2014年5月19日月曜日

遠回りして帰ろう

自分の育った町は、山の中。
幼稚園も小学校も中学校もその町だった。
友達の家に行ったり、公園に遊びに行ったり、山や川に遊びに行ってれば、そりゃ、縦横無尽に町を知るか。

ここに引っ越してきて、3年。
まだまだ近所には知らない場所がいっぱい。
目には見えているけど、線路のあっちってだけで、すぐそこなのに、行ったことがない範囲は広い。
用事の無い場所には、なかなか、ルートを変えて遠回りすることもなく。

こりゃ、いつまでたっても私の故郷にならないなぁ。
もっと知りたい、自分の住む町。


母の日前日5月10日、omaのおうちに行ったその帰り、
いつもと違う道を歩いてみた。


初めて見た景色。
里山的な風景にうれしくなる。

丘のふもとにグラウンドがあって、その周りは畑。
丘にはどこから上がれるのかな。
丘の向こう側はどこなんだろう。
丘の向こうはどんな風景かな。




今は豆が旬。
枝豆、さやえんどうがスズナリだ。

私の母が畑仕事が好きだったし、親戚のうちも畑があったから、よくある野菜根菜なら、見えなくても大体はわかるかなぁ。

スーパーの野菜は畑ではどんな姿をしているのか、事ある毎に息子に教えて行くのは、親の仕事だな。
当たり前の知識なのに、当たり前ではなくなっている昨今ですからね。

うん、めざせ、アグリ男子。




そんな、母の日、遠回りしながら想う、故郷の作り方と野菜の教養についてでござんした。


母の日前に届けてもらった大谷芍薬園の芍薬は、omaのおうちの玄関で、今年もまた、見事に大役を果たしてくれておりました。








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