2016年10月5日水曜日

そうだ、餃子を食べにいこうの2日目


8月29日、宇都宮の朝です。

ホテル東日本宇都宮の朝ごはん。
「本気で朝食日本一を目指しています。」と宣言しているホテルだけあって、朝食ハイキングはグレード高かった。

エンジンかかったところで出発だ。

昨日鹿沼に入ってから、あまりにも私の目に大谷石が飛び込んでくるものだから、大谷石について調べてみた。
すると、"大谷資料館"なるものがあることを知る。

どうもここは、洞窟みたいになっていて、故に、仮面ライダーや薬師丸ひろこ主演『セーラー服と機関銃』など、数々のロケ現場になってることもわかる。
Satocchiにも火がついた。

なんだなんだ、どこが資料館なんだとばかりに岩山に囲まれた場所に辿り着く。


暑い暑い、それは蒸し暑い日でございます。
なのに、「膝掛けご自由にお持ちください」となっている。

そうなんです!!
実は、この資料館は、1919年から1986年までの約70年をかけて、 大谷石を掘り出して出来た巨大な地下空間なのだ。
その広さは、野球場が一つ入ってしまう大きさだとか。
坑内の年平均気温は8℃前後で、地下の大きな冷蔵庫といった感じ。
戦争中は地下の秘密工場として、戦後は政府米の貯蔵庫として利用され、現在では、コンサートや美術展、演劇場、 地下の教会、写真や映画のスタジオとしても注目を集めているそうだ。


まぁ、入ってビックリ。
その涼しさに、そしてそれ以上にその巨大空間に、つまりこんなにも大谷石をここから掘り出したのだということに…。

手堀り時代は、背負子を使い、1人で1本1本背負って採掘場から運び出していたのだという。
1本は「六十石」と呼ばれる18×30×90cmサイズで150kgだとか。
また1人の石切り職人がツルハシで1日に採掘する数は、約12本だそうな。
確かに石としては柔らかい石なんだね。

この日も、坑内の気温はなんとなんとの12℃!!
夏は涼しく冬は暖かいのだそうだ。

そしてこの日も、誰だかはわからなかったけど、アイドルの撮影が行われてた。

アートが幻想的に展示され、緑色のTシャツの男の子が気持ちよくひとりヒーローショーに勤しんでいた。


こうなると、外に出るのが恐ろしいわけで。
勇気を出して外に出る、でも、楽しみがあるから大丈夫。
ミュージアムショップでございます。

あまりの外気温とのギャップに、カメラのレンズも曇ります。

しっかし洒落てる。
どこのプランナーさんが入っているんだろうか、ナイスです!!
これは、石なんて興味のない女子が、集まってくる気がします。




外に出ると、遠くの大谷石の岩肌に、ショップ見たエアープランツのを乗せた大谷石のキューブを思い起こさせる風景が。

その先には、手ぬぐいのデザインになっている、昔大谷石を運搬したというトラックが。

さっき買った、宇都宮の伝統である「宮染」の手ぬぐいだ。

なんだか楽しく素敵な場所だった、大谷石資料館…。
栃木県民の方々はみなさんご存じなのだろうか。
もっともっと強くアピールしてよいです、この場所!!

この後は、宇都宮のみちのえきで特産物を買ったり。


JA宇都宮でコシヒカリを精米してもらったり。







もう一度日光杉並木のひとつの例幣使街道に行って、蕎麦の直売所でお蕎麦を買って。

フルーツ街道と銘打ってるだけあって、この時期は梨の直売所のオンパレードの鹿沼の梨を買って。






"第1回宇都宮餃子グランドチャンピオン"のお店に最後にもう一度食べに行く、という我が家のルールに乗っ取り、見事チャンピオンに輝いた"正嗣"に再来店。
あのカリカリ&ジューシーな餃子をもう一度噛みしめた。
御近所土産には、もちろん、ここの冷凍餃子に決まり。

不思議なことに、料理下手なこのあちきでも、正嗣の冷凍餃子はお店と同じように焼けた。
私のへっぽこな腕でも正嗣を再現できたぞー。

栃木、ばんざーい!!
まだまだ知りたい、栃木。
また行くぜ、栃木!!

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