2013年8月31日土曜日

『かさ』太田大八 作・絵

ミラクル!!

最近調べていた、長崎の"祈りの丘絵本美術館"。
現在、企画展では、"太田大八"さんの原画展というものをやっているそうだ。
ふむふむ。
『かさ』という絵本が気になるな~。

"かさ"。
Goedがしっかりと発音できる数少ない日本語であり、早いうちに覚えた日本語でもあるからね。

気になるわぁ、そう、思ってた。


いつものように図書館に行く。
Goed、本棚から本を引っ張り出してきて、私に渡す。

えーっ?!
ほんとーっ?!
アンビリーバボー!!



渡された本は、なんとなんとのまさに、太田大八さん作・絵の、『かさ』。

ミラクル!!










内容はといえば、雨降りの中、天気予報が当たらなかったのか、傘を持っていないお父さんを、女の子が駅に迎えに行くというお話。

文字はない。
女の子の傘が赤いだけで、全面黒のみ。


道中の女の子の冒険心と好奇心を感じつつ、圧倒的な責任感を感じるの。
お父さんに傘を渡した達成感と会えたことの安心感も。


私は自分自身がお父さんっ子であったけど、駅に迎えに行ったことはない。
そもそも駅までは歩いて1時間以上かかる、ド田舎育ちなもので。
憧れるなぁ。

きっと帰り道、お父さんにご褒美を買ってもらったんだろうなぁ。
憧れるなぁ。

お父さんを迎えに行く絵本、お父さんっ子の私には、なんだか、たまらくなるなぁ。





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