「そつえんおめでとうございます」
「ありがとうございます」
卒園式の翌日3月18日、年少さんの妹をお母さんと一緒に送りに来たDくんと私の会話。
私、泣けた、涙、溢れた。
卒園おめでとうと挨拶したら、ありがとうと深々と頭を下げたDくん。
すっごく立派に見えたの。
こちらの誠意を、きちんと汲み取ってくれたと感じたの。
妹と同じクラスのGoedとよく遊んでくれて、おうちに遊びに行ったり、うちに来てくれたり。
仲良くもすれば、喧嘩もした。
フェスタやマラソン大会では注目もするし、やっぱり年長さんだって感心した。
常にDくんは、私のよく知った近所の男の子って、親近感があってね。
このやりとりで、Dくんがなんだかぐーんと、遠くに行っちゃったような気がしたのかな。
それは物理的な距離じゃなくて、手を伸ばしても決して届かない、Dくんの幼稚園児だった"時代"。
もう、幼稚園の男の子、じゃなくなっちゃったのが、嬉しくて寂しくて。
お陰でマスカラ、落ちました。
団地に、春が現れ始めました。
団地に現れ始めた春を撮影していたら、Goedが私からカメラを奪って、写真を撮ってくれた。
この団地が、Goedの故郷だね。
そして、今や引っ越してしまったものの、あのDくんと過ごした団地だね。
いつか、息子にも、嬉しくて寂しい気持ちを、抱くのだよね。
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