

みんなそれぞれこだわりがあって、自分と合ったこだわりのお店を見つけるのが、楽しいね。

今まで食べた餃子の中で、我が家のお気に入りのお店は、既に決定。
そのお店で、明日再度食べてから、家路につこうというルールにしてあります。

さぁ、それはどこのお店でしょう…



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