スマイルキッズに、いつも、絵本の読み聞かせに来てくれるTさん。
今までに数々の絵本を読んで聞かせてくれ、紹介してくれた。
もう去年の話になるけど、クリスマス会の日に読んでくださった本の1冊は、『ぐりとぐらのおきゃくさま』。
この日は、クリスマスに関する絵本をたくさん持参して下さって、自由に閲覧できるように並べてくれた。
全ては、Tさんの自前。
その中に、非常に私が特に惹きつけられた絵本があった。
『クリスマスのまえのばん』
クレメント・C・ムーア作 ウィリアム・W・デンスロウ絵
絵本の装丁が特徴的。
布張りなのだ。
Tさんとこの本について、おしゃべり。
「デンスロウの『クリスマスのまえのばん』は、もう売られてないと思うけど、いろんな作家さんの挿絵の絵本が出ていて、それらを見るのもいいですよ」
そう聞いて、おうちでインターネットでチェック。
うん、なるほど!!
あるある。
そんな予備知識を持って、だけど、そんなことは忘れて図書館へ。
偶然です!!
目の中に飛び込んできた。
もう2月、別に特別扱いされてたわけじゃないんだけど。
あの時見た、デンスロウのものと、縦長の、ロジャー・デュポアザンが描いたもの。
すかさずこの2冊を懐へ。
今日、借りる!!
待ちきれなくて、帰りのカフェで、じーっくり読ませて頂きました。
比較しながら読むの、楽しい♪
左がデンスロウ、右をデュポアザン。
裏表紙。
はじまりはじまり。
それぞれに、ドキドキするね。
子供達がベッドでスヤスヤおねんねしてる。
お布団がかわいいこと。
絵本に出てくる子供部屋を見るのが、好き。
パパは帽子をかぶって
ママはスカーフを巻いて
寝ていると・・・。
外で音がする。
ベッドから起きて窓を開けて
外を見ると・・・。
トナカイを従えてソリにのった人が月に浮かんで見えた。
煙突を降りてきた。
その人はサンタクロース。
プレゼントを置き終わると、
パイプの煙で輪っかを作り・・・
パパにウィンクをしてみせ、
煙突の中へ消えていった
ソリに乗り込み月夜の空を飛んでった。
次のおうちへ行くんだね。
Happy Christmas!!
1823年にN.Yの新聞に掲載されたこの「A Visit From St. Nicholas (聖ニコラスの訪れ)」、後にタイトルが変わり、『The Night Before Christmas』つまり『クリスマスのまえのばん』という詩が、"クリスマス"や"サンタクロース"のイメージを確立させたそうな。
絵本作家さん達、こぞってこの詩に挿絵を描きたくなったんだろうね。
クリスマス絵本は、絵本の醍醐味でもあるもんね。
私はこの2冊を読み比べたけれど、どちらにしても、目も心も、ワクワクさせる絵本だった。
というか、ドツボの絵本だった。
季節外れ、それもヨシといたしましょう。
あぁ、とはいえ今度は、是非クリスマス前に、Goedと読みたいものだ。
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