2013年8月1日木曜日

こんな日もあったと笑う日のためのblog

一瞬、涙で世の中が揺ら揺らした。
図書館の前で、Goedを叱りつけながら。

道行く人は、私のこと、鬼母に思ったかな。
怖い顔して、Goedの腕をギュッと掴んで、2歳そこそこの子供に、泣きながら「はい」「さい(ごめんなさい)」って言わしめてるんだから。

図書館に居合わせた人達は、私のこと、情けない母親に思ったかな。
図書館で喚く息子を静かにさせられなかったり、ロビーでは何度も友達を押し倒し覆いかぶさって嫌がらせてるんだから。


図書館のスタッフオンリーの場所にどうしても入ってしまうGoed。
「だめよ~」と笑顔で接してくれる図書館の人達に、大声で威嚇して出ようとせず、私が介入すればもっとひどくなる始末。
登録カード作成中だったけど、説明は途中で中断してもらい、Goedを抱きかかえてロビーへ連れ出す。
スタッフの方は御親切に、説明の続きをこっちでするために、わざわざ私達を追って来てくれたりなんかして。

そこへ偶然やって来たお友達を、ド突いたり押し倒したり、更に上に覆いかぶさってしまう。
お友達は「やめて!!」と抵抗すれど、何度引き離してもやめようとしない。
遊んでるつもりなんていう、かわいらしい行動なんかじゃないの。
肝っ玉母ちゃん的なその子のママは、「だいじょぶだいじょぶ」と、笑ってくれてはいたけど・・・。

散々二人に謝ってバイバイして、もう一度手続きの続きをしに再入館。
でも同じことの繰り返し。

私の怒りもMax。
図書館に来る前に参加していた体操教室でも、何人もド突いて来たことも重なり。
喚こうが、抱きかかえて無理矢理もう一度、今度は外へ。
今度は思わず握力を込めてしまった。

入ってはいけないと何度も言われたのに関わらず、何度も入ってスタッフの方々を困らせたこと。
スタッフの方々に大声で威嚇し続けたこと。
お友達をバンとド突いたり覆いかぶさったり、「やめて」と言われてもやめず、嫌な思い、痛い思いをさせたこと。
自分がやられたら嫌なことは人にやってはいけない、ルールを守る、ずっと言い続けている。
今回もその点を強く言い聞かせた。
Goedの腕をギュッと掴んで。
Goed、泣く。
私も、目の中に涙が満杯。
Goed、「さい」「さい」と言う、ごめんなさいの意味だ。
Goed、「はい」「はい」と言う、もうやらないという約束に対して。

育児に関して涙が現れたのは多分、これが初めてかも。
ここ毎日のように相手の子供をド突き、その拍子に相手の子が倒れたり、威嚇するGoedが怖くて泣かせちゃったり・・・。
相手の子供に怪我をさせてはならないし、始まれば引き離さないと止まらないことも多々。
ちっちゃいお友達が一緒の時は、
いっつも目が離せない。
いっつも謝ってばかり。

「でも、もしかしたら、この子供さんには大丈夫かも、今日は大丈夫かも」って、ちっちゃな期待をしながら、コトが起きるまで見守ってしまうので、ほとんどはコトが起きちゃう。
とっきどき、コトが起こらず、あわよくば仲良く遊びっこ。
こんな時は、ほんとに嬉しいの。

優しいところもあったりパフォーマーだったりで、微笑ましいことも笑えることも多いのも事実。
年上の子には、むしろ積極的に一緒に遊ぼうとしたり、仲良く遊べる。
だけんじょ・・・・。



図書館の前の散々な二人は、落ち着いてから、抱きしめあった。
Goedの耳元で思わず、
「お母さん、困っちゃうよ」と弱音を吐き、
「Goedはいい子なのに、誤解されちゃうよ」と不安を漏らした。

再再度、入っちゃいけない所に入らないと約束をして、図書館に入ってみる。
今度は普通の利用者のGoedになれた。



2歳1ヶ月の子供は、まだ、ルールだとか、バンしちゃいけないとか、わからない?
いえ、Goedはわかり始めていると思う。
そう思うの。

時々の話だけど、
相手が泣いてしまったら、頭を撫でに行ったりもする、なら初めっからやるなと言いたいけど。
相手のおもちゃを奪ってしまったら、しばらくすると返しに行く、なら初めっから奪うなと言いたいけど。

だからこそ。
もっともっと、待つこと、譲ること、素直になること、我慢する強さを、早く持ってほしい。
優しさは、心の強さから生まれる。
私にも言えることだね。
Goed、お母さんと一緒に、がんばろっか。
私にも今丁度、必要なことなんだ。


ド突いたり威嚇したりする必要がなくなった、バージョンアップしたGoedに早く会いたいな。
それは、言葉の発達と共にやってくるのかな。
それとも日頃の教育と共にやってくるのかな。
よくわかんないけど、兎にも角にも、成長と共にやってくるのだよ、ね。

ブログを読み返すと、この行動は1歳11か月の頃から始まったのだから、もう2ヶ月かぁ。
気が付いたらやらなくなってたわって、懐かしむように、このブログを読む日が来るんだろうな。

じゃ、私、日々の生活の中で意識付けを図りつつ、やっちゃった後のGoedへの躾と相手の子と親御さんへのフォローに、喜んで、励むよ、鬼母しつつ。
今、毎日の生活の中で、ちょっとずつ、叱り方というか語り掛け方というかを研究・実践・反省中。

冷静になった時、Goedの立場に立って考えてみる研究なんかもしてみたり。
  『 彼は、他の子よりも、ちょっと、カチンと来やすく、激しく表現するタイプ。   
   近寄ってきたら何か嫌な予感がする。
   テリトリーを犯されてる気になる。
   早く、もっとやりたい。
   邪魔だっ。
   嫌なモンは、嫌なんだ。
   それを伝えるための知っている言葉が少なくって、威嚇したり、ド突いたり、喚くしかない。』
  『執拗に覆いかぶさる行為は、時に好き好きの度が過ぎた行為だが、大半はド突きの変化形』



図書館の後、自分の嫌な気持ちを切り替えるために、大好きな"バニアンツリー"へ行った。
そこで、図書館で必死に借りた、あの本を開いた。
思わず笑っちゃった。
こんなイメージの"おかあさん"に、今日の自分は程遠くって・・・。
 
 
  
でも、この戦いが収束を迎えた時、2人とも一枚皮が剥けて進化してるはずだよね。
いや3人か。
毎日のようにGoedの一向に変わらない様子と、私の愚痴を嫌がらずに聞くために電話をしてきてくれるSatocchiも巻き込んで。
 
いざなれ、"しゃぼんのあわのにおい"のする、Goedの大好きなおかあさんに!!
(柔軟剤のサフロンフローラルの匂いになります)


※あとがき※
いつも以上に公開するまでに時間がかかった。
細かい気持ちがどんどん湧いてきて・・・。
文章を書いては削って、言い回しを替えて。
後で自分が見返した時に的確にスッキリさせておきたいと思って頑張ったものの、長文に・・・。
 

 
 

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