次元がまったく違う話で、不謹慎かもしれないけど、読みながら、東日本大震災の津波と復興作業のこと、思ってた。
絵本はね。
メリーちゃんの住むあたりが大雨になるという。
そこでメリーちゃんは、
家族と、家畜を、
高い所へ避難させ
雨が止むのをじっと待った。
雨が治まると
お日様は戻って来たが
うちの中は、泥だらけ。
メリーちゃんの学校の生徒達は、困っている人達のおうちのお手伝いに出発。
町中がどんどん元の生活を取り戻す。
お日様のありがたさが身に沁みつつ、自然の怖さと自然の優しさを同時に味わうのでした。
小さい頃にこの本を読んだなら、子供にだって、心のどこかに、自然災害に対するちょっとした知識と災害復興への協力が、当たり前に思えるかもしれない。
これは1968年出版の本。
人間はどうしたって、人間が誕生してからずっと、自然災害と生活を共にし続けている。
地震、津波、洪水、噴火、豪雪、竜巻・・・。
被害を被り尊い命を失い続けている。
私はたまたま天災を受けていないだけ。
しかし、防災知識・準備、被害後の対応など、先人の犠牲を無駄にせず、知恵を学び実践しなければいけないね。
そして、復興を支援し、自分にできることは何かを、いつも胸に留め、実行しなければいけないね。
まりーちゃんとまりーちゃんの取り巻く社会を見習って・・・。
ちなみに、この絵本は、"まりーちゃん"シリーズの1冊。
フランソワーズさんの絵は、ほんと、ほのぼのしてかわいい。
まりーちゃん以外にも色々出しているようなので、そちらも今度借りてみよう。
羊さんの名前が、「ぱたぽん」なんだけど、原作でも「ぱたぽん」なんだろうか??
0 件のコメント:
コメントを投稿