2012年10月25日木曜日

すべてに物語がある

横浜に向かう電車の中でふと目にした神の河の電車広告。
食い入るように見てしまった。







「コンプラ瓶も、エッフェル塔も、『神の河』と関係ないものに見えるかもしれません。」
こんな切り出しで始まるのだ。



ならば私も、「神の河の広告も、yseちゃんへのプレゼントも、Yちゃんへの結婚祝い品も、オランダとは関係ないものに見えるかもしれません。」とこのブログを始めてみよう。


神の河の広告に出てくる「コンプラ瓶」とはなんぞや。
  長崎だけが外国に開かれた江戸時代、出島から海を渡って東南アジアやヨーロッパへと輸出さ  
  れたものに酒や醤油がありました。長崎のコンプラ仲間(ポルトガル語のコンプラドールからき
  た言葉で仲買の意)がオランダ東インド会社V.O.Cを通じて輸出したところから通称「コンプラ
  瓶」と呼ばれ、波佐見の諸窯で大量に生産されたとさ。

波佐見の諸窯、「波佐見焼」。 
  江戸時代、高級品だった磁気を日本で初めて大衆食器として生産した町が、波佐見。しかし近 
  年は有田を支える下請け産地となり、その名はあまり知られていない。

しかし今、波佐見焼は一大ムーブメントが起きている!!
私にもちょうど火が付いてるところなのだ。


HASAMIという波佐見のブランドが巻き起こしてる。

ずっと欲しかったHASAMIのマグカップ、
先日誕生日プレゼントに近所のママ友達がくれたのだ。



HASAMIのロゴマークは、鋏とかけている。
でもその鋏、鋏は鋏でも、
釉薬をかける鋏なのだそう。










今日横浜に向かったの目的のひとつは、Yちゃんの結婚お祝い
を買うため。
Yちゃん、これから旦那さんのお母さんと同居。
ってことは、煮物を作ることが多くなるであろうと推測した私は、
煮物を盛る鉢が最適と考え、HASAMIのブロックボール(大)に決めた。
煮物が映える赤の在庫がなく、取り寄せで。

左が大。
右が小。
右の色で取り寄せ。

横浜そごうのILLUMSのHASAMIコーナー。 
ワクワクしてしまうコーナー。











そしてもうひとつの目的、yse ちゃんへの引っ越しさよなら記念のプレゼント購入。

娘リッキーのランチプレートにどうぞです。






一緒にランチピクニックした赤レンガ倉庫界隈が絵になった、横浜そごうオリジナルの、"大人の仕切り皿"。




実はこれもなんだけど、波佐見焼!!

これ、横浜土産にもぴったりだし、それよりも、「横浜に住んでいる私のことを思い出してね」という気持ちを込めて贈れる品でもあるでしょ。







電車で気になったコンプラ瓶は波佐見焼・・・
その電車で向かった先で買ったのも波佐見焼・・・
日本の酒や醤油をコンプラ瓶に入れて海外へ流通させたのはオランダの東インド会社・・・
オランダ・・・

オランダのアンティークマーケットでよく見かけたなぁ、コンプラ瓶。
あの頃は、こんな縁ができるとは夢にも思わず買うことはなかったけど。

「すべてに物語がある。」

偶然目にした広告で広がった偶然であり必然な出来事の物語。
贈り物をする時の、そこに秘めた想いの物語。

おっきな枠でくくって、これが私の"コンプラ瓶物語"、でした。



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