2014年3月1日土曜日

戸塚大踏切デッキ

開かずの踏切として有名な戸塚の大踏切。
戸塚に引っ越してきてまだ3年弱、歩きでしか通ることはなかったけど、確かにイライラさせられること、ありましたねぇ。

あ、そういえば、友達が車でうちに送ってくれるってなった時に、通行止めになること知らなくて、どこまで遠回りすればいいんだよーって窮地に追い込まれたこと、あったな。

普段は、時間に追われていない限り、通りがかりに、電車大好きなGoedにたっぷり電車を見せてあげれるチャンス。
敢えて踏切に突っ込むことが多かった、ベビーカーで。


そんな踏切に、橋がかかりました☻
"戸塚大踏切デッキ"と申します。
この名前、公募だったから、私も応募したんだぜ。

"戸塚の渡し"

どぉ、いいんじゃない??
私、テープカットに呼ばれるんじゃないかってドキドキしてましたけど、電話は鳴らず。

という、どうでもいい話は置いといて・・・。


このデッキ。
はい、とっても便利で、踏切待ち時間なしのノンストレスの虹の架け橋。
エレベーターも自転車が乗れるように大きくて、駅まで直結。
なのはいいんだけど、期待外れなことがひとつ。

子供が電車を見ることができない!!

うちの息子は2歳8ヵ月、88㎝。
丁度目の高さ辺りまで、すりガラスが使用されていて景色が見えない。



どうしてすりガラスを使っているんだろう。
きっと理由があるのだろう。
でも、わからない。



電車を見るためには、このガラスとガラスの間の通気のためにあるのかな、網があって、そこをのぞくのだ。



うちの息子は網をのぞくことを厭わず楽しんでいるけれど、もしも全面的に見れていたのなら、どんなにどんなに喜んだことか!!

その代わり、今以上に、デッキを後にすることは難しかっただろうが・・・。





Goedは横須賀線と桃太郎が大好きなので、

←1番線ホームに横須賀線が入ってくるのを心待ちにしていたり

→貨物線を桃太郎が通過するのを楽しんだり




横浜方面から電車が入ってくるとぉ、急いでホーム側へ移動。
ホームから電車が発車して全車両見送ると、急いで横浜方面へ移動。
網から網を、移動する。
切なくなります。
あぁ、すりガラスめっ!!


実は、ある市会議員さんのHPに、「小さな子供も電車を楽しめる様に、透明なボードが柵となっております。要望を出しました」という内容を発見。

そんな要望が出ていたなんて、ありがたい!!
でも、子供という対象年齢が、1歳2歳3歳辺りの幼児が含まれていないようだ。

もしかしたら、高さ○㎝までは透明はいけないとか、建築基準があったのかな。
折角、要望が採用となり実行されたのに、幼児は電車が見えない作り・・・。

わかってますよ。
電車を見るためのデッキではない。
他に電車を見れる場所、あるじゃない。
でも、デッキ、広くて、線路やホームを真正面に見れる、気持ちのいい場所。
折角ならここでって。
同じ透明ボードを使うなら、すりガラス無しは、ダメでしたかって。



そこで思い出すのは、あの陸橋。



私達の家の近くには、昔ながらの、錆錆フェンスの細い陸橋がある。

Goedがつかまり立ちができるようになってからは、近所の仲間と公園遊びに行くとついでに、あったかい時はかなりの頻度で、電車を見に行ってた。







バイバイできるようになると、電車に手を振って、すると、ほとんどの運転手さんが手を振り返してくれたり、ホーンを鳴らしてくれたり。

子供達はもちろん、親の方も大興奮!!

N'EXはミュージックホーンになっていて、特別感ありなんだよ~。

夏の夕方なんて、蚊も寄らず風が吹き抜けるパラダイス。





ある時は、東海道貨物線をスーパーこまちの甲種輸送があるという情報が流れ、朝早く、仲間達と見に行ったこともあったね。

カメラをおけて便利なメリットもあり。




大勢の人々が今か今かと待つ。

結局ね、待てど来ずだったんだ。
この日は。



こんな素敵な写真も撮れて、今となっては良き想い出。




便利になると、それまでの不便を忘れ、便利が当たり前になるのが世の流れ。
戸塚大踏切デッキのありがたさ、開通して1ヶ月が経ち、もう既に当たり前になりつつある。

Goedの目がすりガラスを超えて、電車や駅を真下に見下ろせるようになったら、この残念なボードの作りを、忘れてしまうんだろうなと思い、ここに備忘録。





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