2014年3月14日金曜日

Retty's wedding

大切な親友Rettyが結婚式を迎えたのは、今年の1月。
いよいよ入籍の運びとなり、そのお祝いにというとわけではないが、温存していたこの文章をupさせてもらうよ。

読んでみてね。


両家の親族と、Rettyの親友数名のみのアットホームな結婚式。
私はこの日、受付とスピーチという大役を仰せつかり、光栄至極。


私自身の結婚お披露目会では、むしろRettyには、司会なんか依頼してますから。

←その時の、スタッフの方々との綿密な打ち合わせ風景。

仕事柄、大勢の前でトークすることに慣れっこで、堂々と品のある中にも、堅苦しくないRettyらしさがうまく噛みあって、私達の会に、もってこいの、素敵な司会進行をしてくれたのだった。


だからね、今日は、喜んで大役を仰せつかったわけでござんす。


着るモノ、最後まであーだこーだ悩んだものの、去年、別の結婚式に着て行った山吹色のワンピースに決定。

試着してみると、緊急事態発生!!
ここんとこ順調に肥えていて、インナーが入らない・・・。
それに、夏と違って、静電気発生!!
生地がまとわりついてボディラインがくっきりやん・・・。


急遽、近所のmsmに、インナーを借りる。
ついでにコサージュまで借りちゃった
Naoちゃんがエレガードを貸してくれる。
ついでに言うと、ストールは、大阪のMikanが貸してくれた。


あぁ、みんなのお陰で、事なきを得て、当日を迎えることができました。
感謝感謝!!



更に張り切って、頭をきれいにまとめてもらいました。


10年以上振りだわ、美容院でセットしてもらうのなんか!!
自分の結婚お披露目会でさえ、自宅で兄嫁に結ってもらったからね。





セットが早く終わったので、会場のある池袋入りをし、独りドトって、再度、スピーチのあんちょこを読み返す。

前夜まで手を加えているほど、なかなか書きあげられないでいたシロモノ。

さぁ、ホテルの中に入るとするか。
待合室に一番乗りぃ~。
気持ちいい~、富士山も見えちゃうぞ。


大学卒業以来、久しぶりの友人達と再会。
初対面ながら意気のあう女性。
この日この4人で、一緒に、楽しい時間を過ごすことになる。



Rettyの結婚式、始まる。
Rettyのウェディングドレス姿、楽しみで仕方なかった。
ドアが開くとそこに、Rettyとお母さんがいて。
その姿を見たら、やっぱり、涙が出てきた。






きれいだった、Retty。
お嫁さんになったんだ。




今までの人生の全てが、今彼の隣に立つRettyを創りあげたんだ。





これからのRettyの未来に、私も、私の家族も、寄り添っていくよ、いいよね。



お式が終わると、私、受付のお仕事。
集まったご祝儀をお母さんへ渡し、無事に終了。


披露宴は、ふたりそれぞれからの挨拶で始まる。
私達のテーブルは、Retty達のまんまえ。
Rettyが挨拶でも言っていた通り、たくさんお話しながらカジュアルなムードの楽しい披露宴だ。

Rettyが、数年前の弟の結婚式であつらえた着物へのお色直しで再登場。
私のスピーチの番がやってくる。

あんなに緊張していたのに、いざ、マイクの前に立ち、ふたりの顔を見ながら話し始めていたら、緊張も溶けて、多分、伝えたいことは全て、伝えられたと思う。


スピーチ内容、少し恥ずかしいけどここで備忘録。


・Rettyと私の関係

Rettyとは大学時代からの付き合いですから、かれこれ20年以上のお付き合いになります。

振り返ると、私の人生、Rettyのお陰で、かなり、楽しませてもらいました。
人一倍、好奇心旺盛なRetty。
私も、負けません。
そんな二人が一緒に行動すれば、相乗効果が現れて、それはもう、怖いモノ知らず。

キャンプをしたり、山に登ったり、国内海外、旅をしたり。
カラカルパクスタンという国をご存知でしょうか。
そんな国を旅したり。
Rettyの御両親には、細かいことはちょっと言えないようなこと、命がけで、好奇心に応えてきたような気がします。

恋の相談やら、ショッピングやら、そんな女子的な付き合いではなく、もっと男勝りで、タッグを組んでいるような、そんな関係ですね、私達。

・Rettyと私の家族との関係

そんなRettyは、私の家族からも、親戚からも、義理の両親からでさえ愛されています。
特に私の両親は、Rettyのことが大好きで、Rettyはよく、うちに泊まりにきていました。
私も、新潟のRettyの実家に泊まらせてもらったりと、まさに家族ぐるみのお付き合いでした。


・Rettyと父の思い出。「ありがとう」

Rettyのことが大好きだった私の父は、14年前に、癌でこの世を去りました。

Rettyが最後にお見舞いに来てくれたのは、亡くなる数日前。
すでに体は痩せ細り、言葉を話すこともできません。

Rettyは、父と約束をした、イギリスの添乗で買ってきたビートルズのCDを、父の顔の前に掲げてくれました。
「おじさん、ビートルズのCD買ってきたよ」
すると、酸素マスクの下で、父の口が動き始めました。
「ありがとう」って。

それが、父がこの世に残した最後の言葉でした。


この世にたくさんのありがとうを残したくても、それが叶わないまま、口を動かすことができなくなったと思います。
Rettyが父から、ありがとうを、引き出してくれました。
父が、Rettyにだから、命がけで、魂込めて伝えた「ありがとう」という言葉、今更だけど、忘れないでいてくれたら嬉しいです。
そして、あの時、父に、ありがとうを言わせてくれて、ありがとう。

・S家のみなさまへ

Rettyは、私にとっても、私の家族にとっても、かけがえのない存在です。

S家のみなさま、ご安心ください。
誰からも愛されてきたRettyです。
きっとTさんを、たくさんの刺激と、思いやりと癒しで包みこむことでしょう。
おっちょこちょいですけど、何事にも一生懸命です。
そしてRettyがもっとも得意とする笑い、笑いの絶えない家庭を作ってくれると思います。

・おふたりへ

そんなTさんとRettyの作り出す家族と、私の家族との、家族ぐるみの付き合いが始まると思うと、今からとても、ワクワクします。

Tさん、Rettyと私は、切っても切れない仲ですよ。
私と私の家族のことも、どうぞ、よろしくお願いいたします。
そして、最後に、Tさんに、心を込めて言わせてください。

「Rettyと巡り会ってくれて、どうもありがとうございました」






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