2014年8月21日木曜日

一年に一度の鰻の日

夏の土用の丑の日に近い週末、鰻を食べにゆくのです。
Goedが1歳の時、横浜吉田町の"濱新"。
2歳の時、横浜そごうの"竹葉亭"。


今年3歳は、元に戻り、"濱新"。
でも、場所は移動したので、元町。
今年の丑の日は7月29日なので、7月27日が決行日。


鰻っていえば、結婚する前の職場の近くに美味しい鰻屋さんがあってね。
何か特別なことがあったりすると、職場の仲間で行ったものです。
鰻って高価よね。
でも独身、それでもお財布、出せてたね。

今は鰻を、"高価なもの"という完全な認識と、"夏のスタミナ源"という日本古来からの風習の下、鰻は一年に一度のファミリーイベントという形になりつつある。

だから、鰻屋に行く2週間前位から、鰻鰻鰻と、我が家、ソワソワザワザワしてきます。



この日も暑い暑い日でございました。
暑い日続き、体が鰻を欲しております。

濱新は、元町商店街を元町ユニオン近くで曲がり、更に路地を入ったところにある。

この路地裏という立地も魅力的。







店内は、白壁とこげ茶色の太い梁、和文様のランプシェードが印象的。
鰻を焼いている職人さんの姿とは対面。
BGMは炭のはじける音と、なんとなんとの、ジャズ。
思えば、吉田町の時も、店内のレトロでシックな雰囲気とジャズが印象的だったっけ。

2階も見てみたかったな。




濱新は、昭和4年創業。
第二次世界大戦の横浜大空襲で建物が焼失したものの、店主が鰻のタレと糠床を土に埋めてから避難をし、味が守られたのだそうだ。

「国産の新仔をつかい創業以来のタレをつけ丁寧に焼き上げます」
"新仔"って言葉、初めて聞いた。
養殖うなぎの中でも1年経たない若いうなぎのことで、皮も柔らかく、身も脂が乗り、小骨も少なく美味しい状態のうなぎ。

鰻を待つこと30分位。
その間、小鉢を味わったり、職人さんの動きを楽しんだり。
Goedは、スタッフの方から、あひるさんをもらって時をしのいだ。


そして。
ついに注文した鰻重がやってきた!!



鰻重は、5本口と6本口を一人前ずつ注文。
  
  5本口・6本口とは、うなぎが一キロあたり何尾かと言うことです。
  6本口はやや小ぶりのためうなぎが柔らかくあっさり。
  5本口は身に歯ごたえがあり、うなぎ本来の味わいをよりお楽しみ頂けます。





旨い。
旨いっ。
旨いーっ!!
新仔だからんだろうね、小骨がほんと、気にならない。

そして、糠漬けも、旨いっ!!





ごはんを大盛りにして頂き、Goedに取り分ける。

Goedも美味しかったみたいで、お店を後にしても、翌日になっても、ずっとずっと、「うなぎ、おいしかったねー」と言うもんだから、2日後の「丑の日」も、鰻にしてしまったよ。
Goedのために的な書き方だけど、実は親が食べたかったのかも?!

もちろんスーパーのだけどね。



はい、完食。
鰻を食べて、親子3人、元気モリモリにPOWER UP。







来年まで鰻は御預け。
御馳走様でした。
夏を乗り切れそうです。






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