2014年4月10日木曜日

コンドルに想う

雨が降り出す前に、Goedと約束していた野毛山動物園へ。
今日は雨の予報、肌寒さも逆戻りな4月6日。












昨日は競馬場へおんまさんを見に。
今日は動物園へおんまさんじゃない動物を見に。












ペンギンさん達のシンクロナイズドスイミング。
つぶらな瞳のせいたかのっぽのきりんさん。

みなさんみなさん、こんにちは。










これは、新種?!








さて、"ノスリ"です。
ノスリは鵟と書くようです。
狂った鳥とはなぜ故に…。







奥秩父の大弛小屋で働いていた時、林道で動けなくなっていたという、ノスリと思われる雛が、小屋に運ばれてきた。
巣から落ちたと思われた。

ごめんね、やっぱり餌が食べれなかったりで、すぐに死んでしまった。



そっか…。
すぐに動物園、例えば、近くの万力公園とかに相談すればよかったのかも…。

この立派なノスリを見て、もう10年も前のことがフラッシュバック。
というか、後悔。



お隣にいたのがコンドル。
コンドルは2ヶ所に分かれていて、大きなゲージには2匹、この小さなゲージには1匹。

羽を大きく広げると、3mほどにもなるという。
大きく広げたところに出くわした。
なんだか窮屈そう。

小学生位の兄妹とお母さんの家族が、コンドルに向かって、「ホーホケキョ」、って、何度もまくしたてる。



そんな光景を見ていたら、本来ならアンデス山脈の大空高く悠々と飛び回っていただろうこのコンドルの皮肉な運命を、悲しく思わずにはいられなかった。
裏腹に、動物園を楽しませもらっている自分もここにいる。

そんなことを考えていると、「どうしたの?」ってSatocchiの声で現実に引き戻された。

この時瞬時に自分が考えられたことは、やっぱり、"感謝の気持ちを忘れずに"ってことだった。
  人間の子供達に笑顔をくれてありがとう。  
  自然との共生を考える機会をくれてありがとう。
  地球上には限りない生命の神秘があることを教えてくれてありがとう。
  飼育員さん、日頃の研究、観察、飼育、お疲れ様です。
  野毛山公園さん、日常を忘れさせてくれるこんなにもたくさんの動物を無料で見せてくれてありがとう。





野毛山公園、夏には"ナイトのげやま"というイベントもあるんだね。
夜行性の動物の、昼間とは違った行動を見れるのだそう。
今年の夏は、行ってみたいね。











金沢動物園のポスター、来るたびにかわいいなって思う。
"次は金沢動物園にきてね"

"はぁ~い"





雨が大降りになる前にみなとみらいの建物の中に入れたし、希望の物も買えた。

おいしいランチにもありつけた。

帰る時には激しく雨を降らせた雨雲は去って行った。

Goedが一生懸命、私の足を新聞広告で巻いてあっためてくれた。


私は私に与えられた世界を、至極満喫してる。
満喫させてもらってる。


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