2017年1月25日水曜日

秋の1泊箱根旅行

Satocchiの振り替え休日を使って近場の1泊旅行を計画。
いざ、箱根!!

11月2日だというのに、それはそれは寒い日となりました。
下界とは違い、箱根は標高が高いですからね。
芦ノ湖スカイラインのパーキングで車を下りて、展望台に上がってみる。
気持ちはいいんだけどね、寒い。
そして地面がぬかるんでる。







ぬかるんだ斜面で足を取られ私、スッテンコロリン。
イテテテェェ。
それからというもの、パパに手を繋いでもらっていたGoed が、私の手を繋いでリードしてくれたっけ。

私達が目指しているのは今宵のホテル。
ホテルでロープウェーや遊覧船のチケットをもらえるのです。
Goedにどっちに乗りたいか聞いてみる。
すると、両方だそうだ。
すごく楽しみになっちゃったそうだ。

本日はホテルから歩いて行けちゃう、箱根ロープウェイ乗り場である桃源台駅から、大涌谷、更に進み早雲山駅までの往復をします。

この7月に再開したばかりの箱根ロープウェイ。
1年半前に火山活動が活発化し、箱根の観光産業が大ダメージを受けたのは記憶に新しい。

日本が火山の国だということを改めて思い知らされ、箱根の観光産業を憂い、迎えた規制の解除。
我が家としても、祝全線運転再開です!!

空中散歩は思いの外楽しくて、特に早雲山から大涌谷の区間は貸切だったので、本当にリラックス。

大涌谷では地球の息吹を感じます。
そして勉強もできます、お洒落なミュージアムで。

ココ、入ってよかった、無料だし。
"箱根ジオミュージアム"

「箱根は石のパラダイス」
私の甥っ子に即メール、彼、石を研究している大学生だからね。

「箱根火山は生きている」
まさにそうだよね、地球は生きている、私達は生かされているってことね。

更に夜のお楽しみ、"仙石原すすき野原のライトップ"。
と、ルンルンで来たものの、ライトアップされてる情報とは裏腹に、くらーい仙石原…。

目の前のローソンの方に伺ってみると、「灯篭がずらっと立ってはいるんです、でも暗いんですよね、それに夜は猪も出るので危ないですよ」とのこと。

アイス買って、ホテルに大人しく帰りましたとさ。

そういえばホテルのお部屋のテーブル。
何気に寄木細工が施されてた。
箱根の伝統工芸ですな。

うれしい目の保養。







翌日すすき野原をリベンジ!!

おぉ、これが例の灯篭かっ!!
確かにズラッと並んではいるけれど、パワーがなかったね、パワーが…。

そして、おぉ、これが例の猪の件か!!
ほんとに注意喚起されてたね、無理して興味本位で入らなくてよかった…。







すすきはピカピカ、黄金色。
青空にすすきが映えるコト。
秋ですな、秋ですよ。

この後は、Goedのお待ちかね、遊覧船。
私が車を廻します。
パパがGoedと乗船です。
ふたりを桃源台駅で降ろして、私は箱根町港に先回り。
駐車場に車を停めて、二人を待つ。

富士山をバックに船が来る。
デッキの一番前にふたりを見つける。
再会を、喜ぶ。

箱根といえば東海道の関所。
幕府が倒れると、関所も閉鎖されたそうだけど、2007年に復元。

杉並木は、当時の箱根をずっと見てきたのよね。

関所って、元々見晴らしの良い所に作るんだって。
だからだね、関所の丘からの展望最高。

関所破りってかなり重罪で磔だったそうだけど、箱根関所での記録では意外と少なく6人だそう。

実は、賄賂でなんとかなったり、地元の人が抜け道を教えたり、江戸時代も半ばを過ぎると役所も緩み、道に迷ったとかの理由で"藪入り"にして温情を掛けたりということだそう。


箱根を満喫して、下へ下へと車は山を下りる。
東海道の奥深さを感じながら。
昔の人は精巧な地図もなければ、ナビゲーションもGoogleMapなんて、あるわけない。
乗物だってない、自分の足を信じるのみ。
雨の日だってあるでしょう。
体力、知力、時の運、全てが必要な昔の旅に想いを馳せながら、車は山を下り、旅は終わる。


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