デート日は3月13日、場所は高円寺。
高円寺に着く頃には「お腹すいた」を連発され、傷口が広がらないうちに、早速ランチですわ。
"Baby King kitchen"
-大人も子供もお子様ランチを食べれるCAFE-
名前からして、子連れ向きと思いきや、それだけでは、ない。
ホラ、夕方のハッピーアワーなんて、あるでしょ?!
「子供だけが食べれる、夢のようなメニュー"お子様ランチ"。でも子供しか食べちゃいけないなんてずるい…。大人だって食べたいよ~!!」
が、こちらのコンセプトのひとつ。
階段を登ろうとすると、
「ベビーカーでお越しの方はこちらのひもをひっぱってかわいくベルを2回ならしてください」
エレベーターがないけど、一緒に持ち上げてくれるのだろうね。
お店に入る前から心があったまるね。
そして店内は、子供の喜ぶものばかり。
ブランコまで!!
すてきなインテリア。
すっかりリラックス。
くつろぎ過ぎ…。
お行儀悪いし…。
"小さな君のお子様ランチ"
800円
フラッグのイラストは、店名のBKK使いがキュート。
ハンバーグは手作り、子供の大好物ばかり。
ちなみに、おとなのお子様ランチは1200円。
小さな君をもっとボリューミーにした感じだって。
"BKKミラノ風ドリア温玉のせ"
980円
ケチャップ使いがキュート。
お味は、旨い!!
お子様ランチのデザートはプリン。
給食によく使われる素材、アルマイトが私好み。
お子様ランチを食べると、好きなバッチがもらえるの。
フラッグとおんなじだね。
Goedはコレが気に入ったんだったね。
絵本屋さんのお兄さんが、「おっ、BKK行ったんだね」って、気付いてくれたっけ。
お店の軒先には、こんなおもちゃあり。
一通り乗り回し、宅急便屋さんゴッコを満喫して、次の目的地へと向かいました。
駅前にやってくると、おぉ!!
"丸十ベーカリー"
丸十ベーカリーの創始者は、田辺玄平さん。
明治34年に渡米した際、胃腸の弱かった玄平さんがパンの良さに接し、パン作りを習得し、10年後に日本に帰国。
冷蔵庫の無い日本ではイースト管理が大変で、そこで、独自にドライイーストを考案。
それがドライイーストの始まり。
そして田辺玄平さんって、私の父方の祖母の叔父。
ちょっと血筋的には離れちゃいるけど、嬉しい繋がり。
明治34年に、山梨の片田舎の青年が、どういう目的でどんな想いでどんな苦労をしてアメリカへ行き、10年間という長い歳月をどんな生活をして、どんな喜怒哀楽を感じて住んでいたのだろう。
ロマンを感じるよね。
さてさて。
今からは、高円寺駅の南口に移ります。
行きたい所とオープンタイムと地図をメモしたデートプラン書が、このデートには必要不可欠。
このノートを見ぃ見ぃ、雑貨屋さんの"cotogoto"を探す。
結構、このアナログなメモが、役に立っちゃうのよね。
はい、到着。
日本各地の良き品がセレクトされたお店。
食器、生活雑貨、掃除道具、などなどね。
あれま。
今リンクを貼って知ったこと。
cotogotoさんったら、この日から2週間後に移転してて、規模が大きくなってるじゃん!!
また行かねば、場所はおんなじ高円寺。
本日のプラン本命の、絵本屋さんに続きます。
"えほんやるすばんばんするかいしゃ"
1Fはギャラリーで、
『ハンガリーの紙ナプキン展』
紙ナプキンという、使い捨てられるはずの存在を愛おしく想う、心優しい展示会。
ハンガリー人は、こんなところにも遊び心出しちゃうのねぇ。
一枚、ド壺の柄のを買ったよ。
これで、お口拭いてポイ、できないよなぁ。
真っ赤な急な階段を上ると、いよいよ絵本屋さん。
階段を下りる時は、頭を天井にぶつけないようにっと。
ちなみに、下る時の目線の先に、ちっちゃなメッセージも出てました。
かわいい遊び心。
店内は広くはないけれど、味があっていいし、何より、店長さんが、善き人。
Goedが、"はらぺこあおむし"が読みたいと言い出すが店内にはない。
店長さん、1Fに下りて軒先の売り物の中からGoedに持ってきてくれた、「えいごだけど」って。
「どこにすわってよめばいいのぉ~」とわめけば、ちっちゃな椅子をホイと出してくれもした。
私が興味津々の"茂田井茂"の紙モノについては、製作者についてやら、今やっている展覧会のことやら、マルチに教えてくれた。
引き込まれます。
お店の前で私達親子の写真を撮ってくれたのも、店長さん。
本当は、Goed撮影の、スペシウム光線ポーズの店長さんの写真もあるんだけど、「掲載は勘弁してください」とのこと(笑)。
お店の軒先の箱の中からは、私にとって、ドエライものを見つけてしまったよ。
ピエール・ブロブストの『カロリーヌのサイクリング』!!
