2014年5月25日日曜日

『森の絵本』長田弘 作 荒井良二 絵


"Let's go and look for what you prize."
「きみのだいじなものをさがしにいこう」

大事な物ってなんだろう。










元気で前向きな心。

  森の中を流れる川の水の輝き
  森に咲く花々の色

それらを美しいと思える、心。








未来の宝物。

  公園から聞こえてくる子供達の笑い声

子供達が笑って遊べる、環境。








健康な体。

  どこかで誰かが焼くお菓子の匂い

美味しそうな匂いに空腹感を覚える、健康な体。 






子供時代。
  
  昔読んだ絵本の中の記憶
  子供の頃空を見上げて夢見ていた窓辺

無我武夢中になっていた自分、夢を見ていた自分。




恋人や家族や好きな人

  好きな人の体温
  好きな人の自分への眼差し

失ってみないと気付きにくいけど、森に行って、独りになってみたら、素直に気付けるね、きっと。






森に行こう。
好きな人は、横にいない。







豊かな沈黙と時間の流れる、悠久の時を刻んできた静かな森に身を置いて、独りになってみれば、気付くかな、好きな人の存在感と必要性。

森って、人間を素に戻せるところ。
好きな人って、自分を素に戻せる存在。




 私なりに読み取って、大きく共感。
『森の絵本』でした。






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