2014年7月3日木曜日

岩手を旅して大きくなる⑤―釜石から三陸鉄道に乗る―

三陸花ホテルの車で、釜石駅まで送って頂いた。
駅のロッカーに荷物を預けて、釜石の海産物を買ったりランチをする予定。

釜石は、言わずと知れた、"新日鉄釜石"の町。
釜石駅前には、ラガーニャン達の雄姿。
「走り続けろ、三鉄魂」
「復活するぞ、釜石魂」

買い物やランチは、この駅前の"サン・フィッシュ釜石"にて。

駅前の街灯やポストの上には、"南部鼻曲がり鮭"のレプリカ。
ホテルのショップでも、実はこの鮭のトートバッグを買ってもらったのだ。







さて、この旅の中でお楽しみにしていたことのひとつが、やってきた。
それは、牛乳瓶に入ったウニを買うこと!!

その姿もかわいい。
中身もおいしそう。
なんて斬新な売り方。

大人がウニ丼にして4杯分の量だった。
プリプリで大きなウニだった。
お値段、2300円。

ウニ漁は、波の状態を漁協組合が判断し、できたりできなかったりなので、生ウニは、毎日出回るわけじゃないのだそうだ。
今並んでいる今朝取れたてのウニは、明後日の我が家の晩御飯になる☻



他に、焼きウニと塩ウニ、これでもかと、私達の目に飛び込んでくる。

ワカメ、昆布、海藻類も旨そう。
折角だから、欲しい物はクール宅急便で送ってもらった。

こちらのお店は、宇野商店さん。
お母さんもとっても良い人で、買いやすかった。
ありがとうございました。


会社へのお菓子なんかも買ったりと、色々と見て回って、さぁ、お腹もすいてきた。
今食べないと、三陸鉄道の時間もあるのです。



"まんぷく食堂"。
すごい人。
でも、待った時間は20分位かな。

待った甲斐があったーっ!!





私は、"かぜおにぎり定食"2300円。
焼きウニのおにぎりの上に、更に生ウニのトッピング。






これでもかというウニに、わたくし、参りました。
これでもかという小鉢にも。





Satocchiは、"三陸釜石お宝丼"。
ウニ、イクラ、ホタテがドカッと乗っている。

Goedは…。
zzz…。
君には悪いけど、内心嬉しい両親だった。
大人二人、五感フル活用、満腹満足御満悦☻



それでは、三陸鉄道の駅へ移動しましょう。
電車が来るまではホームへは行けません、待合室で待ちましょう。

私達が乗るのは、釜石駅と盛駅を繋いでいる、南リアス線。

リアス式海岸を走っているため、ほとんどがトンネル。
東日本大震災の影響で一部のみの運行となっていたが、3年を経て今年4月5日、全線が開通したばかり。

北リアス線の全線開通は4月6日。

北リアスと南リアスを結ぶ山田線は、復旧の目途は、無し。


待合室には、三陸鉄道のジオラマがあったり、沿線に撒いて欲しいと、ひまわりやコスモスの種が自由に持ち帰れるようになっていたり。

あったかい空気。

Goedもそんな空気に包まれて、一緒に待っている方にずっと遊んでもらってた。

それでもここも、津波が押し寄せた場所であること、外の壁にレベル表示で知った。




いよいよ三陸鉄道南リアス線の乗車時刻。
なんて元気の出る色なんだろう。

新しい車両ということもあり車内もとてもきれい。
赤いシートとウッディ―な床、トイレも広々。

赤字鉄道だということだけど、地元愛と三陸魂をヒシヒシと感じることができる。




終点の、大船渡の盛駅までお願いします。

Goedの手を振る先、トンネルを抜けるたびに目に入る海岸は、津波で何もかも流され復興作業中の土地…。


だからこそ三陸鉄道は、
希望を乗せて、
走っている。

盛駅に到着。
ホームには、子供服のリユースコーナーがあった。
知っていたら、持ってきたのにな…。

雨足が強いので、Satoccciがレンタカーを回してくれるのを、待合室で待っていた。
ここでもおばあちゃんに遊んでもらったGoedは、グズグズ無し。


待合室のショップで、かわいいものみーっけ。
三陸鉄道の靴下と、セロハンテープ。

Goed、この靴下が何線か聞くと、
「さんりくてつどー」
と答えます。

いいもの買わせてもらいました。

レンタカーに乗り込むと、またまたスーパーマーケット。
あぁ、ここにもホヤやら牛乳瓶入りの生ウニだ。

そして、なんだなんだ、巨大なパック入りのヨーグルト!!
これは明日、思わぬ展開を…。

明日のGoedの誕生日の前夜祭用ケーキもひとつ、買いました。

ここ大船渡から、陸前高田に向かって、車を走らせる…。





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