買うしかないでしょ。
この絵本のシリーズ、以前図書館で借りて、そのキュートさにズキュンと来てたのだ。
そしてGoedも何か見つけて、叫んでた。
「あーっ、『しずくのぼうけん』だーっ!!」
これは、emnkがGoedにプレゼントしてくれた、Goedお気に入りの1冊。
それはそうと。
向かいの"イソヤマ堂"、気になりつつも入らなかったのだけれど、入ればよかった。
レトロな食器、かわいいクラフト、昭和なラベルなどを取り扱ってるお店だったのね。
後で、知りました。
Goedが見つけたものと言えば、パチンコ屋さんのウルトラマン。
この日から、パチンコ屋さんを通ると必ずウルトラマンが宣伝されているので、パチンコ屋さんの前で立ち止まることが多くなりました。
さぁ、ノコスは"HATTIFNATT"。
ずっと行きたかったメルヘンチックなカフェ。
ちっちゃなドアが少女心をくすぐります。
少女心、あたしにも、ある、ちょっと…。
そしてまた、この急な階段。
今日は何回、この手の階段を上ったかな。
壁一面、"marini*monteany"の絵。
置いてある絵本『キャロリンとジョン へんてこ森へいく』を読んでいると、登場する人や動物が、壁に広がる。
かわいいなぁ。
木の机や椅子にも、癒される。
私のカフェオレも、やっぱりかわいい。
ホッ…
更に上に続く階段があり、Goedが上る。
私も上る。
あっ、上には秘密的な座敷があるのね。
なーるほど。
うんとうんと癒されて、高円寺をあとにしようと外に出る。
すると、お隣のショップが気になります。
生命力溢れる絵がズラリ。
その中でも、私の目が釘付けになったのは、この電車の絵。
女性が描いているって言うのも、ユニークでいいと思うところ。
電車の絵を描けと言われて、私にもこんな色遣いと、車両の配置、できるかなって、想像する。
サービスしてくれたコーヒーとお菓子がすごく美味しくってね。
っていうのも、Goedがうまっうまっって、バクついてる?!
Satocchiへの御土産は、これに決定!!
実はここはギャラリーで、この期間は、練馬にある"小茂根福祉園"さんの製作商品を展示販売していたのでした。
知的に障害のある方々のアイデアと個性と活力によるモノ作りが、商品となり、このギャラリーを盛り上げ、私達が引き込まれていったわけだ。
スタッフの方々もすごく明るくて、Goedのリクエストに快く応えてくれて、何回もウルトラマンを一緒にしてくれたんだよね。
ありがとうございました☺
高円寺の最後の最後、思いがけず元気をもらって、中央線に乗ることができました。
実は、Satocchiから連絡があり、有楽町辺りで待ち合わせて帰ることに。
時間潰しは、有楽町駅前のLOFTと無印良品にお任せだ。
ビックカメラで何やら買ってもらい、またまたウルトラマンの仲間が増えました。
もうお母さんは、これ以上名前を覚えられません…。
デート、楽しかったね。
私の書いた地図を見てお店を探そうとしてくれたり、荷物を持ってくれたりで、男前風なんだけど、ごめん、でもその言動が可笑しくってさ。
「ちょっと、ちず、みせてごらん。うーんと、ここ、みぎかなぁ」
「いいよいいよ、もつよ。(10秒後) おもいっ、はいっ」
次のデートは、鎌倉辺りにプランあり。
また付き合ってたもれ。
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