毎年恒例の"国際こども絵画交流展"。
去年のブログはこちら。
会場の成田山新勝寺、
今年も行ってきました10月27日。
Goedは今年、数えで3歳の七五三。
軽くでいいからお祝いしたいとopa en oma。
それならば、みーんなで行ってしまえ、新勝寺。
Goedには、うちにある、様になりそうな服をかき集めてコーディネート。
ふーん、ネクタイすれば、なんとかなるもんだ。
さてさて。
国際こども絵画交流展。
カラカルパクスタンで日本語を教えて帰国してからは、毎年のように楽しみにしています。
なんせ、カラカルパクスタン側も、積極的に参加してるからね。
そんな努力をうれしく思うから。
今年の絵画展のテーマは"夢"。
テーマに沿った絵を応募するという基本的なことさえ、数年前まではできてなかったカラカルパクスタン。
将来、テーマに沿うという課題に直面することは多々あるであろう社会に飛び出す子供達に、是非教えて欲しいことだよね、"テーマに沿う"という必要性。
夢のある絵がちゃんと、飾られていました。
車椅子の女の子がいろんなスポーツにチャレンジしている夢。
本人かな。
ラクダさんの思う存分シャワーを浴びている夢。
砂漠の国ならではでおもしろいな。
物語やアニメから思いついたのかな。
これだって立派な夢だよね。
女の子がお姫様のようになったり、お城のようなきれいなおうちに住む夢。
きっと世界中の女の子共通の夢だね。
オスのお馬さんがメスのお馬さんに恋する夢。
こんな夢、あってもいいよね。
孤児院にお母さんがお迎えに来た友達を窓から見送るふたり。
本人なのかな。
育てているひよこが大きくなって卵を産む夢。
おうちでも育てているのかな。
そして。
"White houses"
Abbazくん12歳の絵。
フレンドシップ賞受賞作品。
子供達が湖の向こうの虹を渡る白い馬を見ている。
何を暗示しているのだろう。
毎年思うのだけど、カラカルパクスタンの絵は全体的に、淡い絵が多い。
指導スタイルなのか、国民性なのか、とにかく文化、なのかもしれない。
例えば、他の国を見てみるとね。
←マレーシア→
2つとも9歳の作品
→ミャンマー 8歳の作品
←日本 7歳
→日本 8歳
←日本 8歳
←日本 12歳
→日本 13歳
色が濃いめでカラフルな絵が多いのが、東アジア、東南アジアの特徴なのかもしれない。
東ヨーロッパのチェコは、暗めの絵がまたまた新鮮だった。
ここに展示されている絵だけで特徴づけようとするのは危険。
わかっちゃいるけど、毎年ね、カラカルパクスタンの子供達の絵の色合いの淡さが、まだまだ社会主義思想から抜け出せない大人社会が施す教育の淡さを、物語っているような気がしてならない。
展覧会を観終わると、昨年と同じく、新勝寺境内の裏に広がる、ひろーい成田山公園をお散歩。
Updownあり、滝あり、池あり、どんぐりあり。
もう、お腹はペコペコだ!!
これまた去年と同様、表参道の"川豊"さんで鰻。
相変わらずの混み様。
相変わらずの美味しさ。
店先ではせっせと鰻がさばかれています。
去年は去年でつかまり立ちのGoedはジッとしていられなくて大変だったけど、
走り回りたいお年頃の今年は今年でジッとせず。
来年はどうなる、Goedさん。
やっぱり今年も"ぴーなっつ最中"を購入して、〆。
来年も、だね。
最後の最後になりますが、
・子供達に呼びかけ作品を集め、日本に発送するという大きな仕事をこなした、カラカルパクスタンの子供図書館館長ズルフィヤアパとスタッフのみなさん、
・それをサポートし精神的にも体力的にも労力を費やした、JICAのMさん、ウズベキスタン教会のNさん
・ロングドライブにつきあってくれたopa en oma
お疲れ様でした、そして、どうもありがとうございました。
カラカルパクスタンの絵画展に参加した子供達が、自分の作品が海外で展示されたことにちっちゃな幸せとちっちゃな自信を持ち、日本になんとなく親近感を持ち、これからの成長にちっちゃな影響が生まれたらいいなって、願っています。
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