恵比寿で夏を愉しむ。
方法は、"エビスビール記念館のエビスツアー"と"ウェスティンホテル東京のウェスティンガーデン"を行く。
8月17日、非常に暑い。
夏を愉しむには危険なほどに、猛烈な暑さ。
11時のオープンをめがけてエビスビール記念館へ。
恵比寿駅からガーデンプレイスへの通路は冷房が入っているので快適。
ココ、入館は無料なんだけどね。
ガイドツアーは、ひとり500円で、知識と2杯のビールが付いてくるの、Goedのようなチビにはジュースも。
ソレ、しよう!!
ステキでしょ。
うちの恵比寿サマもこういうの好きなのよね。
ラウンジでスタートを待ちながら、恵比寿様を撮影する恵比寿サマ。
ブランドコミュニケーターと呼ばれるガイドのお姉さんの心地よい案内。
聞くこと聞くこと、「へぇ~」、「ふ~ん」と関心の感心。
明治23年(1890年)に初めて発売された恵比寿ビール。
ラベル、かっこいいよね。
"暗ク冷キ所ニヲクベシ"って注意書き。
"大日本東京荏原郡目黒村三田"が製造場所。
この地名は、遂には、恵比寿ビールが由来して"恵比寿"となるのだ。
明治37年(1904年)になっても所詮ビールは高級品。
ビール1本で掛け蕎麦が10杯食べれちゃうほどだったんだって。
だから全くもって、ビールは庶民のモノではなかった。
そこを打破するべく、恵比寿は"恵比寿ビヤホール"を銀座に開設。ジョッキは掛け蕎麦5杯分ほどの値段になり、連日大盛況。
人気のつまみは"海老と蕗の佃煮"。
それに、やっぱ豆だね。
"塩ゆでえんどう豆"だって。
それに、夏限定の・・・
"冷やしおでん"。
最近の流行り始めたものだと思ってたら、昔っからあるんだね。
明治45年(1912年)、コルクが王冠になりました。
王冠のギザギザは世界中21個なんだって。
なーんでか??
20でもなく22でもなく、21が一番栓が閉まり、また栓を抜けやすい結果なのだそう。21は3の倍数であり、3は登山でも"三点支持"と言って3本の手足で体を固定すると安定が確保されるという法則があるが、力学の常識、なのであーる。
などなど、歴史と雑学などを存分に学び、そろそろチラチラ醸造タンクと試飲テーブルが気になってきた頃、ガイドツアーは終了。
試飲コーナーに座ると、
おつまみが配られる。
これ、とっても美味しくて、
帰りにショップで発見購入。
お姉さんが美味しいビールの注ぎ方なんかを伝授してくれたりするよ。
そしてお待ちかねの試飲タイム!!
エビス、あり〼!!
普通のエビスと琥珀のエビスの2杯。
十分ですわ。
ご満悦の我が家の恵比寿サマ。
初めにも書いたけど、500円でこの試飲とガイドツアーができるのはとても魅力的。
しかもね、各ブランドコミュニケーターさんによって、説明処が若干違ったりするんだって。
ポイントカードももらったからまた行く気、満々!!
今回の私達のブランドコミュニケーターさん、とても素敵な方でした。
ユニフォームの襟ぐりやポケットからヒョイと覗いている鯛なんかがかわいくて、一緒に写真をパチリ。
私達の家族写真も率先して撮ってくれました。
突然ですが、お姉さんから教わった、エビス雑学をおひとつ。
オッホン。
みなさんは、"ラッキーエビス"なるものをご存知か?!
通常ラベルに描かれている鯛は1匹だけど、毎日出荷される瓶ビール数百本に1本、2匹描かれているラベルがあるのだそうな。
120周年を迎えた2010年に、記念に限定で、缶でも販売したんだって。
そのラッキーエビスが見られるのです。
エビス記念館の入り口にあるたくさんの缶でできたオブジェ。
この中に1本だけあるのだ。
あったよ♪
あり〼よ~。
さぁ、続いてウェスティンホテルに行ってみよ~。
こういう高級ホテル、よく行きますのよ私、うーんと、トイレにね。
ちょっとロビーに座ってみたり、トイレに行ったりするだけで、優雅な気持ちになるんだもん。
ごめんなさい、高級ホテルさん、宿泊料が落とせなくて・・・。
トイレ以外にも、ただで楽しませて頂いたことがあり〼。
それはですね・・・
世界的に有名な景観アーティスト、石原和幸氏とのコラボレーションによる、渓谷をイメージしたヨーロピアン調の庭園なのでありますよ。
今年の4月にオープン。
ウッディ―な散策路、
コーナーを曲がり、
高い樹木に囲まれた森のゾーンを抜けると、
狭いながらも広々とした感覚の芝生のお庭、
里山ゾーンには滝や池。
池の中には愛らしい赤い金魚が涼しげ。
睡蓮も涼しさを倍増してくれています。
暑さの中にあっても、緑に囲まれた庭園は、見た目にも涼しく、まさに都会のオアシス。
恵比寿にまたひとつ、すてきな場所を見つけて、ウェスティンホテルを後にしたのでありました。
恵比寿に"涼"、あり〼。
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