2015年2月25日水曜日

中央アジアのチビッコ画伯達

新国立美術館で開催されている、"アジア創造美術展"。

ウズベキスタン協会さんのNさんから無料招待状を頂いたので、昨年に引き続き、家族で伺わせて頂いた。

それに伴って、この日のウルトラマンのスタンプラリーのコースが決定したわけでございます…。


この美術展の会場の一番奥に、私の目的の作品達がある。
中央アジアの子供達の絵だ。
特にウズベキスタンの子供達の絵を見たいのです。

これらが、ウズベキスタンからの出展の絵。

うん、いいね。
とっても明るくてのびのびした絵ばかりだ。

子供の絵は、こうでなくっちゃね!!


私はこの絵に心を奪われた。

ウズベキスタンの伝統的な壁掛けであるスザニの刺繍をしている母子だか姉妹の絵。
その背景に描かれているのは、これまた伝統的な模様で、ハンアトラスの模様だ。

大胆な構図。
元気な配色。
ウズベキスタンらしさの表現。

今後も、ウズベキスタンからこんな絵がたくさんやってくると、うれしいな。


こちらはカザフスタンの子供の絵。

伝統的な遊牧のライフスタイルで、移動式住居のユルタで生活しているのだね。

真ん中の男の子が、きっとこの絵の画伯かな。
飛行機が大好きなんだね。

伝統と近代が合わさった、素直な絵。

こちらもカザフスタンの子供の絵。

この絵がウズベキスタンではないことが容易にわかる。

真夏でも山の頂きに雪を抱いた山脈だなんて、中央アジアでは、カザフスタンかキルギスタンのみ。
太陽と山が近いことは、標高の高さの表れかな。

そして何よりも、男の子の服にカザフスタンの国旗の絵、女の子のチョッキに"KAZAKSTAN"と書かれているもんね。




カザフスタンと言えば、神吉さん。
今年もお会いできました。
Goedはたくさん、遊んでもらいました。

カザフスタンの絵は、孤児院の子供達の絵なのだそう。
神吉さんがそちらで、日本語を教えてらっしゃるのかな。
彼の地での活動の御活躍と成功を、御自身の健康とお幸せを願っています!!

もっともっと多くの子供達に、「外国に自分の絵を飾ってもらったんだ」っていう事実を作ってあげれたらいいですよね。
どんなにか自信に繋がるか、どんなにか夢が膨らむかって思うから。


この絵は中央アジアの子供の絵ではなくて、どこぞのお国だったかな、はて。
いい色合い。
私、好き。

そして、よくよく見ると。
それぞれのお花、花びらの形が全部見事に違ってる!!
お花の個性を何気に知っているんだな。

そして雲が青。
このお国の雲は、きっと青く見えるほどに空が澄み切っているのだろう。


絵の話ではないけれど。
こちらの絵、額縁が、緩衝材でよく見る段ボール。
黒に塗ったり黄色に塗ったりしてあった。

すてきな額縁。


招待状を送って下さった、ウズベキスタン協会のNさんにも会えました。
気さくなNさんに、Goedはたくさん遊んでもらった。
私は、スザニ柄のオリジナリティのある一筆箋を頂いた。
今後のウズベキスタン協会のご発展と、Nさんのご活躍ををお祈りしております。

会場を後にして、私のお楽しみのひとつである、ミュージアムショップを覗く。

その間男共は、デザイナーズチェアに腰を下ろして、今日の作戦を検討したり、ウルトラマンを戦わせたりとお忙しい。

すてきな美術館。

Nさんも仰ってたけど、入場自体はお金がかからないから、ヒガナイチニチ、この洒落た空間に身を置くのも、いいな。
開放的な窓に差し込むお日様を浴びながら、雨粒が滴るのを窓に見ながら、本を読んだりボーっとしたり。
なんて洒落た時間なんだろ。



最後は、Goedが見つけた、ウルトラマンのアイロンビーズの作品で、このお話はおしまい。

今こうして文章を書いている後ろでも、誰かさんがウルトラマン列伝を見ながら、シャーシャー、言ってます…。


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