2013年4月24日水曜日

大人時間を少しだけ

夕暮れの中をベビーカーを押してちょっとそこまで。
ちょっとそこって、お寺さん。
"善了寺"

何しにかって、BARをのぞきに。
"Taka's Bar ~音楽は僕らの人生だ~"


このお寺さんには、聞思堂(もんしどう)という
本堂とは別にお堂があって、今日はそこで、
"1night school  音楽×学び×ワイン"、だそうな。

うーん、なんて魅力的なコラボレーション♪
どうか少しだけ、雰囲気とこぼれる音を拾わせ下さいませぬか。

少しだけ、の、つもりだったのに、
結局は、トークも音楽も、それにワインも、
一緒に行ったemnk&somaと、しっかりキャッチさせて頂きました。

聞思堂の前で、住職と立ち話をしていた"とつか宿駅前商店会"の会長さんが、快く声をかけてくださり、用意していた勇気なんぞは使わなくとも、ドアを開けることができました。


中では、
●文化人類学者の中村寛(なかむらゆたか)さん
●スローソールシンガーの松谷冬太さん
お二人が、トークを繰り広げていた。

Goedが大声を出さないように操縦をしながらトークをキャッチするのは若干無理があったけど、ビートルズだのスティービーワンダーだの話が飛び交い、"Smoke Gets In Your Eyes"が流れている中に身を置けたことは、うれしかったなぁ~。


なんといっても、ここでの灯りは電気ではなくキャンドル。プロジェクターやキッチンの電気はいたしかたく。キャンドルの灯りの中で、いよいよ、私が楽しみにしていた生音が始まる。ユニークなコードを使うことや、不協和音を不協にさせないことを実践するのだと言う。先日見たTVの中で、坂本龍一さんもおんなじこと言っていたっけなぁ。わぁ、楽しみ!! そして曲は童謡で私も大好きな、「ふるさと」。

「シーっ、シーっ」
今まで静かにしていてくれたGoed。
今だといわんばかりに声をあげだした・・・。


今日は、"音楽×学び"。
中村さんのトークを聞きに来ている人にとっても、松谷さんの音楽を聞きに来ている人にとっても、こういう時の子供の声はまさに、不協和音だもんね。しかもコード説明をするんだもん、一音一音逃したくない人がいるはず。はい、退出いたしま~す・・・。
あぁ、それにしても聞きたかったな~。

あ、でもね、YouTubeでみーつっけたっ♪ 
3曲目が"ふるさと"。
ふるさとの1番、2番、3番で全部コード取りが違うのでお楽しみアレっ。





さてさて。
今回のこの企画を主催したのは、"Cafe dela Terra(カフェデラテラ)"。
お寺×商店会×学生が一緒に運営し、お寺を拠点に人と人をつなぐスロームーヴメントを発信するNPO法人。
そう、そうなんです!!

●毎月私がお世話になっているキッズサークルが、活動の拠点にさせて頂いている"善了寺"
 ×
●私が住む"戸塚駅東口側"の、そんなに多くはないが地元に密着した商店の方々
 ×
●うちの近所の"明治学院大学"
という、実に自分に身近なNPO法人なんです。

お寺は場所を提供し、商店会は人を集め、大学と学生達が企画実行をする。どの組織が抜けてもこういうことは成り立たないであろう。
Cafe dela Terraが言う、"お寺はむかし「カフェ」だった"というフレーズも、奥が深いなぁ。

縁あって近所に住む者同士は、情報を提供しあい、売り買いしあって生活を成り立たせ、あわよくば、ヨガやキッズサークルで集い、お祭で集い、楽しいことで共存したいものだ。引いては災害の時などの共存のしやすさにもつ繋がるのではないか。

近所でそんなスロームーブメントが起こる場があることをうれしく思う。
使わせてもらいます、私の生活に。
実はGoedがまだ新生児だった頃、夜のヨガで参加させてもらっていたのだ。
これからは、夏至のキャンドルナイトを楽しみに、はたまた他のイベントもチェックして、どんどん心にビタミンを頂こっと。

参加料は"恩送り"なのだ。
恩送りとは・・・

「今回だけではなく、未来へこのムーヴメントが繋がっていきますようにという気持ちを込め、参加費を自由な額で支払うシステム

信頼関係だよなぁ。
恩送りする時、心がピュアになる瞬間を覚える私です。

最近、魅力的なお店が増えてきたのだ、戸塚駅東口周辺のの東海道沿い!!
昔の東海道の一大宿場町だもん。
自分の町を自慢したいな~。
味のあるお店や集う場や生活に密着するお店が、もっともっと、どんどんどんどん、増えないかな♪

自分の目指すところのスローでエコな心もちが成長するような街づくりなら、私も加勢させてもらいたいですとも!!



ちなみに聞思堂のお庭で住職とお話していたもう一人の方は、辻信一さんだったのだな。
2003年に始まったキャンドルナイトの呼びかけ人代表のおひとり。
支え支えられた3人衆、だったわけだ。






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