10月26日の我が家の朝ご飯に登場した、コーヒー牛乳と苺ヨーグルト。
彼らの生まれは福島の、"会津中央乳業"さん。
つい先日近所のダイエーで、
"会津フェスタ"と表して販売されてた。
お値段はちょい高め。
だからこんな時や当地会津に行った時じゃないと、買えません。
この会津中央乳業さんの製品には、おさげ髪の女の子が描かれている。
その絵がかわいいんだよね。
Goedの1歳誕生日旅行に会津福島に行った時、見つけたんだったね。
宿でもパチリ。
当時Goedがカミカミしていたアンパンマンと並べてます。
コンビニやスーパーでは買えないでいた瓶のヨーグルト。
すっかり諦めて高速に乗った。
たまたま寄った磐梯山SAで、Satocchiが見つけて、駐車場で待ってた私に買ってきてくれたんだったね。
今でも時々、杏仁豆腐やゼリーを作ると、
この瓶を愛用してます。
他にもグッズなんか売ってないのかなぁ。
この女の子には名前はないのかなぁ。
なんて、気になってました。
よくよく検索してみると、今まで見てたHPは古くって、ちゃんと新しいHPがあるじゃない!!
そこに、女の子の話が、あったのです。
女の子には名前はない。
でも、モデルがいて、その女の子は創始者二瓶四郎の長女であり現社長のお姉さんの、孝子ちゃんなのだそう。
終戦と同時に、満州にいた四郎はシベリアに抑留。
身重の妻・文子は2歳の孝子ちゃんを連れて、引揚船に乗るべく中国国内を奔走。
着の身着のまま無一文で引き上げ船を目指した文子と孝子でしたが、食べ物も手に入らず、水も満足に飲めない日々が続く。
文子の母乳も出なくなり、やせ細った孝子は栄養失調で他界。
悲しみに暮れる間もなく文子は、同年12月ハルピンで長男孝也(現社長)を出産。
命からがら日本へ、そして故郷会津に帰りついた。
3年後に四郎もシベリアから生還し、乳業の仕事に携わるようになる。
マークには「あのとき牛乳があったなら…」「栄養があるものを食べさせることができていたなら…」と、子を思う親の切ない思いが込められているのだ。
単にかわいいと思い入れのあった"べこの乳"製品だったけど、今後は、お腹いっぱい食べれる幸せ、食べさせてあげれる幸せを、この女の子を見ては思い出そう。
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