なんという贅沢をしている私!!
刺激と感激がたんまり詰まった、ミュージカルに映画!!
息子は、両日、opa en omaが預かってくれました、感謝です。
ミュージカルを観たのは、7月26日土曜日。
連れ合いはAico。
2歳と0歳の息子ふたりを、なんなく預かってくれる協力的な旦那様、天晴れです。
今宵は、17時開演のミュージカルの後、ディナーもしてきちゃっても、よろしいざんすか?!
『ミス・サイゴン』。
かなり前に、今は亡き本田美奈子さんのミュージカルソングを集めたCDに入っていた、『命をあげよう』を聞いて、ミス・サイゴンを知った。
その歌は何度聞いても飽きることがなく、いつか、ミス・サイゴンを観てみたいと思わせたのだった。
本田美奈子さんは、白血病で2005年にこの世を去った。
ミス・サイゴンのキム役をオーディションで勝ち取り、私がYouTubeでその歌を歌う姿を見る限り、表現力もさることながら、歌唱力に、ものすごい情熱を感じ、バリエーションに富んだ声色と歌い方に、秀逸したものを感じた。
本田美奈子さんのいない今、知念里奈さんのキムを観たいと思った。
その昔、『THE夜もヒッパレ』で彼女が歌うのを、毎週楽しみにしてたもんね。
きっと歌に恵まれれば、あんなに上手いんだもん、きっとヒットするだろうにって、思いながら見てたっけ。
あんなに上手いんだもん。
ミュージカルの方向に動いて正解だと思って、舞台を見るのを楽しみにしてた。
そして、エンジニアは市村正親さん。
実は、私達の観た公演の翌日が、ミス・サイゴン最後の舞台となったのだった。
胃癌の治療に専念するために、降板することに。
知念里奈さんと市村正親さんのキャスティング希望は、私のリクエスト。
Aicoも、もちろん賛成してくれて、この日と相成りました。
あらすじは…。
ベトナム戦争末期のサイゴンで、アメリカ兵のクリスと、戦争で両親を失ったベトナム人女性のキムが恋に落ちる。しかし、すぐにサイゴン陥落で、アメリカ兵は本国へと引き上げなければならない。二人は引き裂かれる。しかし、キムのお腹には…。
キムはベトナムで、クリスとの愛の証であるタムとの生活を、必死に守り、クリスの帰りを待つ。しかし、クリスはアメリカで、キムへの想いに苛まれながらもアメリカ人女性エレンと結婚。
二人の愛の行方は…。
ベトナム戦争のことを知ろうとすればするほど、自分の無知に気付く。
今回のことを文章にするにあたっては、"ベトナム戦争"、"サイゴン陥落"、"ベトコン"、"混血児"、"ベトナム帰還兵"を検索しては読み漁った。
自分が高校か大学の頃、自由研究か何かのテーマで、ベトナム戦争での"枯葉剤"と"サリドマイド児"のことを調べた記憶も、頭の片隅から蘇ってきた。
ベトナム戦争だけではないが、日常で関わったことを起爆剤と思い、今後、今よりもっともっと多くの知識を、私のこのスッカラカンの引き出しに入れたいものだ。
話をミュージカルに戻そう。
ミュージカルは、素晴らしかった。
いつも思うんだけど、こういう仕事もあるんだよな~って思う。
キャストだけではなく、スタッフ、オーケストラなどなど、私の人生の中で、そんな仕事に就こうだなんて、思いも寄らなかった仕事。
羨ましくも思うのだけど、なんの才能もない私は、いつも自分にこう言い聞かせている。
「受け取る側がいなければ成り立たないから、私は、受け取る側として楽しませてもらおう☻」
ハンカチを涙で濡らしながら、うーんと楽しませてもらった後は、コレもお楽しみ、Aicoとの夜ご飯!!
