2013年11月21日木曜日

善き話、戴きました

近頃聞いた、心に残る、善き話。
3本立てで、備忘録。

Mihoちゃんのお姉さんの話 -車両の中は一致団結-

Mihoちゃんにはお姉さんがいるんだね。
そのお姉さんが子供と一緒にゆりかもめに乗った時の話を、教えてくれました。

子供、電車の中でちょっとぐずってしまう。
「うるせー、降りろよ」と、とび職風な格好の男から怒鳴り声。
「すみません、次の駅で降ります」とお姉さん。

その時のこと。
「おまえが降りろよ」と、40歳位の会社員風な男の人が切り返す。
周りの乗客達も、「そうだそうだ」と加勢する。

車両の空気は怒鳴った男を次の駅で降ろしたそうな。
なんとスカッとするお話。
ともすれば逆切れされてもおかしくないこのご時世。
大人気のない言動に、臆することなく言い返したその男性と、その男性を独りにはさせなかった乗客達。
天晴れです!!

誰かが受けている迷惑行為に、立ち向かえる勇気、培いたいものです。
喉元まで込み上げている声、出すようにしたいです。


somaの胎内記憶

emnkからLineがやってきた。
「昨日さ、胎内記憶についてsomaに聞いてみたんだけど」
「備忘録がてら書かせて♡」

すっごい興味津々。
胎内記憶は3歳過ぎると忘れてしまうと言われている代物。
しかも聞くのは1回勝負だとか、じゃないと知恵がついて作り話しちゃう可能性大だとか。

「3人でお風呂に入っている時に、ふと思い出して聞いてみたの」

母「ねぇねぇ、ママのお腹の中にいたこと覚えてる?」
S「もちろん」
母「お腹の中で何してたの?」
S「ねんねしてた~」
母「寒くなかった?(←やや誘導尋問気味)」
S「全然寒くないよ~、あったかかったよ」
父「お腹の中でお父さんの声聞こえた?」
S「うん、聞こえた」
父「なんて言ってた?」
S「かわいいね~って言ってたよ」
母「お腹の中から出てくるの大変だった?」
S「大変じゃなかったよ~」
(文章そのまんま抜粋)

父は近頃「かっこいい」と褒めることはあっても「かわいい」とは言わないところからして、真実味が高いとの判断。

emnkのお腹の中で幸せな時間を過ごしてたようだね、soma。

もし仮にだよ、記憶でなかったとしても、両親の質問にポジティブに即答してくるんだもん、お父さんとママのこと、今、大好きなんだよね、あったかさを感じてるんだよね。
胎内記憶を語れる子供も、語られた親も、どちらも幸せだぁ。

Satocchiにも、このLine、見せたんだ。
「来年のGoedの誕生日旅行の時に、聞いてみようか」だって。


読み聞かせスタッフさん達の切り返し

いつものように、踏切超えて川沿い歩き、図書館へ。
いつものように、他のママさんが読み聞かせてる中に入り込む。
(嫌がらないママさん、お子さんにいつも感謝)

まもなく「おはなしかい」がはじまるんですって。
対象は、4歳から小学校低学年。
でも、「4歳になっていなくても、おはなしを聞きたい子は参加できます」、なのだそう。

夏にも偶然、おはなしかいに当たったことがあったけど、じっとしていられなくて途中退散。

今回もスタッフの方から「どうぞ♪」という優しい言葉に誘われて、参加チャレンジ。

Goed自ら、一番前の空いている席を見つけてチョコンと座ってスタンバイOK。
明治学院大学のお姉さん2人と図書館スタッフの方の読み聞かせの、はじまりはじまり。

『わたしとあそんで』
キョロキョロしながらも、なんとか一聞き手として楽しんでいる様子。

『そらいろのたね』
場馴れしたのか耳に入ってくる知ってる単語をおっきい声でリピート。
 「たねー、たねー、タータン、たねー」
みんなの口から洩れて聞こえる感動を、過剰に真似してうるさい。
 「わぁ~、すごーい!!」
離れて見守りつつ、注意しに行くと、逆ギレ。
 「タータン、すわって、そこ、すわって」
いちいち絵本に寄って行って、気になる絵を指さしに行く。

他の子からもシーッってされるわ、白い目で見られるわ・・・。

でもね、わかってる、Goed、この本、かなり楽しんでる。
読み手のお姉さんも、なにかGoedを惹きつてる。

でもね、だめなの、みんなで絵本を読んでもらっている時は。
語りが聞こえないし、絵本が見えないし、語り手も聞き手も集中できないし、みんな楽しくなくなっちゃうの。

『ももたろう』
もうすべてがMAXになっちゃって。
共感も注意も状況を悪化させる一方。
他の子供達もGoedばかりが気になって、絵本に集中できてない。
これはもう、無理矢理抱きかかえて退散だ。


外に出て、カンカンに怒ってるGoedの頭を、ちょいと荒治療で冷やす。
状況を説明。
読んでくれたお姉さん達に、「うるさくしちゃってごめんなさい」をしに行くことに決定。

そんなGoedを、図書館のスタッフの方曰く、
「だいぶ、たのしめていたようですよ!!
 まだ早いだなんて思わずに、是非また来てください、徐々に慣れていきますから」
大学生のお姉さん、
「緊張してたんですけど、すごく反応してくれて、緊張がほぐれました」

そんな風に言ってくれるのですか!!
迷惑被ったはずなのに、しかも他の子供や親御さんのこと思えば、私には身に余るお言葉。
お陰で嫌な思いが吹っ飛びました。

私もそんな風に、誰かの嫌な思いを吹っ飛ばせるような言葉、かけることができるだろうか。
かけたいね、かけようよ。
そのためには、思いやりと冷静な判断力が必要だと思うから、かなりの訓練、しなくちゃね。


Goedには、「ちっちやいおはなしかい」の方が適しているけど、体操教室とバッティングなのよね。
キッズサークルにも読み聞かせのイベントが月に1度あるので、そこで十分練習しよう。
そして、かっこいい聞き手に、なろうぜぇ。




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