2014年8月11日月曜日

ヨコスカフレンドシップデー2014

この夏は、何かとハンバーガーに質を求める我が家。

佐世保で食べたような、バンズもパテも本格的なあのハンバーガー
秋葉原では失敗した、あのハンバーガー…。
横須賀で食べてリベンジできた、あのハンバーガー
つまりは、アメリカ人仕込みのデカくて分厚いハンバーガー。
こうなったら、米軍基地にも乗り込みたいと、Satocchiくん。

乗り込む日は、8月2日土曜日に決定、その日は"Yokosuka Friendship Day"。
開国花火大会も同時開催され、米軍基地からも花火が見れるとのこと。

あっちぃあっちぃ一日でございました。

ベースに入ると、そこは、ア・メ・リ・カ ★
荷物チェック。
ランダムなIDチェック。
目に飛び込んでくるのは、U.S Navyのお兄さん達。
そして…。

大規模なBBQ台に、巨大な肉の塊!!
ダイナミッーク!!
食べたーいっ。

こんなスモークターキーにかぶりついたものなら、みんなギャートルズになってしまうのであーる。





ビールと共に、スモークターキー。

ビール、ガブッ、
ターキー、ガブッ、ガブッ。



プハー、ご馳走様でした☻



そうそう、当初の目的であるネイビーバーガーも、しっかり食べましたよ~。
豪快に焼かれたパテに、具だくさんのバーガーです。
大満足。

ターキーもバーガーも、ミネラルウォーターがもれなく付いてくる。
的確な売り方だよね。



実はGoed、これらがSatocchiと私の胃の中に収まったところで、起床。
横須賀中央駅を下りてからここまで、ずっとZZZでしたから。
賢明な坊ちゃんだこと。
夜の花火まで元気モリモリでいてほしいもん。

横須賀中央駅の最寄りのゲートは、昼は閉鎖。
そのため、ちょっと離れた三笠公園側のゲートまで、猛暑の中を歩け歩け、20分。


起きるとすぐに、この笑顔、さぁ、まずは喉を潤してくだされ。

君のランチは、とりあえず、アメリカンドッグでいいですか。



"Shaved Ice"
かき氷って、こう言うんだね。
ポスターは、今をときめく"アナと雪の女王"、決め台詞がモジられて、「LET IT EAT!!」って書いてある。
つまりは、「食べちゃって~」ってところかしら。


駅からベースに歩いていると、あの人もこの人も手に持っていた、"Anthony's Pizza"の大きな箱。

その大きなPizzaは、ベース内で売られていて、激安1500円!!

しかも焼きたてをもらえるんだもんね。
お買い得。






夜の花火の見物客の間でも、あっちにもこっちにもAnthony's Pizzaが。

一体、何枚売れたのだろうか。
きっとすごいぜ、Pizzaの売上げ。


ベースの中は、アメリカン。
故に、マクドナルドも、ベース限定メニューなんかもあり。
故に、警察の移動車も、交通標識も、バス停も、アメリカン。








よく、映画で見かける、夏休みに子供達が家の前でこづかい稼ぎに売るレモネード。
このレモネード屋さんは、"USS SHILOH FRG"の屋台。
つまり、ミサイル巡洋艦シャイロー乗組員の家族なり。

イチゴも入っているというオリジナリティー。
旨い!!
病みつき!!
レフィルを持って来れば、安くおかわりができるのもいいね。



実は、Satocchiってば、NY育ちのおっさんでありまして。

ベースの中は、多少日本語をしゃべれる人々も少なくないだろうけど、「言葉は会話の道具」ってことを、Goedの目と耳に入れるため、今日は英語という道具でしゃべろうと決めてた私達。
(あ、私達の会話は、もちろん、コテコテ日本語でっせ)

Satocchiがオーダーすると、黄色の似合う肝っ玉母ちゃん風な女性に、
「アナタノエイゴ、キレイネェ」と言われ、二人はそのまま英語でご歓談。




おいしくておいしくて。
レモンが半分ドカンと入ってて。

レモネードが飲み終わると、お水を追加して飲みました。
まさに、レモン水。

夕方おかわり買いにいきました。
ガーン、売り切れ御免、撤収中。
Oh、Noだぜぇ。

売り切れと言えば、スターバックスもだったぜぇ。
後で買おうと、夕方来たら、遅過ぎ、撤収中。

ベースの中にスタバの店舗はあるのだけれど、そこは進入禁止区域。
その代わり、屋台が出てるのでした。
ここでしか買えないマグがあるという情報があったけど、今年はなかったみたい。



お菓子は大丈夫だったよ。
売り切れどころか、ごっそり買わせて頂きました。
Satocchiにとっては懐かしのお菓子なんかもあったみたい。




そうそう、ベース内の買い物は、$が使えるのですな。
しかも、1セント硬貨から。

US硬貨をたんまり持っているSatocchiは、日本ではセントは両替できないからと、ここぞとばかりにジャラジャラで買い物してる。
だいぶ、片付いた?