ベトナム繋がりで、ベトナム料理屋さんに向かって歩き出したんだけど、途中で見つけてしまったイタリアンにササッと変更。
丸の内ブリックスクエアにある"La Casalinga"。
メニューがそれぞれ凝っていて、美味しかったな~。
解放感もあってさ。
東京駅までは、KITTEの地下を通っていくんだけど、大きな柱には、いつもながら素敵なKITTEのパネルが。
夏色のKITTE。
金魚にラムネ。
おしゃべりしながら東海道線に揺られていたら、あっという間に我が家でありました。
0時になろうとしておりました。
次は、何観ようかね☻
話は変わりまして。
映画を観たのは、7月30日水曜日。
連れ合いは、Kyeちゃん、幼馴染の。
前回に引き続き、場所は川崎ラゾーナ。
待ち合わせ前に、野外広場にKyeちゃんの"き"を発見。
なんか、かわいい彼女っぽいっしょ、私。
前回に引き続き、映画前にランチ。
今回は、"WIRED KITCHEN"。
焼き立てパンがうれしく、ランチプレート、いつもいつも、美味しいです。
"くまのがっこう"とのコラボで、サマーカフェプロモーションとかで、各テーブルに、こんなおっきなくまさんと相席。
乙女心、くすぐられるね、うふ。
映画、何を観たのかというと、
『思い出のマーニー』。
前回の『アナと雪の女王』おなじく、旦那も息子も一緒には観てくれないだろう映画。
そんな映画を、一緒に観ようってことになってるんだ、あたし達☻
心置きなく乙女心をくずぐってもらうんだい!!
原作はイギリス児童文学で、Joan G.Robinsonの、『When Marnie Was There』。
原作での舞台はイギリスのノーフォーク州。
映画での舞台は北海道。
ロビンソン!!
あぁ、『おはようスーちゃん』の著者だ!!
そうだったのかぁ。
他の著書、『庭にたねをまこう』は、友人の娘さんにプレゼントしたこともあるほど、好きな著者。
なにしろ、ロビンソンの絵がかわいくって。
主役のひとり、杏奈は、心の殻に閉じこもった少女。
先生に頼まれ、描いた絵を見せようとしたところで、ハプニングが起こり先生は去って行ってしまった。
折角の勇気が台無しにされた杏奈は、持病の発作を起こす。
発作を起こしたくなるほどの切なさ、私にも、わかる。
このシーンで、私の気持ちも、グッと入る。
喘息の療養にと、札幌を離れ、空気のきれいな海辺の町に住む親戚のうちでひと夏を過ごすことに。
そこで出会った、マーニー。
マーニーとの秘密の、夜の入り江のピクニック。
ランタンの灯りだけの、サンドイッチとジュース。
なんて素敵なシチュエーション。
こんな思い出、私にはないのだけど、あったような気がしちゃう。
あったらいいなっていう願望からかな。
全編において、こんな思い出あったような…、いや、こんな思い出あったらいいな…、っていうお話。
メルヘンだけでなく、切なさと、逆境を乗り越えさせようとする人の思いやりなんかも、ぐんぐん伝わってくる。
でも。
男の人には、わかんないだろうな~、ってお話。
Kyeちゃんと行って、よかった☻
でも後で、知ったんだけど、監督は米林宏昌さんで男性だし、メインスタッフも男性ばかりのスタッフ陣だったそうな。
映画の後は、もちろん、品評会という名の下のくっちゃべり会。
今回は、Afternoon Teaにて、アフタヌーンティー。
おバカな話もしたし、ちょっぴり重たい話もしたりね。
本日も楽しく、"家族とは観ないだろう映画とくっちゃべりの会"、できました。
Kyeちゃんからは、沖縄旅行のお土産を、私からは、お誕生日プレゼントを、お互いに交換、こんなこともハッピーね。
高校の時に演劇部だったKyeちゃんと、次回は芝居やミュージカルもいいねと、またまた次回に目論むふたりであった。
また刺激と感激、欲しいな~。
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