2012年11月12日月曜日

Alwaysを聴きながら

想い出とリンクする音楽って、ある。
例えば、
Sinead O'connorの"Nothing Compares 2 U" 


高校から大学にかけて付き合ってた人との、人間として青い青い自分のほろ苦さと甘酸っぱさっていうのかな、聴いているとそんなものまで漂ってくる感じ。

今日もふと流れていた曲に、長い間思い出してなかった記憶を蘇らせてもらった。

Satocchiが休日出勤しているその間Goedとららぽーと豊洲をブーラブラ。

サンマルクカフェはゆったりで子供椅子ありで気に入りました!!





しかもキッズスペースの真ん前だし。
最近Goedさん、8秒程自立をするようになったです。

"Stories"という子供服のお店が大好きで、
最近豊洲店がオープンし、そのお店に行くことが私の今日のお目玉。

Goedとペアで揃えられるはずのかわいいスパッツを発見と一目惚れ。

残念ながら大人用のサイズが合わなくて断念。






それはそうと、店内でかかっていた歌。
うわー、懐かしい♪
でもアーティストもタイトルも思い出せないというか、知らない(笑)。
ただ、私がある期間毎日のように聞いていたMDの中に入れてた歌だ。
店員さんに聞くも、「すごく流行っていたけど、なんでしたっけ~」。

思い出すシチュエーションは、
アルバイト先へ自転車を漕ぐ、冬の暗くなった夕方。
はたまたその帰りはずっと上り坂で、1時間程かかってしまう朝方の帰り道。
リンクされて湧きだす想いは、季節労働者だった頃の覚悟や自分探し。

自転車を漕ぎながら聴いていた歌の中で特にお気に入りだった曲のひとつがコレでした。
ちょっとちょっと!!
すてきなピアノヴァージョンなんてものを見つけてしまったのでそっちを載せよっと。


お気に入りではあったんだけど、実はこの歌詞を聴きながら、思ってた。
「甘ったれてんじゃねー、たったひとつの小さな願いだって、叶えることはそんなに簡単なことじゃないんだ!!」って。

     ♪願いは誰でもひとつは叶うよ♪

きっと誰しをも勇気づける想いが込められているんだろうけど、私は反発してた。
「そんな甘いこと平気で言うもんじゃない。願うだけじゃだめなんだ、事を起こせ!!」って。
ははは、ちょっと尖ってたか?!

春夏秋は山小屋で冬は下界で、という生活スタイルの真っ最中だった。
山小屋にいるときはお金も使わず、一日一日仕事を全うすることだけを考え、季節を感じつつ自然の美しさと怖さを感じつつ自然の中に身を委ねてられた。

でもシーズンが終わり下界に下りるととても不安になった。
お金を稼がなくちゃ、山にいる時みたいに充実させなきゃ、このままでいいのかな、自分は本当は何がしたいのかなって。
やりたいことやっていた私の人生されど、常に自分探しをしてたんだよな、あの頃。
「下界に下りてからが、現実だぞ。」
そう、山関係のある人に言われたのが身に染みてた。
下界をどう生きるかが大事で、下界こそ、"自分"が試される土俵なんだってことを理解してたから。

金稼ぎに、棚卸の夜間カウントのアルバイトをした。
運転もできたので、バンの運転もして給料UP。
バス代はもったいないから往復1時間半ほどの行程を自転車で通った。
夕方家を出て朝方帰る生活。
帰宅後はそうそう眠ることはできない、だってお日様がそこにいるんだもん。
この時思った、人間はやっぱり夜寝るもんだ、お日様と共に生きるのが健康的で本能的だって。

いやいや、そう思ったのもおっきな事実なんだけど。
でもそれよりも何よりも思い出だすことは、エネルギー全開で自分探しをしていた楽しくモヤモヤな充実感。

行き当たりばったりの偶然と必然の中を、自分の心の声を聴きながら、うまくはないけど生き抜いてこれてるかな。

あの頃の自分は、まもなく自分がカラカルパクスタンに住んだり、結婚なんかしちゃったり、オランダに住んだり、何よりもGoedに出会えることなんて、知る由もないのであった。

Always、この曲を久しぶりに耳にして、過去を振り返り今を想った、派手派手柄の子供服のお店、Storiesでの出来事でした。
スパッツ、オンラインショップで買ってしまおうか・・・。


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