いろんな屋台がある。
部署ごとに、オリジナルTシャツなんかも売られてる。

とりわけ、この屋台の女性達が来ているタンクトップが私にヒット。
私もこんな風に着こなせるかなぁ。

"USS George Washington FRG"の屋台。
航空母艦ジョージ・ワシントンの家族なり。
こちらのお姉ちゃんからはバッチをもらい、
早速、胸元に装着。
"友好"ってロゴ。


お隣の屋台ではポップコーンを買った
このレフィルもお土産に持ち帰り。
"Commander Submarine Group7, Commender Task Force 74".
第7艦隊潜水艦部隊なり。
朝からソフトボール大会もあったよう。
来年はこっちもも楽しめるね。

Goedも見たかったってさ。








このスタジアムの向かいの、海に面した広い芝生が、花火が上がる方向に向いておりまして。

本日の花火見物は、ここに決定!!
まだそんなにレジャーシートも広がってないから、今のうちに、場所取りしちゃえ!!

そしてまた、屋台に繰り出します。






途中で、ネイビーさん達とも写真を撮らせてもらった。
本当はね、ネイビーさんに抱っこしてもらってる写真が所望だったけど、パパがいいんだって。

Goedは、巨人の外野手、キューバ出身のアンダーソンが大好き。
ずっと、アンダーソンを探してた…。



花火大会に向け、人がどんどん増えてくる。


Satocchiが、ジュースを買いに、私とGoedがビールを買いに、二手に分かれて買い出しに。

ビールの長い列に並んでいると、
「パパ、迷子になっちゃったの?パパ―ッ、パーパーッ!!」って叫ぶ。
迷子じゃないんだけど、ハハハ。

さぁ、ビールがようやく買えたね。
Goed、こっちに来て。

Goed。
Goed、どこ??
Goed、どこにいるの!!
大声で叫ぶ、「Goed!! Goed!!」
耳を澄ます、「akkoさーん」って泣き叫ぶ声がないか。

人混みの中、私の視野の中に、Goedは、もう、いない。
Goedの声も、ない。
Satocchiが、ジュースを買い終わり、合流する。
一緒にいるのではないかという最後の頼みの綱は、空しく外れ。

お巡りさんかネイビーに迷子捜索依頼をしなければと、お巡りさんやネイビーを探す。

「いたっ!!」Satocchiが叫んだ。
Goedが、いた!!
ネイビー5人ほどに囲まれて、一人のネイビーのお兄さんと手を繋いで堂々と歩いている。
Satocchiが走り寄る、「カレハ ムスコ デス!!」
Goedを抱き上げた。
みるみるうちに、Goedの顔が崩れ、おっきな声で泣き始めた。

「カレハ ナイテ イタンデスカ?」と聞くと
「イヤ カレハ ツヨカッタデスヨ。 ドウドウト シテマシタ。」

Goedに事情聴取をしてみると、
「アンダーソンが、どうしたのってきいて、パパがいないakkoさんがいないっていったの」

私達の初めての迷子物語、でした。
結構私、パニクリました…。


さぁ、この迷子事件で更に絆を深めた私達親子。
気を取り直して、まだちょっと早いけど、場所取りしていた芝生の広場へ。

おぉおぉ、あのスキスキだった広場がもう、人でいっぱい。
とはいえ、ゆったりと。
まずは、迷子になりながらも手に入れたビールとジュースで乾杯。

ジュースは、なんと、レモネード!!

シャイローの屋台のレモネードは売り切れだったけど、違う屋台で見つけたんだって。
それで、長い行列だったけど、Goedにレモネードをもう一度飲ませてあげたくて、時間をかけて並んだんだって。

すっごくおいしいね☻

ゴロンゴロンしながら、涼しい海風を浴びながら、快適に時を過ごす。

海に浮かぶ船の灯りもきれいに見えてくる。



さぁ、花火の打ち上げ、始まりだ!!

ちょっと、見張り台が邪魔だったけど、だんだん気にならなくった。
来年も、海風の通りの良い涼しくってゆったりしたこの場所が、いいね。
花火の時間は30分。
短いような気がするけど、チビがいるし、乾杯の時間もゴロンゴロンの時間も花火大会の時間と思えるから、丁度いい!!

初めての花火大会、Goedの反応は、ブラボー!!


帰りは、ゲートを抜けるのに大渋滞。
それも、祭の余韻。

交通警備のネイビーのお兄さん達に、出会うたびにハイタッチ。
「さんきゅー」
「しーゆー」
Goedにとっては、これも、祭の余韻。

あのライトのついているゲートを抜けたら、ニッポン。


「なぜ、日本の中にアメリカがあるの?」
Satocchiと、この話題で、しばし歩いた。
いつかGoedに聞かれた時にも、しっかり答えられるようにしておかなくちゃな。


後日のこと。

あの時飲んだ、レモネード。
真似して作ってみた。

体が喜び、頭がアンダーソンを思い出しました。







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