Ik ben Akko: どっぷりソフトボール観戦

毎年恒例、3年目、"日本女子ソフトボールリーグ"の観戦、in　サーティーフォー保土ヶ谷球場。

絶好のソフトボール日和、10月12日。
本日の我が家の目的は、第三試合の日立の応援。
地元ですからね。
でもソフトボール、おもしろいから第二試合から見ちゃいましょ。
太陽誘電VSぺヤング。

ぺヤングのユニフォーム、まるでACミラン!!
ソフトボールで、こんなにハッキリしたストライプのデザインは、恐らく斬新じゃない?!

ヘルメットのチームマークが、"ぺ"ってのも、私には斬新でツボ。

ぺヤングといえば、"まるか食品"の主力商品。
商品の中に虫の混入が指摘され、しばらく販売を休止していたが、今年6月、半年ぶりに販売再開。
苦難を乗り越えたチームです。

対する太陽誘電。
エレクトロニクス産業の企業である。

守備についた太陽誘電、山路典子監督自らピッチャー調整。
山路監督。
2000年シドニーオリンピック銀メダリスト。
2004年アテネオリンピック銅メダリスト。
ポジションはキャッチャー。
夙川学院高校を卒業後、太陽誘電入社、太陽誘電一筋なんだね。

トップクラスの選手達だけど、トップクラスの選手だからこそ、適切な礼儀、きびきびとした動作。
それはプレイだけでなく雑用にも表れる。
テーブルをきっちりと拭く姿が美しかった。

私はシートノックを見るのが好き。
シートノックは、5分という限られた時間での各チーム独自の練習スタイル。
チームのカラーも、選手とスタッフの技術も、全て集結、完成したもので、それはもう目まぐるしく美しい。
だからね、好きなんです、見るの。

試合結果は、太陽誘電6-2ぺヤング。

さぁ、次の試合こそが、我が家の本命、日立VSビックカメラ高崎。
グラウンドが整備され、試合開始を待ちます。

どんな熱戦が繰り広げられるのか?!

白いユニフォームの日立。
ピンクのユニフォームのビックカメラ。

日立には、北京オリンピックの金メダリスト、山田恵理選手。

ビックカメラには、同じく北京オリンピック金メダリスト、エース上野由岐子投手が、いる。

日立の選手達。
対するビックカメラの応援団からエールを送られ始めると、ピタッと動きを止め直立不動。

エールが終わると深々と90度にお辞儀。

うーん、気持ちいね!!
もちろん、ビックカメラナインも同じ。

ビックカメラの監督は、宇津木麗華さん。
宇津木監督って、華がある。

円陣組んで指示している時も、監督と審判さんで挨拶を交わす時も、常に笑顔を絶やさない。

練習指導は厳しいはずだし、ソフトボールの酸いも甘いも知り尽くした人だからね。
ステキな笑顔はそこから来るのかもしれません。

ゲームの方は、ビックカメラが終始優勢に進んでゆく。
ホームランも3本出た。

ホームランバッターがホームインして、ホームベースに両足でジャンプ。
すると、ベンチ前で待ち構えていたナイン達が、続けてジャンプ。

ダチョウ倶楽部!!
オリックスのT-岡田!!

ホームラン3本だから、つまり、ダチョウ倶楽部を3回見れたってこと。

クローサー上野投手も出てきた。
いやー、上野投手、マウンドに立ってるだけで只者ではないとわかります。

中学生やら高校生やらも、投球練習を見ようと一番前に我先に飛んできた。

背が高いだけに、腕も足もリーチが長い、ダイナミック。
球、滅茶苦茶速い!!

保土ヶ谷球場、こんなに暗くなってきたのに照明はまだかい。

ちょっとぉ～。

17時15分、ようやくライトON。

5-0で迎えた7回裏最終回。

1点を返し、なおもノーアウト満塁、反撃だ。
9番田邊、空振り三振。
1番山田、空振り三振。

1番の山田恵理選手は、このリーグ4割打者で首位打者賞を獲得したほどなんだけど、今回は上野投手に倒れてしまった。

日立の主将であり、かっこよくて、私にとって目が離せない選手なのだ。