2015年8月11日火曜日

北東北に進路を取れ 2日目

北東北の旅二日目、7月18日、今日も元気に朝ごはん。
旅の楽しみのひとつです、朝ごはん。

なまはげ納豆になまはげ海苔。
かわいいわぁ。




お部屋の窓が大きく、その前に広がっていたのは樹海。
遠くに見えるのは、昨日の寒風山。

男鹿観光ホテルさん、ありがとうございました。


目指すは、五能線のあきた白神駅。
Goedと私は、海岸スレスレを走ると有名な五能線に30分ほど乗車。
Satocchiが車を回し、しばし、独りドライブ、というわけ。

男鹿半島とはさようなら。
しかし男鹿半島は、手つかずの自然が多いこと。
海あり山あり田んぼあり畑あり、風力発電風車あり、コンビニなし。

ほんと、コンビニ、見なかった。
寒風山の手前からずっと見てないから、ほぼ24時間一度もコンビニを通らなかったのだよ。
これでいいんだよね、こうあって、全然構わないのにね、ニッポン。

走っていると、畑の中に見たことのない葉っぱをよく見かけた。
なんの野菜だったんだろ。


やっとやっと、やっと、町に出た。
コンビニも、チョイチョイ出てきた。
道の駅も登場"おらほの館(八峰町)"。
はっぽうちょう、と読みます。

大潟の道の駅では、コレデモカってほどアムスメロンを見たけれど、ここ八峰町の道の駅は、黄色いカナリアンメロン。
確かにたくさんのメロン畑を通って来たもんね。



カット売りされていたから、試しに食べてみる。
あっまーい、うっまーい!!

箱買いして、自宅に送りつけちゃった。
八峰町のカナリアンメロン、旨さ、間違いない。

それからね。
以前のけけけ祭で知ったことなんだけど、やっぱりなんだぁ。
秋田のお母さんは、なんでも寒天で固めちゃうんだって。
うん、確かに。
サラダも和え物も、固まってましたわ。











11時34分。
五能線に乗り込む時間が近づいてきた。

あきた白神駅は無人駅。
切符はすぐ後ろにある管理棟で購入。

五能線って、海岸スレスレを走るから、波をかぶることもあるんだって。

一日に十本しかない五能線。
リゾートしらかみという特急も走っているけれど、やっぱりローカル線がいいじゃない。

さぁ、30分程、Satocchiとお別れです。
12時10分、十二湖駅で会いましょう。

電車に乗るとすぐに雨が降り始めた。
しかもザーザーぶり。
今日は完全に雨予報だからね。

雨のせいで景色はパッとしないけど、それでも電車は、岩館-大間越の区間を速度を落として走行してくれる。

雨なんてことはお構いなしで、車内、楽しんでおります。

道路と線路が、ひっきりなしに交差する。
Goedは、コチラの席アチラの席に移動しながら、海を見たり、道路にパパの車を探したり。


旅人らしく、地図を見たふり、わかったふり。




そうこうすると、十二湖駅に到着です。
Satocchiが雨の中、傘を持ってホームで待ち構えている。
妻と子を乗せて迫りくる電車を撮りながら。

五能線だなんていう、レアなローカル線に乗せてくれて、ありがとね。

さぁ、この後はどうしましょ。
本当なら白神山地のトレッキングだったんだけど、雨が強い。
トレッキングは諦めて、小降りになるようなら、十二湖散策だけでもしようか。

では、大好きなスーパーマーケットにでも行ってみよう。
一番近いスーパーがマックスバリュー深浦町店で、車で25分。
できたらもっとローカルなスーパーがよかったんだけど、これ以上は走れません。

それでも充分楽しませてもらったよ。
ここが青森県だということを実感させる、南部煎餅の種類の多さ。





深浦町はなにやら活気を感じる町。
ここは江戸時代、北前船の風待ち湊だっという、そんな由縁があるからかしらん。

実は、十二湖駅からスーパーへ向かう途中、気になる場所を発見。
このザーザー降りの雨が奇跡的にあがったら、寄ってくれると約束。

へっへーん、雨、あがる!!
どんなもんだい、ほとんど奇跡。

島に渡れるように道がつけられてるの。
この光景が、映画『マンマ・ミーア』に出てくる、教会のある島にそっくりに見えてね、気になったのだ。
島はそれほど大きくはないけど、なんだか、秘密の場所へ導かれているようでワクワク。

進め、進め、探検隊!!

