2015年5月20日水曜日

NAF Atsugi Spring Festival

さぁ、いよいよ2015年のGWが始まりました。
今年は遠出はしま、せん。

まずはGW初日、5月2日は厚木、です。
"NAF Atsugi Spring Festival"、つまり、"厚木基地 日米親善春まつり"。

10時開門、我が家は10時半に基地の前に到着。
相模大塚駅からしてバス待ちの行列なれど、バスを降りればすんなり基地に入れると思ったら、大間違い。

列の最後尾を探して歩き出す、が。
歩く…、歩く…、まだまだ、歩く…。
最後尾に合流しても、まだまだ折り返すことができない。

結局、片道1.5km程の地点を折り返したわけだから、全行程3km。
かかった時間、2時間。
しかも、本日夏日。

途中、肩車もした。
後半20分位、Satocchiの抱っこの中で、寝もした。
でも、概ね歩いてたし、文句言わずよくがんばったよ、ほんと。
仲間だね、パートナーだね、ありがとね、Goed。

トイレ問題もなかったから助かったよ。


さぁ、炎天下の2時間の入場待ちもファイナル。
ゲートで免許証と住民票を見せて、セキュリティチェックを受けて、ゲートイン!!

そう、厚木基地は16歳以上は身分証明が必要だから、横須賀の米軍基地よりも厳重な警戒だ。

入場すると、赤い鳥居が。
どうしてかな。



さてさて。
横須賀で横目に流した"Anthony’s Pizza"は、ここにも健在。
食べたかったけど、お腹ペコペコな我々は、もはや長蛇の列に並ぶ余裕はなく…。

お店の味もいいけど、各部隊がこぞってBBQするアメリカンフードもダイナミックな大きさと味で美味しいのだ。
しっかし、肉を焼く姿、どうしてこんなに似合うんだろう、って、アチラが本場だもんね、あったりまえか。


芝生に座り込んで、アメリカンなテイストを楽しむ。

ハワイアンパンチっていう缶ジュースは、Satocchiのソウルドリンクらしく、Goedに買ってあげてたわ。
ちょっとぉ、大変ケミカルな味なんですけどぉ。
この人は、グミとか、エナジードリンクとか、食べ物とは思えないカラフルなアイスとかお菓子が、だーいすき。
アメリカは、さぞかし居心地よかったんでしょうねぇ。

あまりの暑さに、Goedのソウルデザート、大好きなかき氷なんか、喜んで買ってあげちゃいますよぉ。
削った氷をグイグイ押し込んでくれるから、思った以上に食べ応え満点。

どこもかしこもアメリカン。
アメフトグラウンドのセンターにも鳥居のマーク。
雰囲気に呑まれて、Goedもサングラスをかけたがる。
Satocchiも、両替できず溜まっちゃったペニーが使えると、買い物もウハウハ。

炎天下でも楽しんでくれる息子を頼もしく想う。





基地の中を、奥へ奥へと進んで行くと、アメリカ海軍、海上自衛隊の航空機や消防車などがワンサカ展示されていて、乗れるわ、撮れるわ、の大サービス。

例えば、 Goedが運転しているのは、
Helicopter Maritime Strike Squadron Seven Seven(HSM-77)
第77洋上攻撃ヘリコプター飛行隊、
またの名を、"Saberhawks"。
マークは、Saber(剣)とHawk(鷹)。

先日横須賀を出港した空母GEORGE WASHINGTONの所属飛行隊。
ジョージ・ワシントン、今はサンディエゴに向かっているんだって。
そこで、USSロナルド・レーガンと交代し、東海岸へ廻り、3年間のオーバーホール、とのこと。

ネイビーのみなさんは、フェスティバルの名前の通り、とてもフレンドリーで、快く一緒に写真を撮ってくれる。

セーバーホークスのネイビーさんが、トップガンのトム・クルーズに見えてね、Satocchiがそう伝えたら、鼻で笑ってたけど、
「トム・クルーズが俺に似てるのさっ」
くらいのアメリカンジョークが聞きたかったなぁ。



Try!! Fire Figting!!
Yes, you can!!

こんな素敵なキャップもプレゼントされたら、気分はもう消防士。








Goedにとってはただの的当てゲームだけど、こんな体験が、将来にリンクすることもあったりね。

火を消すのには、お水。
水圧、すごっ。

そんなこと、理解できたらいいか。





Satocchi、あと10分でもこの消防服を着たら、どんだけの汗が出るかねぇ。

なんとはなしにこの消防服を着て消火に当たる世界中の消防士さん達に、敬礼。

米軍の消防車は、すごくかっこいい。
でもすべてが大きくて、ブレーキ踏むのにも足のリーチが足りないってさ。

Goed、気付けばなんでも着たがる着たがり男に成長してた。


更に更に奥へ行けば、飛行場。
広い、すっごく広い。

そこに、米海軍と海上自衛隊の航空機がズラリ。

私はそんなに興味がないのだけど、マニアの人達にとってはたまらないラインナップなんだろうね。

Goedにとっては、とにかく走れるのがうれしいみたい。
ちっちゃな点になるまで走って行ってしまった。
この輸送用プロペラ機に乗ってみる。
第30艦隊支援飛行隊(VRC-30)
プロバイダーズ第5分遺隊C-2

お尻がパカッと開いていて、ここから荷物を積み込むのだね。
座席に座れば、シートベルトのバックルはマイクに変身。

副操縦士席ではGoedさん、さすがのスイッチ好きも、あまりの多さに触るのも忘れちゃう。



こんなカッコいい写真もお手の物。
欧米人はサングラスかけるだけで、誰もがトップガンに出れそうだ。

まだまだ航空機はあるけれど、もうお腹いっぱい。
空気もなんとなく夕方の色をしてきたよ。

帰ろうか。
帰ろうね。





向こうに丹沢のお山が見えるね。
ここは、日本だ。
ここは、アメリカ…。
今日は入れてもらえてよかったね。
でも、ここは日本。
鳥居がある。
でも、この先に神社があるわけでない。


ここに集結する能力が、支援や救助や地球のためのものでありますように。


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