お菓子と供に添えられていたメッセージカードの、きれいな文字が、印象的だった。
2ヵ月後、続いてmsmが、二人目のkenkenを出産。
事情があって、お隣から前の棟に引っ越したけど、たったの50m先。
こんな日々も、あんな日々もありました。
けれど、当たり前だった日常、すぐそこにいるという安心感は、もう当たり前ではなくなりました。
あんな日々…。
「今からテラスモール行かない?」なんてメールが来れば、Taiboが幼稚園に行っている間、3駅向こうのテラスモールなんかに、ホイホイ行ったものです。
2月28日は、こうでした。
平日のフードコートはそんなに混んでなくて、快適快適。
子供椅子もあるし、広々きれい、水場もあるし、ごはんもおいしい。
食後は子供達に車を渡しておけば、順番にお店の中を見れたね。
ベビーカーで揺らして、運よく二人とも寝ちまえば、母達のコーヒータイム到来。
そう毎回うまくは行きませぬが。
あんな日々…。
母に怒られ大泣きし、msmに抱っこしてもらって慰めてもらったこと、ありました。
最近は、msm達とバイバイするのが悲しくって、「バイバイじゃないっ!!」って泣き叫んで別れられず、msmに抱っこされてなだめてもらいました。
あんな日々…。
家に帰ると、ドアノブに紙袋がかかってて、中を開けると美味しいものが入ってたり。
いつもメッセージカードには、あのきれいな文字が。
そんな当たり前に過ごしていた日常が、今、とっても愛おしいです。
出産を挟んで知り合って、目と鼻の先で共に育児して。
笑い合って喜び合って、愚痴をこぼし合って、時には泣いて。
共感してもらったり、アドバイスをもらったり。
「今からこない?」「今から行くわ」ですぐに行き来できた親戚以上の関係。
お互い出張がちな旦那を持ち、一緒に夕飯を食べたり。
夜間救急に付き添っていったことも、大事には至らなかったから、今となっては想い出のひとつ。
Goedが0歳から2歳9ヶ月、私の母歴2年9ヶ月、ずっと一緒に過ごせて、どんなに頼もしかったことか!!
最後にご飯を一緒に食べたのは、引っ越しの2日前、3月19日。
引っ越し二日前の忙しい中だけど、単身札幌にいる旦那のRyuちゃんが、「最後だから、準備はなんとかなるからしっかりみんなとおしゃべりしておいで」と、仲間との別れを優先してくれたんだって。
こんな当たり前だった光景も、もう見れなくなるね。
子供達はもう、自分達でごはんを食べれるようになりました。
大人達は、私達の大好きな"バニアンツリー"のランチを真似っこして、ガパオライスプレートを作ってみました。
先約があって参加できないSanaちゃんからは、嬉しい差し入れ。
みんな大好き551の焼売と肉まん!!
msmからはみんなに、たくさん食べて大きくなってと、子供達にお皿をくれました。
また、あのきれいな字のメッセージカードが添えられて。
私からは、msm達が横浜を忘れないように、横浜そごう限定の、横浜柄の波佐見焼ボールをプレゼントさせてもらったよ。
みんなでおやつタイム。
変顔大会。
やっぱり4歳のTaiboが一番やるね。
去年のサッポロポテトによる"牙"大会もおもしろかったけど、とんがりコーンの"爪"大会も、お約束。
Taiboの幼稚園年少さんの集大成、お遊戯会のDVDを鑑賞し、Taiboの成長に感慨一入。
いつまでもいつまでも名残惜しいけど、子供達の元気な集合写真で、今日という日を納めます。
木蓮がきれいに咲き誇る3月21日、引っ越し当日がやってきました。
引っ越しにはゴミ出し問題がつきまとうもの。
msm家が今日出せないゴミを預かりに行くと、札幌まで直行する引っ越しトラックが来ていたよ。
Kenkenのベビーカーだ。
ポツンと置かれてた。
我々は本日、空港にお見送りに行くよ。
Goedに東京モノレールに乗らせてあげたくて、浜松町経由でゆきます。
レインボーブリッジを左に見ながら空港へとガタガタ揺られます。
ゲート前でmsmファミリーと合流。
いよいよお別れ。
こんな日が来るなんて、ね。
写真よく見たら、Taibo、Goedとお手々繋いでくれてたんだね。
最後まで優しくしてくれてありがとね。
Goedが滅茶苦茶尖ってた2歳過ぎ、Taiboにだけは牙を剥かなかったんだよね。
子供なりの子弟関係なのかな。
あと2時間もすれば札幌だね。
まずは早く、新しい生活新しい土地に慣れて、新しい善き出会いがありますように。
展望デッキからmsm達が乗り込む飛行機を確認。
飛行機さん、msm達を札幌まで、安全飛行でよろしく頼むよ。
我々は、リムジンバスで横浜へ戻る。
戸塚に帰っても、もうmsmファミリーはいない。
Goedの大事な幼馴染のTaiboとKenken。
Goedとたくさん遊んでくれてありがとう。
Goedに電車の世界を、たくさん教えてくれてありがとう。
家族のようなmsmファミリー。
遠く離れても、いつでも応援してます。
こっちのことも、応援してね。
msm、繋がっていこう。
msmの幸せ、願ってるよ。
今までありがとう。
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