2017年1月19日木曜日

従弟夫婦の秋の一時帰国

アリゾナに駐在中の従弟夫婦。
年に一度の、9月の一時帰国の時がやって参りました。
みんな、塩山に集合!!

私の家族は、みんなよりも早く塩山入り。
というのも、ツインリンク茂木の"森と星空のキャンプヴィレッジ"のキャンプサイトを台風のためにキャンセルせざるを得ず、となると、暇になっちゃうなーということなのです。

まずは、手土産を買うために地元のケーキ屋さん"ストラスブール"に寄る。
あんまり美味しそうなものばかりだったので、ドライブのオヤツにと、甘いものを買う。

車を進め、Satocchiだけがまだ行けてない、宮ヶ瀬方面にある"オギノパン本社工場直営店"に寄り道。
ここでもオヤツだと、アンパンやら揚げパンを喰らう。


この夜は、叔父と叔母と私達、しっぽりと酒を酌み交わした。


翌日は、まずはぶどう狩りでスタート。
牧丘にあるジャンボ鶴田さんの実家の葡萄園に寄ったが、昨日の台風で足元がグチャグチャだから、長靴がなければやめた方がいいよと、アドバイスをもらい断念。
他の葡萄園を探す。

ところで私、ぶどう狩りって初体験。
葡萄は叔父の家では食べ放題だし、もらってたしで、葡萄園はいつも横目で見ながらスルー。

いやー、たかが葡萄されど葡萄、こんなにもお腹いっぱいになるもんなんだね。
元手を取ろうとたっくさんおかわりしてもうた。
しかもいろんな種類を新鮮なうちに食べれて、おいしかったなぁ。
塩山の"宿沢フルーツ園"さん、お世話になりました。


葡萄のお勉強もしましょうか。
実は昨日寄ったら休館日、今日がリベンジ、"ぶどうの国文化館"、無料でございます。

奈良時代の行基というお坊さん。
甲斐の柏尾山という場所で修行をしていると、葡萄を手に持った薬師如来が出現。
その薬師如来を仏像に彫り、納めたところが勝沼の大善寺。
同時に葡萄の栽培を広めたという。

当時誰もがビタミン不足、そこに、糖もビタミンもたっぷりの葡萄が薬として広まるのは言うまでもない。

1877年、そんな葡萄を利用した葡萄酒造りを学ぶため、勝沼から二人の青年が日本人として初めて、フランスのトロア市に派遣された。

そのひとりの土屋龍憲が帰国後開いた醸造所が、私がよく買っている"デラウェアにごり"を製造している、"マルキ葡萄酒"。


その数年前には、やはり勝沼出身の小沢善平が、妻子と共にアメリカに渡り開拓に従事していた。
帰国後の彼によるぶどうの新品種の導入は数百種類と言われ、ぶどう産業の発展に貢献した。

しかし、よくよく彼のことを調べてみると実は、渡米中の当初の事業は失敗、娘とは死別、妻とも離れ離れになるという、なんとも波乱万丈な人生だったようだ。
しかし彼は諦めず日雇いで働きながら、植物学、英語、ぶどう栽培、ワイン醸造を学んで帰国したのだという。

ものすごいパイオニアスピリッツの持ち主だ、小沢善平さん。


行ってみたかった街案内カフェ"つぐら舎"にも寄ったよ。
裏庭にはぶどうトンネル、トンネルを抜けると川口園という宿。
そこで試飲させてもらったぶどうジュースが本当においしくて。
1本購入。




更に車を走らせ、桃の家カフェ「ラ・ペスカ」へ。
桃とぶどうの農園が運営しているカフェ。
使用されるフルーツはもちろん、桃とぶどうなので、収穫が終了するとカフェも終了。

天気は大雨、でも店内は賑わってる。






私はレアチーズケーキ。
GoedとSatocchiはジェラート。
このジェラート、10種類以上の中からのチョイスになる。
どれも桃とぶどうで、品種によって色も違う。
あぁ、できることなら全部食べてみたい…。

今年の営業はいつからかな、気になるね。
いよいよ叔父の家に戻ってくると、従兄達も甥っ子達も到着済み。
雨上がりの庭で、幼稚園児から高校生まで仲良く遊びます。


9人いるGoedの従兄ハトコのうち、女子はたったの2人。
コチラは本日の紅一点チャンです。

暗くなると、宴会のスタート。
アリゾナから一時帰国の従弟夫婦も元気元気!!

宴もタケナワになったところで、サプライズのバースデーケーキ。
フォーミー。
そう私、今日、誕生日。
手作りのケーキに手作りの飾り、電気を消して、ふぅ~。
嬉しい嬉しい夜が更けてゆきます。
酒の瓶も、どんどん空いてゆきます。

従弟に頼んで買ってきてもらったモノ。
キャンプで使うウィンドスピナーや雑誌。
いつも買って来てくれる"Bath & Body Works"の ハンドソープ、今回は香りを自分で選んでお願いしておいた。

キャンプの件はまた後日。
ハンドソープは、大好きなユーカリとミントのコラボ、毎回の手洗いが超楽しみ。
現地で買えばたったの$3、日本で買えば1800円…。


本帰国になるまで、目一杯アメリカ生活を楽しんでね、K&K。

本帰国前までに、遊びに行きたいと、強く想ってます。

また来るね、塩山!!

お世話になりました、おじちゃん、おばちゃん。


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