2014年8月18日月曜日

私はアキバをこう遊ぶ

エキュートの良さを再認識している今日この頃。
神田万世橋の"マーチエキュート"も、興味津々。

神田須田町に、その昔、万世駅という駅があったのだという。
もちろん、万世橋に由来した駅。

この写真はマーチエキュートに展示されているジオラマで、大正初期を表しているの。
当時の万世橋と、路面電車と、万世駅。
現代に面影大大アリだ!!




1912年(明治45年)、中央線の昌平橋駅と万世橋駅間が開通。
路面電車の乗り換えターミナルとして、銀座と並ぶほどのにぎわいを見せていたそうな。

1919年(大正8年)、中央線が東京駅に開通、万世橋駅は中間駅となる。
1943年(昭和18年)、太平洋戦争激化の中、乗降客減少に伴い、万世橋駅は休止となる。

2006年(平成18年)、併設されていた鉄道博物館が、大宮へ移る。
そんな遍歴を辿り、"マーチエキュート"は、2013年9月にオープン。





というわけで我々親子、7月12日、マーチエキュートに潜入すべく、電気とアニメの街秋葉原へ、やって来ました。
今は、AKB48のイメージも濃くなりましたが、我々は、あくまでも、マーチエキュート。

万世橋へと向かいます。





おぉ、あったあった!!
素敵な外観、ちょっとオランダのユートレヒトを思い出させるじゃない!!



万世橋駅構内は、アーチ型の美しい商業施設に。
ホーム部分は、カフェやデッキに。
開業当時の階段は、『1912階段』として、1935年に作られた階段は、『1935階段』として、そのまま利用。





整備された元のホームは、デッキになっていて、間近に中央線を見れる。

また、カフェもあるので、ご飯を食べながら、この近距離で通過する中央線を見ることもできるのだ。

Goedも大喜び。






エキュートって、センスいいと思うのです。
"mAAch Ecute"のロゴは、佐野研二郎さんのデザインなんだよね、これがまた。

おもしろそうな、気になるイベントが多いし。
全体的に、パンフレットもかわいいし。

ただ、どのエキュートも規模が小さいから、半日といられないのが玉にキズ…。
もっとショップがあって、もっともっとエキュートの刺激、欲しいけどね~。



すてきな雑貨屋さんや服屋さんで、目の保養。
"青衣"さん、生で見たのは初めての服屋さん、すてきだったなぁ。
エキュート、すてきなコンセプトのカタマリなのだ。


ランチは、エキュートではなくて、秋葉原駅を万世橋とは反対の方に行ってみた。
Satocchiの大好きなアメリカンダイニングでハンバーガー。
しかし、ちょっと、ハズレ…。
雰囲気はあるんだけどなぁ~。


もう一ヶ所、チェックしていた場所が、そこから目と鼻の先だったのは、嬉しい誤算というか、嬉しい偶然。

"CHABARAちゃばら"

「やっちゃ場」と「秋葉原」からの造語だって。
やっちゃ場とは、青果市場の別名。
つまりここは、かつて、神田青果市場だっだそうだ。

バイヤー選りすぐりの日本全国の逸品が集結。
生産者と消費者が、じかに繋がる場として、食の奥深さや伝統・伝承に触れることができるという、コンセプト。



このまま高架下を辿っていけば、"2K540 AKI-OKA ARTISAN"。
東京駅から2km540m付近にあり、秋葉原駅と御徒町駅の中間に位置し、昔からこの周辺は職人の街だったことに由来し、フランス語で職人を意味する「ARTISAN」。

工房とショップがひとつになったスタイル、ここでしか買えない商品、ものづくりの体験が出来るワークショップなど、さまざまな個性あふれるお店が集まっている。



なのだけど、2K540は次回への課題として残し、今回は、ちゃばらのみを堪能。

これはこれは、高知のミレービスケットの女の子じゃありませんか。
お名前は、その名もまんま、ミレーちゃん。
生みの親は、あの、やなせたかしさんなんだって!!

配ってた、ビスケット、ゲッツ!!

こちらのキャラは、"とり奉行 骨付じゅうじゅう"。
香川県は丸亀の名物になるべく、日夜努力をしているようです。

試食で実際に焼いていたのを食べて、おいしかったので、我が家、購入です。

丸亀市、がんばってるようです。






"香川県住みます芸人"っているんだね、"梶 剛"さん、吉本興業所属。
写真、一緒に撮らせてもらったもんね、今後、応援させて頂きますよ。




日本中に限りなく、美味しいものや生産者の気持ちのこもった商品って、あるのです。
ここには、バイヤーの目に留まり、チョイスされた商品が所狭しと並んでおります。
コンセプト通り、生産者の方々が直接説明をしてくれるのが、楽しい。

試飲試食、たくさんしました。
気に入ったもの、買い物かごに、入ってゆきます。
我が家の食事文化、少し楽しくなりました。



Goedも寝たことだし、なんだか素敵なカフェもあることだし、ホッと一息アイス珈琲でも、ね。

"やなか珈琲店"ですって。







しっかりとした美味しい珈琲豆の味がするアイスカフェラテで、身も心もリラックス。

目の前では、何か講義が始まりました。
白衣を着た若い講師の先生、味噌について、説いてます。

こういうの、好きです、私。
お味噌の試食はできないけれど、こちらから耳をダンボにして盗み聞き。
スタッフの方に、「何者デスカ?」と聞いたなら、「現役の農大学生、味噌ソムリエの佐藤公亮さんです。試験が近いというのに、無理言ってお願いをしたんです、ハハハ」とのこと。


味噌を愛し、味噌を研究する大学生。
その愛と知識で、人々に新しい世界を開いてあげる、なんてすばらしいことだろう。
彼を見ながら、味噌のことより、そんな自分とのギャップを、憂いてしまったよ…。



帰りの電車。

思えば電車の中で、静かにいられるようになったよなぁ、Goed。
ほんの少し前は、電車に飽きちゃうと手におえないから、母子二人の電車移動は、要覚悟だったもんね。


はい、今日も親の興味優先の遠足へのお付き合い、ありがとうございました。
また行こうっ!!








0 件のコメント:

コメントを投稿