注射なんか、へっちゃらさ

そうだ、日本脳炎。
おっきな書類が来てたっけ。
3歳になったら日本脳炎の予防接種を受けて下さいって。

今日、行っとくか、6月の、13日金曜日、お日柄もよく、注射の日にふさわしいかも。
というわけで、1回目の日本脳炎、行ってきました。

「注射だもん、そりゃぁちょっとは痛いよ、でも、すぐに終わるの、泣く必要なんかないんだよ」
「先生に、かっこいいところ、見せてやれ!!」
「ぼく、泣かないよって言っちゃえ!!」

そう言い聞かせて病院へ出向く。
インフルエンザの予防接種以来の注射だから、注射のこと、忘れちゃってるのか、びっくりするくらい楽観的。
「ぼく、なかないっ!!」
元気な声で、練習してる。

いざ診察室に入ると、ちょっと怖気づいてる。
「先生に何か言いたことあるんだよね」と煽ると、
「ぼく、なかない」
なんだよ、えらい小さい声やないかーい。

でも、泣かなかったよ、ほんとに。

ご褒美に、バスに乗りましょうよ。
そして、お昼ご飯を一緒に食べましょうよ。

そこに電話がなる。
Satocchiからだった。
昨日エレベーターで倒れちゃったことが心配で、病院に行ってほしいから半休取ったよって。
で、もう、戸塚だって。

もう、ばっかだなぁ。
とにかく、戸塚区役所の102cafeで一緒にご飯食べようや。
Goed、注射泣かなかったんだよ、すごいんだぜー。

ペンギンの絆創膏を自慢気にパパに見せて、Goed、してやったり顔。


パパとオレンジジュースを半分コ。

私、まもなく健康診断があるの。
そこで血液検査もするから、今病院行かなくても、いいよ。
蒸し暑い時に、無理に走ったりしないとか、貧血気味かもしれないから食事に気を付けるよ。



だから。
ありがとね。

だから。
Goedにご褒美のアイスクリームでも食べさせてやって!!

サーティーワンへGO!
Happy For Youという商品が、4つのフレーバーが楽しめるという。
メッチャカラフルな、"トリオ・デ・ジャネイロ"と"マカロン・マカロン"をチョイスしてみる。
これが、とってもイケテたゼ。

Goedにほとんど食べられたゼ。





Goedには酷な話だけど、日本脳炎予防接種は、2回打たないといけないのだ。
6日から28日の間隔を空けて。

しかもGoedは、ポリオの4回目最後の不活化ワクチンも打たないといけない。

Wで行きましょ。
がんばりましょ。


母「この前は泣かなかったね、かっこよかった。今回も、がんばってみよっか。なんの絆創膏がいいかなぁ」
G「でんしゃ!!」
母「OK、じゃ、お母さんが先生に電車の絆創膏貼って下さいってお願いしてみるよ。だから泣かないよ。」

6月27日。

今日は、"I'm O.K!"のTシャツも着て行ったしね。
そんな私の思惑を、ちゃんと汲み取ってくれたF先生。
「ぼくは大丈夫って書いてあるTシャツ着ちゃってるしね、がんばれよ。」







うん、えらい!!
泣かなかったね～。
左右打つごとに、ちっちゃい声が漏れたけど、泣きはしなかったね。

電車の絆創膏、貼ってもらっては、笑ってたっけね。

じゃ、ご褒美にやっぱり、バスに乗って、102cafeでご飯食べよ!!
「パパもくる？」
前回のこと、ちゃんと覚えてたんだね。
でも残念、今日は来ないよ。

今日は桜エビのペペロンチーノだって。
うーん、旨そう。

102cafeは、大盛り無料だからね。
前回同様、取り分けたんだけど、ペペロンチーノだもんなぁ、3歳くんには、辛かったってさ。
コンソメスープはお気に召したようで、スタッフの方に、
「だれがつくったの？」
って聞いてたよ。

ペペロンチーノは、ペペローンと、母の胃袋に落ちてゆきました。


強くなったもんだと、本当にうれしく思ってる。
言葉の理解度が深まったことが、彼の強さを育ててるんだと思う。
「痛いのはちょっとだけ、泣く必要ない、泣かない男がかっこいい」という説明を理解したこと、「ぼくは泣かない」と先生に誓ったこと、自分が選んだ絆創膏を用意してもらったことが、彼を注射の恐怖と痛みを堪えさせたのだろう。


どんどん強くなれ。
君の前途には、泣きたくなることなんて、山のようにあるんだからっ☻