荒井良二さんがEテレで、絵本の作り方を教える番組があった。
"趣味Do楽「荒井良二の絵本じゃあにぃ」"
9回シリーズのうちの、1回のうちの、15分位しか、見れなかったけど、フムフムと感心しながら見たのだね。
お笑い女性芸人の川村エミコちゃん(たんぽぽ)の服もかわいくってフムフム度も高め。
荒井良二っさんってば、とっても有名な絵本作家だけど、絵本を読んだことがなかった。
荒井良二さんからから現れる言葉が私にインパクトをズキュン。
★日常に潜むスキマを楽しむ作家
▼日常を旅して、旅を日常する
▲絵本って何だろう?何をどう見て良いって言うんだろう?
◆創作の神様が下りてくるのを待っていたって、絵本はできない
ゼヒゼヒ読んでみたい、って思った。
まずは、あの有名な『あさになったのでまどをあけますよ』をチョイスしてみた。
山の麓のおうち、高層マンションのお部屋、川のほとりに建つおうち、南国のとある家、ちっちゃな島にあるおうちの、窓が開いて、子供達が外を眺めている。
そう、朝が来たので窓を開けたのだ。
その窓その窓を開けて目に飛び込んでくる景色は…
彼らにとって毎日見慣れた景色。
でもそれは、彼らの中で無意識に、彼らの原風景となってゆく愛おしい日常。
日常が日常でなくなる日が、やってくるかもしれないから…。
このページの絵は、日本のどこか、本当にあるのかないのか、私にはわからない。
でも、なんだか東日本大震災前の東北のどこかの街に思えてならない。
街を抜けると遠くに海が広がるとこなんかが、そう思わせる。
当たり前の景色、当たり前の朝が、当たり前でなくなった日が来てしまった。
でもまた朝はやってくる。
当たり前の時も、当たり前でなくなってからも。
当たり前の時は、当たり前の朝が迎えられたことをうれしくう想おう。
当たり前でなくなった時に、少しでも、後悔ばかり、泣いてばかりいないように。
また、あの朝を、少しでも早く、取り戻せるように。
今の私は。
朝カーテンを開けた時。
目に飛び込んでくる前にそびえる団地の建物が、今日もきちんとそびえていて、団地内のプロムナードや川沿いの遊歩道を、早朝にも関わらず歩いている人が確認できると、ラッキーって思う。
そんなちっちゃなことをラッキーと思えれば、それが日常。
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