2016年10月29日土曜日

『ことりのおそうしき』

すっかり涼しくなった10月の下旬、Goedといっしょに絵本を一冊読みました。

『ことりのおそうしき』
マーガレット・ワイズ・ブラウン (著), クリスチャン・ロビンソン (イラスト), なかがわ ちひろ (翻訳)

まずは表紙のイラストがツボ。
中に書かれた女の子の、黒のノースリーブワンピースと白いタイツと青い靴のコンビネーションも、真似したくなる。


そんなことより、この一節に、速攻私の脳裏は「ヤバイ」と閃く。

  しんだどうぶつは みんなそう
  しんぞうがとまって しばらくすると
  いしのように つめたくなるのです

Goedのあの、「死にたくない」攻撃に会うじゃないかと、読んだ瞬間、直感的に感じ取ったからだ。

しかし、どういうことでしょ、Goed、スルー。
えっ??
いいんですか、そこスルーで、いいんですか??

でもそういえば、最近すっかり、「死にたくない」と泣かなくなったような。
相変わらず、「これ食べると元気になる?」「これは体にいいの?」はよく聞いてくれるけど。
いっときは、死にたくない願望が強くて、備忘録にも綴っておいたっけ。
しまないように

肩透かしを喰らったようでつまんないから、ちょっと、煽ってみる。
「動物はみんな、いつか死ぬんだよね、お母さんもね。」

すかさずGoedが答える、「Goedも。」
えっ??
死んでもいいことになったんですか??
いつから、大丈夫になってたんですか??

加えて私をたしなめる。
「シーっ、しぬしぬってばっかりいってると、ほんとにしんじゃうからいわないのっ!!」

そうだよね、そうだよね。
いつかその日が来るまでは、死ぬこと考えて生きるより、生きること考えて生きていこうよね。

この絵本で気付きました。
Goedの「しみたくない」ブームは、去っていたと…。
一皮むけてたね、Goedさん!!


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