洞窟を抜けて、階段を上ると、島のてっぺんに出た。
島の突端まで行って、海を独り占め。



帰りの風景は、来た時とはまたちょっぴり違う。
そんなちっちゃなことに、目も頭も心も反応できるのが、旅の力。







雨が止んだことだし、十二湖にも行ってみよう。
折角白神山地の懐にいるんだもんね、少しでも白神山地の大自然を踏んでおこう。
青池だけは、行っておこう。

車はぐんぐん登って行く。
物産館キョロロの駐車場に車を停める頃には、ザーザー振りアゲイン。
でも、行くよ。
Goedにはちゃんとレインスーツと長靴を持って来てるもんね。
お陰で、Goedにはこんな雨、へっちゃらだった。
大人は傘で。

雨に濡れた葉っぱは、生き生きとキレイ。


十二湖と言えど、三十三もの湖が点在するという。
江戸時代の大地震の山崩れでできたと言われている。


まず目に飛び込んでくるのは、鶏頭場(ケトバ)の池。

鶯色。




そしてそして、十二湖の神秘、青池。
見事なコバルトブルー。
時間帯や気候で、色が違うという。
ほんとに美しい色、雨の中、見に来てよかった。


ほんの片道10分の散策なれど、雨にも前けないGoedの散策力にホッとしつつ、マイナスイオンを全身に浴びて物産館に戻ってこれた。

ここで、ここ深浦町の特産品購入、そんでもって、ソフトクリームでパワーチャージ。

十二湖を後にした。
本日はもう、宿泊地に向かうのみ。



本日の宿泊地は、"アオーネ白神十二湖"。
白神山地の麓に、北欧風のログハウスのコテージが17棟も点在、遊具広場もあって、広い広い。





環境省が行っていた"星が綺麗に見える街日本一"にも選ばれたことがあるという。
22時に消灯し、芝生に寝っ転がれるようマットの貸し出しもあるんだって。

どちらにしても、雨に降られてしまい、次回のリベンジ、ここにも作ってしまったよ。
よっしゃ、また来ようね!!






私達はコテージではなくて、和室の宿泊棟を選んだ。
畳の方が、Goedの激しい寝相には安心だもんね。
みんなでゴロンゴロンできるし。
ロフトもあるし、広々していて居心地よかった。





楽しみにしていた夕飯は、とても美味しくって、御満悦。
ここ深浦町の特産品もふんだんに使われていたよ。

お風呂なんて、女子風呂は貸切り。
旅先でのお風呂は、必ずSatocchiがGoedと入ってくれて私をゆっくりさせてくれるので、今日なんてほーんと、まさにゆったり。

お風呂から上がれば、宴会のスタート。


今日のツマミは、スーパーで買っておいた、こちらでしかお目見えしないモノばかり。

ちなみに今日のお昼は車中で工藤パン。
工藤パンは青森県人のソウルフード、イギリストーストで有名。
季節限定のものなんかもあって、美味しい楽しい。

宴会は、そのままアメトーークへとなだれ込む。
"高校野球大好き芸人"ね、見逃せませぬ。


Goedさんは、畳の上を縦横無尽に転げながらの御就寝。



雨はまだ、止みませぬ。
明日は更に北上します。







2 件のコメント:

  1. 大館おやぢ2015年8月12日 2:10

    その葉っぱは、野菜ではありません。
    正解は…また今度!w
    ヒントは…主な銘柄「7つ星」「希望」「幸運を当てる」「米国の魂」「平和」「こだま」
    さあ何でしょう?

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    1. 返信遅くなってすみません。
      セブンスター、ピース、ラッキーストライク、フロンティア、ピース、エコー…
      たばこ、だったんですね。
      ありがとうございました!!

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