絵本は字が少ない。
絵と、少ない文字で読者にインパクトと感動と想像を与える。
読者とは、主に子供。
計り知れない想像力を持つ子供には叶わないけど、私だって絵本を楽しみたい。
楽しめる人でいたい。
でも、時々、大人な私、読み終わると感じる疑問。
「結局、作者は何が言いたかったんだろ」
作者だって、私と同じ、大人という生き物ですからね。
きっと、いくら無邪気な作者であったって、"意図"ってものを込めるはずでしょう。
でも思うのです。
その"意図"を読み取れなくてもいい、作者からしたら、
「えっ、そんな風に解釈したの?!」
「えっ、そこに目が行く?!」
で、いいと思うのです。
だから、私も絵本を読み取る。
大人だから、子供のように無心で無邪気には読めないけど、
自分らしく、自分の経験値なんかも交えながら、培った想像力で読み取る。
これが、おもしろい。
絵本作家さん達の心って広いんだろうなぁ。
全部を語らずして完結させる、子供達はそれを好き好きに解釈する。
時には、解釈なんかなし、話に熱中するだけかも。
私は、"桃太郎"や"シンデレラ"や"さむがりやのサンタ"から何かを学んだ気はしない。
でも確実に、頭にも心にもベッタリ残って、時々何かにリンクしたりする。
それでいいですかね。
そんな風に子育てできたら楽しそう。
"アチキの眼鏡で読む絵本"というカテゴリーを作ってみた。
絵本を自分なりに楽しんだ記録のスペース。
アチキは、我が家の生活をリビングで見守ってる熊さんの名前。
イギリスのコッツウォルズはBourton-on-the-Water出身。
(町のおもちゃ屋さんの隅の方に置いてあったのを買った)
アチキはロシア語で、"眼鏡"。
アチキは本を読む熊さん。
アチキの眼鏡で読む絵本。
はじまりはじまり。
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