『おかあさんとあたし①&②』
K.m.pというユニットを組んでいる、"ムラマツエリコさん"と"なかがわみどり"さんの本。
彼女達のおかあさんの記憶が、たーくさん書かれてる。
それは、共感できる私の母との記憶でもあり、多分Goedにとっての私であり、私にとってのGoedであり。
"おかあさん"って、包み込む愛情を持つ人で、子供から頼りにされて愛される人で、時に煙たがられて、でも必ず心は戻る場所、であるはず。
"おかあさん"って、人間形成に非常に関わり、でも人間は元々の先天的な性格もあるから寄り添うことしかできなくて、いつしか"おかあさん"は想い出に変わる人、であるはず。
「ねー、おかーさん、ねーねー、ちょっと、こっち、こっち、きーてー、ねーねー、おーかーさーん」
うちもいっしょだ。
あまりにもうるさくて、「akkoさん、akkoさん、うるさいんだよっ!!言われる方の身にもなってみろっ!!」って大人気無い言い方しちゃうことがあるなんて、大きな声では言えないな…。
「いーい、みてて。」
本人にしたらすごいコトを今から見せるぞってとこだろうけど、コッチにしたら褒め処もないアクションに、返す言葉も見つからない。
「みてて」が続くとイライラして、「何回も振り返らされて、首が痛くなるわっ!!」だなんて酷い返し文句使っちゃうことなんて、大きな声では言えないな…。
「ごーめーんなさーいー、バンバンバン、ごーめーんーなーさーいー、ドンドン」
はい、私もGoedを外に出してお仕置きしました。
そして私も、幼き頃にやられたこと、ありました。
「きゃー、はっはっ、あははあはは、ケタケタケタケタ」
「はっはっはっはっ、あっはははっ、がはははっ」
暑い夏、扇風機がんがん回して、うちわも仰いで、ふたり寝っ転がって天井見上げて笑い転げる。
そんな時間をこれからはたくさん作りたいな。
なんてことはないことだけど、今の私はGoedに怒ってばかり。
「ちーちゃんがさきにぶったんだよ」
友達とのいざこざ、素直に言えなかった気持ち、うまく大人に説明できなかった状況。
あーだのこーだのまくし立てず全部受け止めてあげれば、本人だって、言葉も気持ちも泉のように湧かすことができるんだ。
今の私は、決めつけて、アドバイスした気になって、責めてばかり。
ごめんね、いつも。
きもちのおっきなかーちゃんになりたい。
あったかくなる想い出ばっかり持たせたい。
一緒にたくさん笑っていたい。
イライラばかりしてないおかあさんになりたい。
いい本に出会いました。
タイムリーに出会いました。
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